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ベントレー フライングスパーにV8エンジン搭載モデルを追加設定

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ベントレー フライングスパーにV8エンジン搭載モデルを追加設定

2020年10月14日、ベントレー モーターズ ジャパンは、フラッグシップ サルーン「フライングスパー」のV8エンジン搭載モデルを発表した。W12エンジン搭載モデルに加え、ラインアップの充実化を図る。

オーナーが自ら運転するためのフライングスパー
フライングスパーは、ミュルザンヌがフェードアウトしたことでベントレーの新たなフラッグシップとなったラグジュアリー 4ドア グランドツアラーだ。ルーツは、1950~60年代に生産されたコンチネンタル フライングスパーだ。VW傘下の新生ベントレーとなってから、2005年にコンチネンタルGTの4ドア版としてコンチネンタル フライングスパーが登場。2013年のフルモデルチェンジでフライングスパーと車名を変更し、2019年6月に現行型の第3世代モデルが発表された。

●【くるま問答】ガソリンの給油口、はて? 右か左か、車内からでも一発で見分ける方法教えます(2020.01.21)

ベントレー本社では、フライングスパーをショーファーカーではなくオーナーが人を乗せて自ら運転するドライバーズカーとして使用する頻度が増えているという結果に基づき、新たな4ドアグランドツアラーのあり方としてV8搭載車を登場させた。

パワーユニットは4.0Lの90度V8ツインターボで、最高出力は550ps。最大トルクは770Nmを2000rpmに達する直前に発生するという。0→100km/h加速は4.1秒、最高速度は318km/hというパフォーマンスを発揮する。しかも燃費性能を最大限に引き出すため、トルクが235Nm未満でエンジン回転数が3000rpm未満の低負荷時には、8気筒のうち4気筒が休止する。気筒休止は約20ミリ秒で作動する。

W12モデルより100kg軽量なため、俊敏性と応答性が向上しており、V8ならではの走り味をもたらしてくれる。アダプティブ エアサスペンション、トルクベクタリング バイ ブレーキ、ドライブダイナミクスコントロールなどを標準装備している。オプションで4WS機構も設定され、低速走行時には逆位相に転舵して回転半径を小さくし、高速走行時には同位相に転舵して走行安定性を高める。

豪華な内外装は、W12モデルと基本的に変わらない。ボディカラーは、標準設定が7色、オプションで60色以上が設定されている。エクステリアでは、20インチの10スポーク アロイホイール、V8ウイングバッジ、クワッドエキゾーストパイプなどを標準装備する。

インテリアでは、シートレザーは5色から選択可能。クラウンカット ウオールナットのパネルが標準装備だが、他にも7種類のウッドパネルやハイグロスカーボンファイバーも選択できる。ダッシュボード中央のローテーションディスプレイも搭載可能だ。

リアシートは2人掛けの4シート仕様と3人掛けの5シート仕様が選択できる。4シート仕様ではフロントコンソールがリアまで伸長されている。オプション装備としては、エンターテインメント タブレットや冷蔵機能付きボトルクーラーなどが用意されている。

フライングスパー V8の車両価格(税込)は、2212万2100円。ちなみに、W12の車両価格(税込)は、2667万4000円。すでに注文受付は開始されており、デリバリー開始は欧州と英国では2020年末頃から、日本では2021年第2四半期頃を予定している。なお、ここで紹介している装備には、日本に適用されない装備も含まれるので、詳細は正規販売店に問い合わせされたい。

[ アルバム : ベントレー フライングスパーV8 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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