■1000馬力超え! スバルの新型「ド迫力スーパーマシン」2023年以降登場?
ジャパンモビリティショー2023も閉幕し、来年の東京オートサロンに注目が集まる現在ですが、2022年に開催された東京オートサロンのスバルブースには、同社のモータースポーツ部門を統括するスバルテクニカインターナショナル(以下STI)が手掛けた近未来モータースポーツEVコンセプト「STI E-RA CONCEPT」が展示されました。
【画像】めちゃカッコイイ! スバルの”新型ド迫力スーパーマシン”「STI E-RA」を画像で見る(33枚)
このモデルは地球温暖化対策を主としたカーボンニュートラルな時代において、モータースポーツの世界で新しい技術の経験と修練を積むことを目的とし、STI近未来モータースポーツ スタディプロジェクト 「STI E-RA CHALLENGE PROJECT」から生まれたもの。
車名の「E」は電動車であることを示す「Electric」で、「RA」は「Record Attempt(記録挑戦)」を意味しており、初代レガシィやインプレッサSTIなど、モータースポーツに参戦するために用意されたスペシャルなモデルにつけられてきた、STIとしては歴史のあるものとなっています。
エクステリアデザインは、コの字型ヘッドライトを採用するなど、スバル車のイメージを投影してはいるものの、レーシングカー然としたものとなっており、あくまでモータースポーツに参戦するためのマシンといった趣き。
フロントにはインバーターを冷却するための大型ラジエータが配されるほか、ルーフに設けられたエアスクープは各輪のモーターを冷却するためのオイルクーラーに繋がっているなど、機能と空力性能を併せ持ったデザインとなっているのも特徴です。
シャシーはスーパーGTに参戦しているBRZ GT300で培ったノウハウを投入したフルカーボン製。四輪各輪にそれぞれ200kWを発生するギア・インバーター一体式のヤマハ製ハイパーEV用モーターを配したAWDとなっており、フルパワーでは800kW=1088PSを発生するモンスターマシンなのです。
4つのモーターはそれぞれを独立して制御し、綿密な走りを実現する四輪独立トルクベクタリング技術が採用され、駆動用の60kWhのリチウムイオンバッテリーを含めた車両重量は1690kgと発表されていました。
このモデルは将来的にドイツのニュルブルクリンク北コースで400秒(6分40秒)の最速ラップタイムに挑戦することを最初の目標に掲げており、2023年以降にチャレンジを実施するとのこと。
当時展示されたモデルはまだモックアップ状態であり、そこからコツコツと部品を作り上げて走行できるテスト車両を仕上げていく予定とのことで、現時点ではまだチャレンジは実施されていませんが、近い将来このモデルがニュルブルクリンクを走る姿を見ることを楽しみに待ちたいところです。
この車両自体はモータースポーツに参戦するためのコンセプトモデルではありますが、スバルのアイデンティティのひとつでもあるAWDは電動化がなされても不変でしょうから、このモデルの技術はいずれ市販車にフィードバックされるものと言えるかもしれませんね。
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みんなのコメント
5年前からe-boxer乗ってますが、スムーズに回る良いエンジン。
雪道でも安心して走れるし、燃費と内装の豪華さに目をつむれば良いクルマなんですけどね。
たとえEVでもEyeSightや四駆の制御技術は他社と差別化出来ると思うんだけどね。