現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クラウンスポーツ超絶カッコいいもんなぁ!! 我らがクラウンが世界へ!! 築いた歴史が衝撃の連続すぎ

ここから本文です

クラウンスポーツ超絶カッコいいもんなぁ!! 我らがクラウンが世界へ!! 築いた歴史が衝撃の連続すぎ

掲載 41
クラウンスポーツ超絶カッコいいもんなぁ!! 我らがクラウンが世界へ!! 築いた歴史が衝撃の連続すぎ

 2024年、世界はSUVで溢れていた。セダンは淘汰され、トヨタのクラウンは絶滅したかに見えた。しかし、クラウンは姿を変えて帰ってきた。ある時はSUVに、またある時はハッチバックにと世界に合わせて変化を遂げたのだ。今回はそんなクラウンの今と未来を考えていこう。

文/佐々木 亘、写真:TOYOTA

クラウンスポーツ超絶カッコいいもんなぁ!! 我らがクラウンが世界へ!! 築いた歴史が衝撃の連続すぎ

■ゼロから作り出すのがクラウンの基礎

かつて「安かろう悪かろう」と言われた日本が世界驚かせる為に作り上げたクラウン

 豊田喜一郎が抱いた、クルマづくりにかける情熱からクラウンはスタートする。

 「日本人の頭と腕で国産初の乗用車をつくり、人々の暮らしを豊かにする」。

 海外OEMが主流の時代に、純国産技術だけで国産初の乗用車を完成させた。

 乗用車専用シャシー、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、オートマチックトランスミッションなどに、日本の技術を詰め込んだ初代は、アメリカへの輸出へも挑んでいる。

 前例のない挑戦をし、自身が前例となる。ゼロから作り上げるという初代クラウンの思想は、現行型のクロスオーバーやスポーツの誕生にも影響を与えているだろう。

 彼らは、セダン一辺倒だったクラウンから、ゼロベースで誕生してきたクルマだ。「ゼロ」というのは、クラウンに欠かせない普遍的な思想。

 一定期間の進化を経て、またゼロへと立ち戻る姿は、2003年の12代目ゼロクラウンでも見てきている。

 そろそろゴールと思える頃に、またスタートへ戻るクラウンの生き様。

 現行のクラウンもスタート位置につき、世界というゴールへ向けて歩みだしている。

■失敗がクラウンを、そしてトヨタを強くした

 70年近く続いていれば、中には失敗作と言われる世代もある。4代目のくじら、保守にまわったと言われる9代目、若返りを図った15代目などだ。

 クラウンの進化や変化が、世の中とかみ合わず、厳しい声を向けられた世代である。デザインの進化、装備の進化、走りの進化を掲げた各世代。

 ただ、そもそも「進化」というスタンスが、クラウンには合わないのかもしれない。

 ゼロベースに戻り、経験を糧にチャレンジを繰り返す方が、クラウンらしさが出る。

 ただ、こうした失敗があったからこそ、今のクラウンのカタチがあると言ってもいい。

 斬新なデザインは、洗練された魅力とともに出さねばならぬというのは、4代目から教えられたことだろう。

 スポーツやクロスオーバーのような光る個性の出し方は、9代目の失敗があってこそ分かるものだ。

 そして、過去と現在の懸け橋になっているのが15代目。「未来とつながるか」と掲げられたクラウンが、歴史と文化、発展を今に繋げている。

 数々の失敗がクラウンを強くした。そしてクラウンでの失敗は、トヨタ自身を強くしている。

 革新と挑戦のDNAがクラウンのスピリットだと気づき、新たなクラウンを印象付ける4タイプが完成したのだ。

■トヨタのイチバンは世界のイチバンになれるのか

60年前からは想像もつかない程変わってしまったが、ゼロから作るクラウンには屁でもない

 1972年以来のアメリカ進出を果たした現行型クラウン。これからの使命は、トヨタの一番から、世界の一番になることだ。

 日本では歴史の長いクラウンだが、世界から見れば新人扱い。しかし、クラウンはトヨタのフラッグシップであり、日本の高級車である。

 クラウンが世界で活躍することは、日本の自動車産業、ひいては工業の大きな支えとなるのだ。日本の伝統と革新は世界で通用するのかに注目しよう。

 4つのクラウンには既に、70年近くつながり、これからの未来へつなぐバトンが握られている。

こんな記事も読まれています

乗り比べて体感する鍛造ホイールの真価。BBS体感試乗会@ル・ボラン カーズ・ミート横浜2024・横浜赤レンガ倉庫広場特設コース
乗り比べて体感する鍛造ホイールの真価。BBS体感試乗会@ル・ボラン カーズ・ミート横浜2024・横浜赤レンガ倉庫広場特設コース
LE VOLANT CARSMEET WEB
マツダ廣瀬CTO「ロードスターを今後のエミッション規制に打ち勝つ商品として残していけるよう努力」
マツダ廣瀬CTO「ロードスターを今後のエミッション規制に打ち勝つ商品として残していけるよう努力」
レスポンス
【COSWHEEL】電動モビリティが台数限定でお買い得!「総額2,000万円キャンペーン」を7/15まで実施中
【COSWHEEL】電動モビリティが台数限定でお買い得!「総額2,000万円キャンペーン」を7/15まで実施中
バイクブロス
ハミルトンはもっとトップ争いに近づけた? 15秒差の3位にウルフ代表「実際はより差を縮められたかもしれない」
ハミルトンはもっとトップ争いに近づけた? 15秒差の3位にウルフ代表「実際はより差を縮められたかもしれない」
motorsport.com 日本版
ホンダ「新型軽バン」発表! 斬新「“黒すぎ”ボンネット」が「めちゃカッコイイ」! 新型N-VAN e:用「純正アクセ」10月発売に反響集まる
ホンダ「新型軽バン」発表! 斬新「“黒すぎ”ボンネット」が「めちゃカッコイイ」! 新型N-VAN e:用「純正アクセ」10月発売に反響集まる
くるまのニュース
このセンスの良さは最高クラス! 完璧な仕上がりのトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
このセンスの良さは最高クラス! 完璧な仕上がりのトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
Sosa Metalworks初の電動バイクカスタム そこに込められた創り手の想いとは?
Sosa Metalworks初の電動バイクカスタム そこに込められた創り手の想いとは?
バイクのニュース
我らが[カウンタック]と同じガルウィングなのに160万の衝撃!! [トヨタセラ]の動くサウナ説ホントか!?
我らが[カウンタック]と同じガルウィングなのに160万の衝撃!! [トヨタセラ]の動くサウナ説ホントか!?
ベストカーWeb
ジムニーシエラ買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
ジムニーシエラ買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
グーネット
X氏の値引き大作戦 カローラクロスから31.4万円引き!
X氏の値引き大作戦 カローラクロスから31.4万円引き!
グーネット
【特集 メルセデス・ベンツが切り拓くハイブリッド新時代の今(2)CLE 200 クーペ スポーツ】MHEVが求めるのは、絶対性能ではなく毎日が楽しい「ハイスペック」なのかも
【特集 メルセデス・ベンツが切り拓くハイブリッド新時代の今(2)CLE 200 クーペ スポーツ】MHEVが求めるのは、絶対性能ではなく毎日が楽しい「ハイスペック」なのかも
Webモーターマガジン
レクサスが充電ステーションを開放! すべてのBEVユーザーが利用可能に
レクサスが充電ステーションを開放! すべてのBEVユーザーが利用可能に
THE EV TIMES
データシステムがハイマウントリアカメラとリアランプ用高輝度LEDバックランプ新発売
データシステムがハイマウントリアカメラとリアランプ用高輝度LEDバックランプ新発売
カー・アンド・ドライバー
東関東道の新ルート”鹿島支線”が整備決定! いよいよ概略ルート検討開始 約18kmの「鹿行南部道路」どんな道路?
東関東道の新ルート”鹿島支線”が整備決定! いよいよ概略ルート検討開始 約18kmの「鹿行南部道路」どんな道路?
くるまのニュース
2024年F1第10戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第10戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
AUTOSPORT web
ドイツの2大ブランドの最新情報を徹底リポート『BMWとメルセデス』ル・ボラン2024年8月号、本日発売!!
ドイツの2大ブランドの最新情報を徹底リポート『BMWとメルセデス』ル・ボラン2024年8月号、本日発売!!
LE VOLANT CARSMEET WEB
「山陰道」開通に黄信号? 県内最後の区間「予見できぬ事象発生」 影響を精査へ
「山陰道」開通に黄信号? 県内最後の区間「予見できぬ事象発生」 影響を精査へ
乗りものニュース
全長約4m! 日産新型「小さな高級車」初公開! 斬新顔の新型「オーラ」登場に「従来型が良かった…」の声!? “新旧モデル”どっちがいい?
全長約4m! 日産新型「小さな高級車」初公開! 斬新顔の新型「オーラ」登場に「従来型が良かった…」の声!? “新旧モデル”どっちがいい?
くるまのニュース

みんなのコメント

41件
  • bnp********
    ちらほら公道で見かける様になってきましたね
  • b16********
    カッコいいかカッコ悪いかは、その人の主観
    私には別にカッコよく見えない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8879.0万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8879.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村