福山理子の大分ツーリング〈番外編2〉長湯温泉「ラムネ温泉館」と猫ちゃんが案内してくれる美術館が最高！

大分ツーリングの本編はこちら！
大分ツーリング番外編1はこちらです。


大分の温泉と大好きな猫がいる美術館へ
あたくし、バイクを返してしまったので友人に車で温泉に連れて行ってもらうことになりました。

結局、「温泉県おおいた」にいるのに、初日に空港で足湯に浸かっただけで、まだ、体ごと温泉に浸かってなかったのであります。さすがに大分に住む友人たちが、そんな、あたしへのおもてなし。

あ、ちなみに、あたしが趣味で記録している「旅先のガソリン価格」はこちら。2019年春、大分では、ハイオク168円前後。東京より5～10円ほど高めでした。

さて、少し寄り道しながら目的地の温泉へ向かいます。

まず、友人オススメの「鳴門うどん」さん。

おうどんの値段が1玉でも2玉でも3玉でも変わらない!?
大分で学生をしていた友人たちは、とても助かるお店だったそうです。

お昼時はサラリーマンや地元の人でもいっぱいでした。
「東京にないお店にいきたい！　行ったことないないとこ！」と、あたしは騒ぐからね。初体験や、知らないことが少なくなるのが好きなんです。「鳴門うどん」覚えたぞ！

それから、モトクロス場にも連れて行ってもらいました。
こちらモトランド今市さん。あたし、モトクロス場って素朴で大好き。

バイクは1台もいなかったけど、コースを眺めてるだけで、ついつい長居しちゃうよね。バイクが走ってる姿を想像したりして。

調べてみたら大分には3カ所も、モトクロス場があるようですよ。

いよいよ温泉！ さらに猫！
うぉ～懐かしいな、竹田市長湯温泉のガニ湯。遠くからみるとカニの形なんだよね。
昔ロケでバイクで来たの。とっても開放感があって大好きな温泉のひとつ。

続いて、同じ長湯温泉のラムネ温泉館。なんと、あたしここも2回目。
ガニ湯とラムネ温泉コースはある意味セットなのかしら？　実は歩いて移動できちゃう距離。温泉のはしごには、このふたつオススメです。

好きな温泉なので、友人たちには「違うとこ！」とわがまま言わずに、良い子にしておきました。

ラムネ温泉は一度来たら、絶対に忘れない温泉。

看板からしてとってキュート。あたしの勝手イメージですよ。ラムネみたいな人が頭にタオルして目をつぶって、アワアワのラムネみたいなお湯に浸かってる。

なんとも、10筆くらいで書けそうな単純なイラストなんだけど、わかりやすくって、親しみやすくっていいんだよね。

おかげであたしは、このキャラクターくんの大ファンで、タオルやら、Tシャツやらいっぱい持ってます。

入り口にある飲める温泉は、あたし的にはしっかりと温泉の味がします。

ぜひ試してみてね。ほんとうにするわよ！　体の中からも外からも健康に。

そして、温泉。全身が銀色の泡に包まれる天然炭酸泉。うわあぁ～やっぱり、ぶくぶくした泡はなんとも不思議。体が全身くまなく綺麗になっていく感じを味わえます。

「あ～気持ちよかった」と、フロントでラムネなんぞ飲んでいると「猫がいます。お好きな方はどうぞ」という張り紙みが。

待合室の上に以前は気づかなかったけど美術館があるみたい。温泉に入った人は無料なんだ。

なんと、そこを猫ちゃんたちが案内してくれるって書いてある。

「好き好き！　ねこ大好き！」と、もちろん上がってみることに。

すると、驚くんだけど、ねこちゃんが、足にまとわりついてきて離れない。わぁ、ホントに案内してくれるのねぇ！なんとも嬉しいサービスでした。

（素晴らしい画伯たちの作品が並んでいます）

それから、温泉から出たあとの牛乳とかラムネって間違いないなって残りを飲み干した。

大分旅の〆
「知らないことを知っている」

あたしには大学時代に影響を受けた哲学者の言葉がいくつかある。

そのひとつがソクラテスの言葉。そう、あたしも、何も知らないことを知っているの。

だから、それをひとつでも多くなくしたい。常に楽しく生きていくために探究していたいと思ってる。

だから、あたしとって「旅」はいろんなことを知れる大切な生きてる学問。今回の旅でも、あたしはほんのちょっぴりかもだけど、ステキな人間に近づけた気がする。

さぁ、また旅にかけよう。
あたし、ずっと生きた旅をし続ける。

文：福山理子／写真：福山理子とお友達

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