1975年式Z1Bのトリビュートカラー
カワサキの大人気ヘリテイジモデル・Z900RSの2022年モデルが北米で発表された。今回は1975年式Z1が元ネタとなる通称「青玉虫」を採用だ!
日本では本当にもう買えない? カワサキ「ニンジャZX-14R」2022年モデルが北米に登場!
火の玉→タイガー→そして青玉虫
2022モデルの北米仕様Z900RSは、新色となるボディカラー1色が発表されており、メカニズム面の変更はない模様。この「キャンディトーンブルー」と呼ばれる新色は1975年式のカワサキZ1(形式名Z1B)の復刻カラー。マニアには通称「青玉虫」と呼ばれる人気色だ。
2018年に登場したZ900RSは通称「火の玉カラー」と呼ばれる、1973年の初代Z1を再現したオレンジ/ブラウンのツートーンをまとって登場。その後2020年のモデルチェンジでは1974年式Z1がモチーフとなる「タイガーカラー(グリーンに黄色いストライプ)」を採用している。
ならば次は1975年式だろう…とは予測できたわけだが、そのハマりっぷりはさすが。これ以上ないほどにZ900RSにマッチングしている。現状は北米仕様の発表のみだが、国内仕様の2022年式も青玉虫となるのか、なりゆきを注目して見守りたい。
―― KAWASAKI 900super4(Z1)[1973 model]火の玉と呼ばれた初代Z1(ゼットワン)のカラーリングは不滅。最速カワサキの称号はここから始まったのだ。
―― KAWASAKI Z900RS[2018 model]火の玉を継承した国内2018~2019年モデル。実際の色名はキャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジだった。
―― KAWASAKI 750RS[1974 model]こちらはZ2(ゼッツー)の通称イエロータイガーカラー。これをオマージュしたカラーが登場するならば……と予想した方もいるのでは?
―― KAWASAKI Z900RS[2021 model]こちらは国内2020年モデルとして登場、2021年も継続販売されるイエロータイガー。実際の色名はキャンディトーングリーンだ。
KAWASAKI Z900RS[U.S. 2022 model]
【KAWASAKI Z900RS[U.S. 2022 model]】主要諸元■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量4.5ガロン(約17L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●北米価格:1万1499ドル(約126万円) ※諸元は北米仕様
―― KAWASAKI 900super4[1975 model]通称“青玉虫”と呼ばれた1975年モデルのZ1B。国内での展開もぜひ!
―― KAWASAKI Z900RS[U.S. 2022 model]Candytone Blue
―― KAWASAKI Z900RS[U.S. 2022 model]Candytone Blue
―― KAWASAKI Z900RS[U.S. 2022 model]Candytone Blue
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