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絶滅寸前!? 50cc原付スクーター スズキ「レッツ」は日常の足に最適な1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

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絶滅寸前!? 50cc原付スクーター スズキ「レッツ」は日常の足に最適な1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

実は歴代「レッツ」の愛用者

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。今回は50cc原付スクーター、スズキ「レッツ」に試乗してきました。

女子高校生が「ザ・原宿バイク」と呼ばれた’80年代のオシャレな原付バイク、ホンダのラクーンに乗ってみました!

 実はスズキのレッツ、レッツ2とレッツ4の2台を僕の実家で所有していて、以前はちょくちょく乗っていたんです。

 2ストロークのレッツ2は父親が通勤用で使用していましたが、レッツ4は僕が配達のバイトをするために購入し、普段のちょっとした足だったりにも使用していたので、良く知っているバイクです。

 しかし当時はネットで中古車として購入し、不具合が出れば直すなどを繰り返しながら乗っていたので、現行のレッツと乗り比べるには無理があるというのが実情。

 そのため、現行のレッツに乗るのは今回が初めてですが、16歳になってすぐに原付免許を取得して、バイトや移動用に原付を乗り回していたので、原付き歴は割と長く、身近な存在です。

 そんな原付バイクに改めて試乗するのは初めてでしたが、2025年11月から原付一種に適用される排ガス規制や、電気バイクの普及によって、50cc以下の原付一種の国内生産がほとんど終了してしまうと言われており、新車の原付スクーターが買えるのもそう長くないということで、今回は皆さんにレア車になりつつあるレッツの紹介&インプレをお届けしていきたいと思います。

 まずレッツの装備や特徴を紹介していきます。原付といえば、とにかく利便性。

 グローブやペットボトルなどの小物が入る便利なインナーラックが装備されていて、間口が広く、荷物の出し入れもスムーズに行える点が高評価。原付きには、無くてはならない装備です。

 続いて、U字ロックホルダー付きリヤキャリア。最大積載許容重量は3kg、結構な荷物が積めちゃいます。

 段ボールなど箱型の荷物を運びたい際には大活躍すること間違いなし。

 そして、トランクスペースはフルフェイスヘルメットが横向きに収納できる大容量サイズ。

 ヘルメットだけでなく、インナーラックに入り切らない荷物などを収納するのもおススメです。

取り回しが良すぎるのが原付の魅力

 それでは、レッツの足着きを、レッツチェッーク!!!

 レッツのシート高は695mmと低めなので、身長165cmの僕で両足がベッタリと地面に着きます。

 車両重量は70kgととにかく軽い。取り回しや乗った状態での押し引き、引き起こし、スタンド立てなど、すべてが自由自在です。

 エンジンスタートはセルかキックで行います。加速感は、アクセル開度に比例して加速していく感じ。

 決してパワーがあるとは言えないので、合流の際はある程度一気にスロットルを回して速度を合わせていった方が安心かもしれません。

 速度が乗ってしまえばスピードをキープするのが楽で、スムーズに走ってくれます。

 そして軽くて、とても小回りが利く。ブレーキもよく効く為、止まりすぎたり曲がりすぎる事もあって、少し戸惑うほどの取り回しの良さ。そのくらいクイックで、無駄のない走りが可能です。

 久しぶりに原付バイクに乗って、原付きの扱いやすさや使い勝手の良さ、楽しさを改めて感じることができました。

 やはり買い物や通勤など、「ちょっくらそこまで」に1番便利なバイクは原付です!これを機に、自分のレッツにもまた乗ろうと思います。

 という事で、レッツの価格(消費税込)は17万8200円。カラーは、パーセクブルー、サンディベージュ、ブラヴォドブラックの3色展開となっています。

 是非参考にしていただけると嬉しいです! それではまた、次回のインプレ記事で!

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みんなのコメント

3件
  • dar********
    私が高校生の頃にホンダ·ロードパルやヤマハ·パッソルが出て来て「ソフトバイクブーム」が起こり原付バイクが増えました。「スクーター」と言うジャンルの乗り物は1960年代の末にいったん消滅していて、日本自動車工業会の統計の項目からも消えていた時期がありましたが1980年にホンダが「タクト」をメーカー公式に「スクーター」と言って発売して、その後は一気に普及しました。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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