■ルノー・日産・三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォームを採用
ルノー・ジャポンは2022年2月24日、クーペSUVルノー新型「アルカナ」を同年5月26日から発売すると発表しました。
【画像】スタイリッシュなCセグメントクーペSUV! ルノー新型「アルカナ」を画像で見る(29枚)
新型アルカナは全長4570mm×全幅1820mm×全高1580mm、ホイールベース2720mmのCセグメント・クーペSUVで、2019年夏にロシア市場で登場したモデルです。2021年前半には欧州で発売されました。
最低地上高200mm、筋肉質のボディサイドの造形や張り出したフェンダーというSUVの力強さと、弧を描くルーフラインというクーペらしい都会らしさが融合されたモデルです。2022年1月に開催された東京オートサロン2022のルノーブースで参考出展され、好評を得ていました。
新型アルカナはE-TECHハイブリッドを採用します。これはメインモーター(駆動用)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)のふたつのモーター、そして1.6リッター直列4気筒自然吸気エンジンを、モータースポーツの世界で使用されるドッグクラッチを採用した電子制御ドッグクラッチマルチモードATでつないだ、ルノーが独自に開発したフルハイブリッドシステムです。
このハイブリッドシステムは、ルノーがF1で長年にわたり培ってきたノウハウを活かし、低速域から高速域までもっとも高い効率となるようモーターとエンジンを最適に組み合わせる制御をおこなうことで、ダイレクトかつスムーズなドライブフィールと低燃費を実現しています。駆動方式はFFです。
1.6リッター直列4気筒エンジンは94馬力・148Nmを発生。これに36kW(49馬力)・205Nmを発生するメインモーターのEモーターと、15kW(20馬力)・50Nmを発生するHSGのふたつのモーターが組み合わされます。また軽量・コンパクトな電子制御ドッグクラッチマルチモードATはモーター側にふたつ、エンジン側に4つのギアを持ち、モーター/エンジンから切れ目なく、効率良く動力を引き出すことが可能です。
これにより、WLTCモード燃費は22.8km/Lを達成しています。
インテリアは、ルノー・スポール由来の「R.S.ライン」デザインを採用。ドアトリムとダッシュボードにはカーボン調パネルを採用し、レッドラインのアクセントがスポーティな印象を高めています。レザー×スエード調コンビ6WAY電動フロントシートやレザーステアリングホイールなどを装備、それらにはヒーターが内蔵されています。
カテゴリー最大級の10.2インチフルデジタルインパネを採用。豊富な情報をシンプルかつ直感的に表示します。センターコンソールには7インチタッチスクリーンを備え、先進のインフォテイメントとルノー・マルチセンスに簡単にアクセスできます。スマホをUSBポートに接続すれば、Apple CarPlayや Android Autoを介してタッチスクリーン上でスマホ内の各種アプリも利用可能です。
荷室容量は通常時480リッターで、上下に分割するダブルフロアシステムを採用しています。そのほかセンターコンソールに2リッター、アームレストに1.1リッター、リアアームレストには1.5リッターの収納とふたつのカップホルダーを備えています。
さらに先進の運転支援システムを採用。ハイウェイ&トラフィックジャムアシストやストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール、レーンセンタリングアシスト、360°カメラ、イージーパーキング・アシスト、パーキングセンサー、オートハイ/ロービームなどを標準装備しています。
「ルノー・アルカナ R.S.ライン E-TECHハイブリッド」の車両価格(消費税込)は429万円です。ボディカラーは4色を用意しています。
※ ※ ※
アルカナはルノー・日産・三菱アライアンスの「CMF-B」モジュラープラットフォームを採用したモデルです。CMF-Bプラットフォームはルノー「クリオ(日本名ルーテシア)」や「キャプチャー」、日産「ジューク」(現行モデルで日本未発売)や「マイクラ」(海外専用モデル)にも採用されています。
兄弟車として、ルノー・サムスン「XM3」というモデルがありますが、アルカナもXM3と同様、韓国にあるルノー・サムスンの釜山工場で生産されるといいます。
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「アルカナもXM3と同様、ルノー・サムスンの釜山工場で生産される」
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