美しいエンジンに、美しい車体！クラフトマンシップを堪能できるカワサキのレトロマシン「W800」

カワサキ『W800』110万円

エンジン、車体ともに美しさを追求し、細部にいたるまでていねいに作り込まれたモデル。50年以上遡ることができるWの名称は、もはや伝説的。往年の名車へのオマージュとして、パフォーマンスよりテイストを重視したバーチカルツインエンジン、ゆったりとしたハンドリングの19インチ大径フロントホイール、ビンテージスタイルのライディングポジションなどを蘇らせている。ヘッドライトのLED化やコンパクトな液晶パネル採用など、要所の現代化も果たしている。

ロングストロークなバーチカルツインエンジンは、豊かなトルクとライダーとシンクロする鼓動感を発揮。シリンダーヘッドを美しく演出するベベルギア駆動のカムシャフトを採用し、クラシカルな外観にも貢献している。

トラディショナルな2本出しマフラーは、滑らかな曲線と伸びやかな直線で構成。入念なチューニングが施されており、バーチカルツイン&360度クランクによるパルス感と乾いたサウンドを引き出す。

カワサキ『W800』

文／木村公一
※記事中のデータなどは2019年12月現在のものです。

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一回退場したと思ったら、がっつり値上げして再登場。