2024年6月5日、ヒョンデ モビリティ ジャパン(以下、ヒョンデ)はハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N(アイオニック ファイブ エヌ)」の販売を同日の15時より開始した。
コーナリングやサーキット走行も楽しめる、ハイパフォーマンスEV
アイオニック5 Nに関しては当Webモーターマガジンでも既に紹介しているが、もう一度おさらいしておこう。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
ヒョンデのバッテリーEV、アイオニック5をベースに前後の2モーターをパワーアップし、エクステリアはエアロパーツや大径タイヤを装着して迫力を増幅し、インテリアも走りに対応したアイテムを装着した、ハイパフォーマンスEVがアイオニック5 Nだ。
車名に付けられた「N」とは、は、ヒョンデのR&D拠点がある韓国の南陽(ナムヤン)と、開発テストの舞台であるニュルブルクリンク サーキットの頭文字に由来する、ヒョンデのハイパフォーマンス ブランドの総称だ。メルセデス・ベンツのAMGや、BMWのMに相当するブランドと言えば分かりやすいだろう。
また、高出力モーターを搭載して加速や最高速を重視したハイパワーEVではなく、エンジン車のスポーツモデルのようにコーナリングやサーキット走行も楽しめるクルマであることから、ヒョンデは「ハイパフォーマンスEV」と謳っている。それでいながら、日常的に扱える「エブリデイ スポーツカー」としている。
とはいえ、パワーアップされた2モーターによるシステムの最高出力は448kW、最大トルクは740Nmを発生。しかも、10秒間だけ使用可能なNグリン ブースト時は478kW/770Nmにまでアップする。このハイパワーに対応するため、ボディ剛性は高められ、専用の電子制御サスペンションや高性能ブレーキも採用されている。
限定50台のファーストエディションは既に完売!
このハイパフォーマンスEV、アイオニック5 Nの車両価格(税込)は858万円。しかも、最初の50台は「ファーストエディション」として、2024年4月25日から5月30日まで先行予約が行われていた。こちらには専用のスカッフプレート/フロアマット/フットレスト/エンブレムなどが装着され、イベントへの招待などの特典がありながら車両価格は同じだった。このファーストエディションの50台は、既に完売したという。
なお、ヒョンデではオートバックスセブンとコラボレーションを展開し、アイオニック5 Nの展示をはじめ、パフォーマンスをさらにアップさせる「N パフォーマンスパーツ」の展示・販売や取付サービスを開始する。さらに、レーシングドライバーの土屋圭市氏の監修の元にオリジナル チューニングパーツの開発も進め、2025年の東京オートサロンにはプロトタイプを公開する予定だ。
また、新横浜のヒョンデ カスタマー エクスペリエンス センターに「N スペース」を開設し、車両の展⽰に加え、「N」のモータースポーツ関連の取り組みやN パフォーマンスパーツの展⽰など、Nブランドの世界観を⽇本のファンに伝えるための場所として設置した。ここでは試乗や予約、購⼊相談も可能だ。
このN スペースは、名古屋(ヒョンデ シティストア 名古屋 内)と京都四条(ヒョンデ モビリティラウンジ 京都四条 内)にも設置される。N スペースの詳細に関しては、特設Webサイトを参照して欲しい。
ヒョンデ アイオニック5 N 主要諸元
●全長×全幅×全高:4715×1940×1625mm
●ホイールベース:3000mm
●車両重量:2210kg
●モーター:交流同期電動機×2
●最高出力:前175kW(238ps)、後303kW(412ps)
●最大トルク:前370Nm、後400Nm
●システム最大出力:448kW(Nグリン ブースト時:478kW)
●システム最大トルク:740Nm(Nグリン ブースト時:770Nm)
●バッテリー総電力量:84kWh
●最高速度:260km/h
●0→100km/h加速:3.5秒(Nグリン ブースト時:3.4秒)
●一充電航続可能距離:625km(欧州仕様値)
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:275/35ZR21
●車両価格(税込):858万円
[ アルバム : はオリジナルサイトでご覧ください ]
[ アルバム : ヒョンデ アイオニック5 N 発表 はオリジナルサイトでご覧ください ]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
「中古の教習車」一体だれが買う? 特殊な「助手席ブレーキ」「補助ミラー」はどうするの? “引退した教習車”の意外な事実とは?
全長3.5m! トヨタが「小さなMRスポーツカー」を開発! “5速MT×1.8Lターボ”搭載した「爆速モデル」に熱望の声!
異形の新型「“完全フルオープン“スポーツカー」初公開に反響多数!?「もはやF1マシン」「美しすぎる」 爆速2シーター「ピュアスポーツ」”地中海の宝石”に登場
みんなのコメント