■三菱「トライトン」日本導入の可能性アリ? ゆくゆくは「パジェロスポーツ」も…
三菱の「トライトン」というモデルをご存じでしょうか。タイで生産され現地の需要をまかなうほか、世界各地へ輸出されているピックアップトラックで、日本日本で販売されている車種で言えば、ライバルの代表はトヨタ「ハイラックス」。現地ではいすゞ「D-MAX」や日産「ナバラ」など競合モデルが多く存在します。
トライトンはかつて、2006年から2011年にかけてタイからの輸入車として日本でも販売されていました。しかし現在は日本には導入されていません。
【画像】こんなカッコイイ”三菱”が日本導入!? 三菱 新型「トライトン」を画像で見る(62枚)
そんなトライトンは近々、フルモデルチェンジを予定しています。生産拠点であるタイでは、7月26日に発表されることが公式アナウンスされています。
公開に先立ち三菱は、3月にタイで開催されたバンコクモーターショーで、新型トライトンに濃いカモフラージュの化粧を施したコンセプトカーの「XRTコンセプト」を展示。筆者も間近で見ましたが、力強いフロントデザインが印象的でした。
その際、三菱の加藤隆雄社長は「自社で新開発したラダーフレームとクリーンディーゼルエンジンを採用する」ことを強調。わざわざ社長が現地へ出向いたことも含め、きわめて力の入ったモデルであることが伝わってきました。
約9年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型トライトンは、ボディをはじめフレームやサスペンション、そしてクリーンディーゼルターボエンジンまですべてが新設計。「三菱自動車の最量販モデルで、タイのレムチャバン工場で生産し、世界約150ヵ国へ輸出している世界戦略車」というだけあって、気合の入り方が違うようです。
実は、そんな新型トライトンが日本市場に再投入されるのでは? という噂があります。
三菱自動車広報部に確認してみたところ「現時点で発表することはありませんが、現地での正式発表後には何らかの発表ができるかもしれません」と肯定こそしないものの、否定もせずという状況。
真偽は不明ですが「新型トライトンは日本への導入が確定」としているメディアもあり、どうやら日本再投入の可能性は低くないようです。
以前日本でトライトンが販売された際は、当初の数百台はすぐに売り切れたものの、その後需要が落ち着いて、5年間での総販売台数は2000台弱程度でした。
しかし現在、ハイラックスの国内販売台数を見ると月平均で1000台弱をカウントしている状況。トライトンも価格次第では日本でそれなりに受け入れられるかもしれません。
また、もしトライトンが日本へ導入されるとなれば、そのメカニズムを共用するラダーフレーム構造SUVである「パジェロスポーツ」次期モデルの日本投入にも期待がかかります。
もしパジェロスポーツが日本でも販売されるとなれば、三菱にとっては「パジェロ」の日本販売が終了して以来ひさしぶりのフレームSUVの展開となるのも注目したいところ。
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みんなのコメント
こんなことして閲覧数稼いで、立派な仕事ですね。
薄っぺらい。
歴史を振り返ると、フォルテからパジェロが産まれるのは必然である