カワサキモータースジャパンは9月2日、ネオレトロスポーツ『Z650RS』の2025年モデルを発表した。カラー&グラフィックを変更し、フューエルタンクマークにヘリテージロゴを採用している。価格は107万8000円で、10月1日発売となる。
Z650RSは、かつて「ZAPPER(ザッパー)」と呼ばれたスポーツモデルのデザインからインスピレーションを得て誕生したモデルで、レトロスタイルと現代のスポーツモデルテクノロジーを融合。
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丸型ヘッドライトの上に並ぶ砲弾型メーターユニット、ティアドロップ型のフューエルタンクから低くスリムなシートを経てテールカウルへ至るまで、そのデザインエッセンスは、かつて人気を博したスプリンターモデルを彷彿させるもの。
軽量・コンパクトな車体は、エンジンを強度メンバーとするダイヤモンドフレームで構成。骨格はカワサキ独自のトレリス構造として、剛性としなやかさを両立させた。パワーユニットは『Ninja 650』や『Z650』で定評ある649ccの水冷4ストロークパラレルツインエンジン。最高出力は50kW(68ps)/8000rpm、最大トルクは63Nm(6.4kgf・m)/6700rpm、低中回転域から豊かなトルクを発生させ、高回転まで滑らかに吹き上がるこのエンジンは、KTRC(トラクションコントロール)搭載により使いやすさを高めた。
カラーラインアップはエボニー(グリーン/ブラック)、エボニー(ブラック/ゴールドストライプ)の2色。フューエルタンクの“KAWASAKI”ロゴが、大文字のヘリテージロゴに変更されているのがポイントだ。
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