この記事をまとめると
■世界のとんでもなく豪華なキッズカーをふたつ紹介
どうみても4輪車のカタチなのに3輪車! 遊びじゃなくて大真面目に作られたイギリス車「フリスキー」って何もの?
■ひとつはスワロフスキーを惜しげもなく使用したジャガーEタイプ
■もうひとつは実際に4ストロークエンジンを搭載したランボルギーニ・カウンタック
ギャル専用のようなキラッキラのジャガー
こういうの見るとつくづくセレブ家庭に生まれたかったと思うことしきり。キッズカーといえば、どこの馬の骨とも知れないプラスチックボディを、軋むペダルでヨタヨタ進むのが相場かと。ですが、かの国ではランボルギーニ・カウンタックとジャガーEタイプですよ! むろん、お値段もちょっとやそっとのお金持ちでは手が出せないものでしょうが、子どものころに出会っていたら間違いなく運命変わっていたでしょう。むしろ、こんなゴージャスなキッズカーは子どもにとって目の毒なんじゃないですかね(笑)。
まずはクリスマスも近づいてことですので、飾り立てたもみの木が良く似合いそうなジャガーEタイプからご紹介。どうですか、このキラキラっぷり! ギャルが集まるクラブに出かけても、これほどまでの輝きはお目にかかれるものでもありません。ボディに散りばめられたクリスタルは堂々の10万個で、しかもキシリウスカットと呼ばれるスワロフスキー社のなかでもハイエンドの輝きを誇るもの。これだけでも相当なコストがかかっていること、言うまでもありません。また、ボディだけでなくスカットルからドアまで続くトリムラインにもクリスタルが埋め込まれ、映えることこの上なし。
むろん、インテリアもリッチ&ゴージャスな仕上がりで、フワフワ加工されたレザーを惜しげもなく使い、これみよがしのダイヤモンドステッチで囲まれるなんて小さな子供にはもったいないほど(笑)。
そして、センターに据えられたステアリングもピカピカに磨き上げられ、同じくキシリウスカットのクリスタルがあしらわれるという徹底ぶり。日本でこのジャガーが似合うのは銀座の高級クラブ一択、といったら笑われてしまうでしょうか。
ベースのキッズカーをここまでドレスアップするのにおよそ300時間かかるとのことですが、オークションでの落札価格は6000ポンド(約110万円)と意外なほどリーズナブル。リアルなEタイプのオーナーなら、子どものためというより自分のために欲しくなるかもしれません。
エンジン付きで1500万円の「おもちゃ」
一方のキッズサイズのカウンタックはキラキラEタイプの10倍、6万ポンド(およそ1100万円)というキッズカーとは思えない値段で落札されています。それもそのはず、こちらはリアルなランボオーナーの声にこたえて作られた本格的キッズカーでして、400ccながらも4ストロークエンジンを搭載し、前進2段、後進1段のATつき。なんだったら、父ちゃんのカウンタックをスリップストリームで追いかけられそうなマシン。
1985年、イタリアのアゴスティーニ社が中東の顧客からオーダーを受けて製作したのがスタート。当時の北米でリアルなカウンタックが12万ドル(当時のレートならば3600万円ほど)で販売されていたのに対し、5万ドル(同じく1500万円ほど)という堂々の値付け。やっぱりオイルダラーは桁外れなもの買いやがる(笑)。
とはいえ、製作時間は450時間が費やされ、忠実にスケールダウンされた佇まいは二度見しなければキッズカーとはわからないほど精巧です。さすがにペリスコープまでは再現されていませんが、シザースドアも本家同様の開閉をしますし、インテリアの再現についても文句なしのソックリさん! モモのステアリングを使用しているあたり、小憎らしいほど「わかってる」作りなのです。
むろん、これだけの完コピですから、ランボルギーニの許可をとっており、フロントノーズには雄牛のエンブレムだって輝いているのです。
また、本家にはついにラインアップしなかったオープントップモデルも用意されています。中東だろうが、ませガキだろうが、子供の成長は早いものですからルーフがなければ中学くらいまでは乗っていられそうですからね。とはいえ、オークションで人気があるのはやっぱり初期型のLP400を模したクローズドモデル。約20台が作られた大半がオープンだったらしいので、希少価値も高いのでしょう。
子どもの目には毒に決まってますが、大人の目だってくらんでしまいそうな2台。せいぜい、来世のセレブ家庭への転生を願うほかないようです。
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足で漕ぐやつ。