大幅値引きのチャンスもある年末商戦。その値引き額や次期型登場の時期を踏まえ、国産人気車27台の「買い」あるいは「待ち」をチェック!
●ラインナップ
・トヨタ…ヤリス、ライズ(ロッキー)、カローラツーリング、86(BRZ)、アルファード
・レクサス…UX、NX
・日産…ノート、キックス、エクストレイル
・ホンダ…フィット、ヴェゼル、フリード
・マツダ…MAZDA3、CX-3、CX-5、CX-30、ロードスター
・スバル…インプレッサスポーツ、XV、フォレスター
・三菱…エクリプスクロス、デリカD:5
・ダイハツ…ムーヴ、ムーヴキャンバス
・スズキ…スイフトスポーツ、ソリオ
超絶タフRVがEVで復活!?? 帰ってきたハマー 顔つきが変わりすぎてて驚いた!!
【画像ギャラリー】全27台の「買い」と「待ち」をギャラリーでクイックチェック!!!
※本稿は2020年12月のものです。すべての「次期型登場予測の年」は編集部調べです。また「最大値引き額」は遠藤 徹氏調べ。店舗や時期などにより、この金額を引き出せない場合もあります
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2020年12月26日号
■トヨタ ヤリス(2020年登場/価格:139万5000~249万3000円/次期型登場予測:2025年)
トヨタ ヤリス
(TEXT/渡辺陽一郎)
2020年2月に発売された設計の新しいコンパクトカーで、プラットフォームやエンジンを刷新したから、走行性能と燃費も優れている。
後席は少々狭いが、前席の居住性は快適だ。右左折時でも作動する衝突被害軽減ブレーキを採用するなど、安全装備も進化させた。先進的な機能と装備内容を考えれば価格は割安。また、売れゆきも好調に推移している。
●結論…買い。さまざまな機能を向上させて価格は割安だ。ヤリスは新型車でもあり選ぶ価値が高い。
●最大値引き…19万円。競合のさせ方次第で好条件が引き出せる。新型で人気が高いので今が買い得。
■トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー(2019年登場/価格:167万9000~228万2200円/次期型登場予測:2024年)
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー(写真はロッキー)
(TEXT/渡辺陽一郎)
5ナンバーサイズに収まる貴重なSUVで、前輪駆動をベースにしながら4WDも設定。フロントマスクなどの外観に野性味を感じられるデザインを採用する。小さなボディは視界もいいから運転しやすく、後席に広々感はないが、4名乗車は充分に可能。
操舵感などに改善の余地を残すが、実用性と趣味性を併せ持ち、価格は割安に抑えた。売れゆきは絶好調だ。
●結論…買い。2019年11月の登場だから、当分の間大きな変更はない。運転支援機能も備わり買い時だ
●最大値引き…21万円。人気高く、商品性がいいうえに同一車、兄弟車同士の競合が激化しており狙い目。
■トヨタ カローラツーリング(2019年登場/価格:201万3000~299万7500円/次期型登場予測:2024年)
トヨタ カローラツーリング
(TEXT/渡辺陽一郎)
設計の新しいカローラツーリングは、3ナンバー車に拡大されたが、全長は4495mm、全幅も1745mmに収まる。ステーションワゴンでは今でも小さな部類に入る。走行安定性と乗り心地のバランスに優れ、先進安全装備と運転支援機能も充実している。後席は少し狭いが4名乗車は不足ない居住性を持つ。人気も高く、ワゴンの最多販売車種になっている。
●結論…買い。2019年の登場で設計が新しく、価格はワゴンのなかでは割安だ。今でも買う価値が高い
●最大値引き…24万円。根強い人気を維持しているが、現行モデルは発売後2年目に入り好条件状態に
■トヨタ 86/スバルBRZ(2012年登場/価格:267万1900~506万円/次期型登場予測:2021年)
トヨタ 86/スバルBRZ(写真は86)
(TEXT/渡辺陽一郎)
現行型の発売は2012年だから、すでに8年が経過した。BRZは次期型のプロトタイプを披露している。86も同様の次期型に変更される。
次期型は機敏な操舵感と走行安定性のバランスなど、走りの質に磨きをかける。安全装備の水準も向上するから、数少ないスポーツカーの新型車として大いに期待したい。現行型は比較的買いやすい価格も魅力だ。
●結論…待ち。スポーツカーは走行性能や外観の新鮮さが魅力だから、購入するなら断然次期型だ
●最大値引き…25万円。この値引き額は86で、BRZは28万円。来年フルモデルチェンジがある予定!
■トヨタ アルファード(2015年登場/価格:352万~775万2000円/次期型登場予測:2022年)
トヨタ アルファード
(TEXT/渡辺陽一郎)
ミニバンのメリットは多人数乗車が快適で、3列目のシートを畳むと、広い荷室にすることもできることだ。アルファードはこの機能を徹底的に高めた。車内は広く豪華に仕上げ、着座位置が高めだから周囲の見晴らしもいい。現行型の発売は2015年と少し古いが、改良を行ってきたため先進安全装備などが充実している。外観の存在感も強く、好調に売れている。
●結論…買い。走行安定性など総合的な性能はオデッセイに負けるが、抜群に快適で選ぶ価値も高い。
●最大値引き:28万円。モデルは古いが改良を重ね、商品性抜群のわりに好条件で買え、狙い目だ!
■レクサス UX(2018年登場/価格:397万2222~635万円/次期型登場予測:2024年)
レクサス UX
(TEXT/渡辺陽一郎)
流行に沿ったコンパクトSUVで、2018年の登場だから古さは感じない。しかし内装の質、走行時のノイズや振動がレクサスブランドとしては気になる。
電気自動車の300eは1回の充電で367kmを走れて、今年度の補助金を含めると、ハイブリッドとの実質価格差は約80万円に収まる。300eは魅力だが、今年度分の販売受付は終了。
●結論…待ち。レクサスファンなら選ぶ価値はあるが、粗さも散見されて魅力に欠ける。結論は待ちだ
●最大値引き…15万円。発売後2年が経過し販売は頭打ち傾向だが、車両本体から値引きゼロで待ち
■レクサス NX(2014年登場/価格:450万7000~608万8000円/次期型登場予測:2021年)
レクサス NX
(TEXT/渡辺陽一郎)
レクサスのミドルサイズSUVで、空間効率が優れている。全長は4640mmで特別大きくはないが、後席はかなり広く、ファミリーカーとしても使いやすい。
ただし2014年の登場だから、プラットフォームの世代は古い。今では操舵した時の反応が曖昧に感じられる。2Lターボエンジンの加速感も含めて、プレミアムブランドとしては走りの質に不満が伴う。
●結論…待ち。衝突被害軽減ブレーキは自転車の検知機能などを追加したが、次期型を待ちたい
●最大値引き…20万円。来秋にも世代交代予定の末期モデルだが、車両本体からの値引きはゼロ状態。
■日産 ノート(先代モデル 2012年登場/価格:144万7600~272万1400円/次期型登場:2020年11月24日)
日産 ノート
(TEXT/渡辺陽一郎)
2020年11月24日に新型ノートが発表された。先代モデルの発売は2012年と古かったので、新型はさまざまな機能を大幅に進化させた。特に先代の足まわりは、2016年に追加されたe-POWERの高い動力性能を充分に受け止められなかった。この不満も新型車では解消される。
また先代モデルでは内装の質にも不満があったが、この点も改善されている。
●結論…待ち。先代の在庫車が好条件でも、8年ぶりのフルモデルチェンジだから新型を選びたい
●最大値引き…30万円。新型が発表されたばかりで、現在先代モデル在庫一掃セール。新型狙いなら待ちだ
■日産 キックス(2020年登場/価格:275万9900~350万3500円/次期型登場予測:2025年)
日産 キックス
(TEXT/渡辺陽一郎)
コンパクトSUVのキックスは、タイ製だから、在庫車がないと納期は3カ月待ちと長い。e-POWERのみの設定で売れゆきは伸びないが、実用性は高い。全長は4290mmと短いが、荷室容量に余裕があり、ファミリーカーとしても使える。なお、日本でキックスe-POWERを発売したのは2020年だが、海外ではNAエンジン車を2016年から売っていた。
●結論…買い。海外では新型車ではないが、e-POWERは改良が施され、実用性も高く選ぶ価値がある
●最大値引き…15万円。発売したばかりの人気モデルで多数のバックオーダーを抱えて強気の商売維持
■日産 エクストレイル(2013年登場/価格:248万2700~382万2500円/次期型登場予測:2021年)
日産 エクストレイル
(TEXT/渡辺陽一郎)
北米では新型ローグが2020年10月から販売されている。ローグは日本のエクストレイルだから、フルモデルチェンジは間近かと思われたが、現行型は今年10月に一部改良を行った。つまり少なくとも今後1年間は現行型を売る。
エクストレイルは車内も広く実用的で優れたSUVだが、新型ローグは先進安全システムを含めて、機能を幅広く向上させている。
●結論…待ち。日本メーカーである日産が、国内で安全性などが劣った旧型を売る。当然推奨できない
●最大値引き…28万円。来秋にもフルモデルチェンジするので、格安で買えるが新型車狙いなら待ちだ。
■ホンダ フィット(2020年登場/価格:155万7600~253万6600円/次期型登場予測:2025年)
ホンダ フィット
(TEXT/渡辺陽一郎)
現行型は2020年2月に発売された。ヤリスと違ってプラットフォームは先代と共通だが、効果的な補強によって安定性を高めた。さらに斜め前側と後方の視界を大幅に向上させている。
ハイブリッドは、インサイトなどに準じたタイプに刷新して、各種の機能を向上させた。従来と同様に燃料タンクを前席の下に搭載したレイアウトで、後席と荷室はかなり広い。
●結論…買い。先代の優れた実用性を生かしながら、走行性能、安全性、質感などが高まり、買い得だ
●最大値引き…21万円。現行モデル発売後10カ月が経過し、受注ピッチが鎮静化。好条件で狙い目に。
■ホンダ ヴェゼル(2013年登場/価格:211万3426~361万7900円/次期型登場予測:2021年)
ホンダ ヴェゼル
(TEXT/渡辺陽一郎)
2013年の発売だから今では設計が古く、ハイブリッドの制御と燃費は、フィットが採用する新しいタイプのハイブリッドに比べて見劣りする。
その一方で後席は、全長が4400mm以下のSUVでは最も広く快適だ。燃料タンクを前席の下に搭載したので、後席を畳むと、高さに余裕のあるボックス状の荷室に変更できる。走りは古くなったが実用性は今でも高い。
●結論…買い。後席と荷室を活用するなら選ぶ価値がある。使用頻度が低い場合は他車を検討する。
●最大値引き…26万円。来年3月がフルモデルチェンジで好条件。次期型が欲しい人以外は狙い目。
■ホンダ フリード(2016年登場/価格:199万7600~325万6000円/次期型登場予測:2022年)
ホンダ フリード
(TEXT/渡辺陽一郎)
発売は2016年だから新型車ではないが、全長を4300mm以下に抑えながら車内は広い。3列目は少し窮屈だが、大人の多人数乗車も可能だ。床が低いために、3列目を畳むと自転車なども積める。
2019年10月にマイナーチェンジを実施して、SUV風モデルの「クロスター」も追加された。優れた実用性と割安な価格により、今でも好調に売れている。
●結論…買い。小さなボディにミニバンの機能を凝縮させた。走りに古さを感じるが選ぶ価値はある。
●最大値引き…27万円。人気は高いが、モデルが古く好条件で買える。世代交代はまだ先なので狙い目だ。
■マツダ MAZDA3(2019年登場/価格:222万1389~368万8463円/次期型登場予測:2024年)
マツダ MAZDA3
(TEXT/岡本幸一郎)
新車効果のあるうちに乗っておきたい気持ちもあるだろうけど、少し待ったほうが賢明。エンジンも乗り心地も、先進運転支援システムの制御も気になるところが多々あって、煮詰め不足を感じずにいられない。
共通性の高いMX-30でそれらがずいぶん改善されている……と感じていたら、オンタイムで商品改良モデルが登場! これは大いに期待したい。
●結論…買い。どうしても早く乗りたいという人を含め、待望の商品改良モデルが登場。これは買いだ。
●最大値引き…24万円。発売後1年半以上が経過し、販売激減。攻めれば値引き好条件を引き出せる。
■マツダ CX-3(2015年登場/価格:189万2000~316万2800円/次期型登場予測:2022年)
マツダ CX-3
(TEXT/岡本幸一郎)
このタイミングでCX-3を買おうかと検討している人は、あのデザイン、あのサイズ、あの走りが気に入っているという人に違いない。それなら買ってもいいんじゃないだろうか。熟成されてクルマとしての完成度も高まっていることだし。
ただし、本当にCX-3でいいのか、マツダ内のMX-30やCX-30、他社の競合車も含め、考え直してからのほうがいい。
●結論…買い。待ってもしょうがない感じなので、欲しいなら買い。でも、くれぐれも後悔しないように
●最大値引き…24万円。モデルが古くなり販売頭打ちだから、次第に値引きは好条件に。確実に買いだ。
■マツダ CX-5(2017年登場/価格:261万8000~365万7500円/次期型登場予測:2023年)
マツダ CX-5
(TEXT/岡本幸一郎)
すでに現行CX-5として考えられるバリエーションはほぼ出尽くした感じがするので、あえて待たなくてもいいような気がする。まぁ、ひょっとするとマイルドハイブリッドあたりは登場するかもしれないので、それが気になる人はもう少し様子見してもよいかも。
逆にディーゼル派はいろんな意味で、今のうちに早めに買っておいたほうがよさそうだ。
●結論…買い。次期型は上級移行するという情報も。今のCX-5がいいという人は待つ必要なさそう
●最大値引き…26万円。モデルが古く、商品性に新鮮味が薄れてきている。好条件を引き出せるので買い
■マツダ CX-30(2019年登場/価格:239万2500~371万3600円/次期型登場予測:2024年)
マツダ CX-30
(TEXT/岡本幸一郎)
上のマツダ3と同じ理由で待ち。ディーゼルの加速性能はいまひとつ物足らないし、乗り心地も落ち着きがない。先進運転支援システムの制御もイマイチ。そのあたり共通性の高いMX-30がなかなかよかったので、同等に改良されてから買うべき。CX-30のデザインやサイズでよければ問題ないけど、少し予算を上げれば完熟のCX-5が手に入ることも忘れずに。
●結論…待ち。そう遠くないうちに改良されて、MX-30なみにアップデートされるはず。そしたら買い
●最大値引き…24万円。登場後2年目に入り、販売激減で値引き拡大傾向。これをネタに交渉しよう
■マツダ ロードスター(2015年登場/価格:260万1500~390万600円/次期型登場予測:2022年)
マツダ ロードスター
(TEXT/岡本幸一郎)
歴代ロードスターはおしなべて新しければ新しいほどよくて、発売当初と最終型では別のクルマかと思うぐらい違ったものだ。
NDになってからは、2017年のマイナーチェンジで各部が改良されて、特にエンジンが劇的によくなったのが大きい。この先も大なり小なり改良されていくだろうけど、好きならもういつ買っても大丈夫ではないかと思う。
●結論…買い。基本的に買い。ロードスターといえば頻繁に設定される特別仕様車を狙うのも大いにアリ
●最大値引き…26万円。モデルは古いが一部改良したばかりで、引き締め中。半年後は値引き拡大か?
■スバル インプレッサスポーツ(2016年登場/価格:200万~270万6000円/次期型登場予測:2022年)
スバル インプレッサスポーツ
(TEXT/岡本幸一郎)
改良後にはまだ乗ってないけど、資料を見たかぎりでは、改良前のオーナーが悔しがりそうな内容が並んでいるということは買ってよいのかな……と。特にSTIスポーツの追加が大きい。
G4は別として、このご時世、普通に考えるとスポーツよりもXVにいきそうなところだけど、あえてスポーツを選ぶのなら、STIスポーツを買ってこそ意味がある。
●結論…買い。新しくなったばかりだし、買い。e-BOXERも気になるが、おそらく本命はSTIスポーツか
●最大値引き…21万円。10月にマイナーチェンジしたばかりで好調な販売状況。値引きは渋め傾向
■スバル XV(2017年登場/価格:220万~292万6000円/次期型登場予測:2022年)
スバル XV
(TEXT/岡本幸一郎)
1年前にインプレッサが改良された時に、XVはe-BOXER推しになった以外は小変更にとどまった。それが直近の改良ではデザインだけでなく足まわりまで見直されているとのことで、けっこうディープな変更が行われたよう。
まだ改良後には乗ってないけど、おそらくいい具合によくなっているはず。待つ理由はないような気がするぞ。
●結論…買い。足まわりが弱点だと思っていたが、改良で見直された模様。それなら買いだろう!
●最大値引き…22万円。9月に一部改良したばかりで、販売状況は好調。販売店は強気の商売をしている。
■スバル フォレスター(2018年登場/価格:291万5000~328万9000円/次期型登場予測:2023年)
スバル フォレスター
(TEXT/岡本幸一郎)
改良前はガソリン、マイルドハイブリッドとも動力性能が物足りず、見た目も新鮮味がなくてぜんぜん「待ち」状態だったのだけど、改良で新設定された1.8Lターボ搭載車に要注目。
筆者は未試乗だけど、レヴォーグに乗った印象ではけっこう期待できそう。フォレスターらしさがちょっと戻ってきたような感じがする。装備類が進化するのも歓迎だ。
●結論…買い。1.8Lターボを積む「スポーツ」はおそらく買い。e-BOXERも性能的に許せれば買い
●最大値引き…22万円。10月下旬に一部改良したばかりで好調販売中。受注を多く抱え強気の姿勢。
■三菱 エクリプスクロス(2018年登場/価格:258万6100~347万4900円/次期型登場予測:2024年)
三菱 エクリプスクロス
(TEXT/岡本幸一郎)
当初から話のあったPHEVがようやく出てくる。これがまた素晴らしいのなんの。ものすごく制御が賢くて運転する楽しさもあるし、安くはないけど興味を持っている人がいたら思いっきり背中を押してあげたい。
逆にディーゼル派はもう買えなくなるので、購入のラストチャンス。リフレッシュされたスタイリングや、新設定の白い内装も好印象だ。
●結論…待ち。本誌発売の直後に発売見込みのPHEVが絶賛級の買い。というわけで少しだけ待ち
●最大値引き…23万円。12月に一部改良するため先行予約開始中で引き締め中。半年程度は値引き渋め
■三菱 デリカD:5(2007年登場/価格:391万3800~447万2600円/次期型登場予測:2023年)
三菱 デリカD:5
(TEXT/岡本幸一郎)
ミニバン界で異彩を放つキャラの持ち主は、いつだって買いだ。2019年のビッグマイチェン当初は物議をかもしたコワモテ顔も、今やむしろ好意的に受け取られている印象。走りや装備も大幅に洗練されている。
先進運転支援システムにステアリングの制御がない点は惜しいけど、現行世代のうちにはおそらく付かないだろうから、待つ必要はない。
●結論…迷わず買い。自分好みの特別仕様車が出るのを待つのもアリ。近々何か出そうな気もする
●最大値引き…28万円。一部改良してから1年が経過し、販売頭打ち。好条件で買える状況でまずまず。
■ダイハツ ムーヴ(2014年登場/価格:113万3000~178万2000円/次期型登場予測:2021年)
ダイハツ ムーヴ
(TEXT/岡本幸一郎)
最新版がどういうデザインなのか、すぐ浮かばないほど存在感が薄れている感あり。まぁ出来は悪くないんだろうけど、あえてこれから買う意義も見えてこない。
それでも好きなら買うべきだけど、どうせならタフトやムーヴキャンバスなど、ダイハツの他モデルも一考したほうがいいと思う。あえて現行モデルを買う必要性は薄すぎる。新型ムーヴを待つべし。
●結論…待ち。モデル末期の大幅値引きをあえて狙って買うならアリ。それでも、待ちを推奨する
●最大値引き…17万円。来年中盤にも次期型登場予定の末期モデル。次期型車を期待するなら、待ちだ。
■ダイハツ ムーヴキャンバス(2016年登場/価格:127万6000~171万500円/次期型登場予測:2022年)
ダイハツ ムーヴキャンバス
(TEXT/岡本幸一郎)
このクルマ、買いの要素は濃いのだけど、もう少しだけ待ちたい。全高1700mm以下の軽ハイトワゴンでスライドドアというのが、実にあんばいよかったりする。見た目がかわいすぎて気がひけるという人のために、シックな色調が用意されている点もいい。
ただ、近いうちに先進運転支援システムがアップデートされるのではないかと、思う。なので待ちだ。
●結論…待ち。クルマ的には買いだが、運転支援システム関連が新しくなる可能性があるので待ち
●最大値引き…17万円。来夏にも次期型登場予定の末期モデルで好条件。次期型が欲しければ、待とう
■スズキ スイフトスポーツ(2017年登場/価格:201万7400~208万8900円/次期型登場予測:2022年)
スズキ スイフトスポーツ
(TEXT/岡本幸一郎)
直近の改良で先進運転支援システム系の充実が図られたばかり。欧州仕様にある48Vマイルドハイブリッドの導入も予想されたが、重量やコスト増を嫌って見送り。おそらく日本仕様には今後もなさそうで、それなら待つ必要もない。
モデルチェンジまで時間がありそうだし、日本が世界に誇るホットハッチを少しでも早く味わいたいのならすぐにでも買い。
●結論…買い。買えばすぐに楽しい思いができる。待てばそれが遅くなるだけ。欲しいなら、即買い
●最大値引き…24万円。モデルが古くなり好条件。次期型へのバトンタッチはまだ先なので、今が狙い目
■スズキ ソリオ(先代モデル 2015年登場/価格:148万6100~221万9800円/次期型登場:2020年11月25日)
スズキ ソリオ
(TEXT/岡本幸一郎)
先代モデルはコミューターとしてはいいけど、CMでやってるように5人フル乗車すると、後席の人は狭いし乗り心地は悪いし、イマイチ。そこが大切なクルマなのに……。ゆえに5人乗ることを前提にしている方にはあまりオススメできないのが実情。
そのネガの改善を次期型には期待しつつ、ひとまず次期型の発売を待ったほうが賢明だ。
●結論…待ち。モデルチェンジするモデルの最新情報を確認してからのほうがよさそう。待ちだ
●最大値引き…26万円。新型が発表されたばかり。その新型の乗り味が気になるのなら、もちろん待ちだ
【番外コラム】売るなら「ネット、専門店、ディーラー」どこがいい?
「今あるクルマをどこで売れば高くなるか?」と迷う方も多いだろう。中古車販売会社「ラインアップ」(埼玉県)代表取締役にして、5000台以上販売した経験を持つ野瀬貴士氏からポイントを聞いた。
新車購入先のディーラーなら愛車を下取りに出せるので手軽だが、一般的に“いい値はつかない”という。そこで愛車を1万円でも高く売るには、次の方法がおすすめだ。
・インターネットで一括査定を行い数社で価格を競わせる
・実店舗の買い取り店も複数まわり、価格を競わせてみる
・同じタイプのクルマを販売している専門店でも、愛車を査定してもらう
・それら、上記3つのなかで買い取り価格が高く、かつ、良質な買い取り業者で売る
手間がかかり大変だが、このように複数の業者を比較することが重要。そうすることで“良質な買い取り業者”も見えてくるという。ご参考あれ!
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みんなのコメント
欲しいときに買えば良い。
貧乏臭い
勝ち組になれていないのが
無理矢理入ってるのですが。