ダイハツの軽オープンスポーツカー「コペン」が20周年を迎えた。これを記念した特別仕様車の発表会場から、ダイハツの熱きコペンに対する思いをリポートする!
コペンの未来は明るい!
6月19日(日)、神奈川県鎌倉市にある「Copen Local Base Kamakura」で、コペン誕生から20周年に関するメディア向け説明会がおこなわれた。
当日の会場周辺は、日曜日ということもあって多くの観光客で賑わっており、道も混雑していた。なぜ、この日に開催されたのか? というと、初代コペン、そして2代目コペンの発表日がともに6月19日だったからという。
冒頭、ダイハツ工業 取締役 営業CS本部長の武田裕介氏が「コペンはめでたく本日、生誕20周年を迎えられました。ありがとうございます」と、謝意を述べた。
続けて、ダイハツの取り組みやコペンの現況などについて説明されたあと、「2014年から8年間、コペンの聖地として皆様に愛されてきたCopen Local Base Kamakuraは、20周年という節目で、新たな地へ移転することになりました。大阪にあるダイハツ町1番1号へ移転を計画しています。これまで以上にコペンへの思いを込め、計画しております」と、突然の発表があった。
次に、くるま開発本部 製品企画部 部長の南出洋志氏からコペンの20年のあゆみ、目玉となる20周年記念特別仕様車について説明があった。
“上質”をキーワードに開発したそうだ。日常における特別感の演出をねらったそうで、南出氏は「初代にあった本革シートの要望も多かった。いかに初代の雰囲気を出すか?を主眼に置いて開発しました。ボディのあちらこちらに初代コペンのロゴが散りばめられているのもポイントです」と、語った。
20周年特別仕様車は豊富な専用装備が特徴だ。エクステリアでは専用デザインのBBS製鍛造16インチ・アルミホイールやLEDヘッドランプ、メッキアウターハンドル、エンブレムなどが、インテリアでは、専用デザインのMOMO製本革巻きステアリング・ホイール、自発光式3眼メーター、本革巻きシフトノブ、本革スポーツシート(コペンロゴ入り)、スカッフプレートなどが目を引く。
南出氏の話にあった初代コペンのロゴは、リアやヘッドレストなどに刻印された。
Copen Local Base Kamakuraに展示されたプロトタイプは、上質を謳うとおり、軽自動車とは思えぬクオリティの高さだ。
目玉の本革シートは、初代で使われたレザーの材質などを再現したそうで、パッと見た限り300~400万円クラスの普通車と遜色ない完成度だった。
リリースには未記載だったが、フロントグリルに装着されたエンブレムは、コペンのものではなくダイハツのブランド・ロゴに変更されたのも興味深い。
BBS製鍛造16インチ・アルミホイールは、通常モデルでもオプションで選べるというが、価格はなんと約19万円というから驚きだ。
価格こそまだ明かされていないけれど「コペンGRスポーツ」(238万2200~243万7200円)よりは安価になるというから、ベース車の「セロ」(194万3700~196万5700円)よりプラス30~40万円前後が予想される。
鍛造のアルミホイールと本革スポーツシートだけでも30~40万円を優に越えそうだから、なかなかお買い得な仕様かもしれない。コペン20周年記念特別仕様車は、力の入った1台だった。
それにしても、会場でもプレスリリース内でも「コペンを作りつづけます」と、“生産続行”を強く宣言したのは印象的だった。なぜ、このタイミングで宣言したのか? 武田氏に訊いた。
「20周年という節目で、生産をつづけますという思いが自然と出ました。オーナーの皆さまからの(生産を)つづけてほしいという声も含めてリリースに書きました」
南出氏によれば、2025年の衝突被害軽減ブレーキ搭載義務化に向け、開発陣は努力を重ねているそうだ。
武田氏&南出氏の言葉と想いから、コペンの未来は明るい!と、見た。
文・稲垣邦康(GQ) 写真・小塚大樹
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みんなのコメント
GRのフロントブレースも追加され乗り味も質感高いものになっていそうですね。
とりあえず2025年までは作り続けてくれるようで安心ですが、軽自動車サイズで継続となると将来はEVでしょうか…
今まで同様、FFとは思えない一体感あるハンドリングと楽しさは変えないで欲しいです。