現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > よりSUVらしく! GLシリーズの末弟、「メルセデス・ベンツGLA」が2代目へと進化

ここから本文です

よりSUVらしく! GLシリーズの末弟、「メルセデス・ベンツGLA」が2代目へと進化

掲載 更新 2
よりSUVらしく! GLシリーズの末弟、「メルセデス・ベンツGLA」が2代目へと進化

ホイールベースを30mm拡大して居住性がアップ

12月11日、ダイムラーはフルモデルチェンジを受けて2代目に生まれ変わった新型「メルセデス・ベンツGLA」を発表した。欧州では2020年の春に発売され、その後、アメリカや中国に導入される見通しだ。

【スクープ】「EQシリーズ」の頂点! 「メルセデス・ベンツEQS」の市販型プロトタイプをキャッチ

新型のボディサイズは全長4410×全幅1834×全高1611mmで、ホイールベースは2729mm。このディメンションは従来型と比べて14mm短く、30mm幅広く、104mm高い。ホイールベースは30mm拡大された。

スタイリングは全高が10cm以上高められたことによって、先代型よりSUVらしいフォルムになった。ホイールベースを拡大した一方で、全長は少し短くなったことで、オーバーハングはフロントが905mm、リヤは776mmと比較的短めに。これにより18.3度のアプローチアングル、22.1度のディパーチャーアングルが確保された。




デザインは現行「A/Bクラス」、「CLAクーペ/シューティングブレーク」と同様に新世代メルセデスのデザイン哲学「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」が反映。キャラクターラインを減らしフラットなサーフェスが強調されている。とはいうものの、ボンネットフードの「パワードーム」にはプレスラインが入るなど、SUVとしての力強さは表現されている。前後ライトのデザインも一新。リヤライトが2分割されているのはテールゲートの開口部を少しでも広くとるためだ。

インテリアデザインの基本は、現行A/Bクラスなどのイメージを反映。航空機エンジンのタービンからインスピレーションを得たエアコンルーバーなどは、それを実感させるディテールだ。

インパネには7インチと10.25インチ、またはふたつの10.25インチディスプレイが配置され、デジタル化の促進を感じさせる。対話式音声認識機能を採用した「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」も採用されている。

全幅や全高、ホイールベースの拡大により、室内は広くなった。フロントのヘッドルームは最大22mm、リヤのレッグルームは116mm拡大。肘まわりのスペースはフロントで34mm、リヤで45mm広くなっている。

荷室も拡大した。シートが定員乗車状態の通常時では従来型より14Lプラスとなる435Lを確保。さらに荷室は40対20対40の3分割可倒式リヤシートによってアレンジが可能だ。荷室最大時の容量は未発表だが、長さで1422mm、幅で1272mmの空間が確保できるという。

パワートレインは今のところガソリン仕様を2種類設定。「GLA200」には163ps/250Nmを発揮する1.3L直列4気筒ターボと7速DCTを搭載し、8.7秒の0-100km/h加速、210km/hの最高速、そして最高で17.9km/Lの燃費(欧州複合モード)を実現する。

そしてAMG仕様の高性能版「AMG 35 4MATIC」には、306ps/400Nmを発揮する2L直列4気筒ターボと8速DCT(AMGスピードシフトDCT 8G)を搭載。5.1秒の0-100km/h加速、250km/h(リミッター作動)の最高速、そして最高で13.5km/Lの燃費(欧州複合モード)をマークする。

運転支援システムは最新型が採用され、コンパクトカーセグメントで最高水準を誇る。ステアリングアシスト機能や緊急回避機能、出口警告機能、横断歩道での歩行車検知機能など、多彩な機能を盛り込む。例えばアクティブブラインドスポットアシストは、後方から来る自転車も検知し、ドライバーに知らせる。また、衝突回避を支援するアクティブレーキアシストは車速60km/h以下で作動し、静止状態の車両や、歩行者との衝突を回避する。




【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
レスポンス
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
くるまのニュース
 今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
バイクのニュース
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
AUTOSPORT web
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Auto Messe Web
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
レスポンス

みんなのコメント

2件
  • 正統派?なSUVシルエットはGLB任せで4ドアクーペ的な立ち位置でしょうか?………いや、GLBのショート版か?
    何にせよ、かなり重厚感を感じます。
  • A.B.CLA.GLA全て同じに見える…。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

548.0582.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.0559.0万円

中古車を検索
Bクラスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

548.0582.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.0559.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村