安全装備の進化と機能追加もポイント
SUBARUは人気のレヴォーグとWRXシリーズの一部改良モデルの登場が控えているとの情報を、WEB CARTOPスクープ班が入手した。4月下旬に発表し、6月に発売されるという。今回導入されるモデルは、アプライドE(E型)となる。
レヴォーグの主な改良点は、STI Sportグレードに、ドアハンドルにメッキ加飾の追加と、ステアリングのセンターベゼルをシルバーからピアノブラックへ変更。内外装ともに質感を高めた。変更点は、同グレードに用意されているアイスシルバー・メタリックは廃止となる。また、全グレード共通で、メーカーオプションの本革シートのうち、ブライトパールは廃止になる。
先進安全技術面では、プリクラッシュブレーキの性能を向上。歩行者および自転車に対する作動タイミングの早期化と、前進時のアクセル踏み間違いによるシステム作動を追加し、安全性がさらに高まる。
WRXシリーズは、WRX S4の改良点としてレヴォーグ同様の先進安全技術・プリクラッシュブレーキの性能を向上。WRX STIはType-Sのみの設定となるが、サンルーフ(8万円/税抜き)がメーカーオプションとして設定される。また、サンルーフ追加に伴うオプションの廃止と変更も行われる。WRX STI大型スポイラー付き仕様では、ウェルカムライティングの設定が廃止に。なお、価格の変更は行われないとのこと。
そして、今回SUBARU初となる量産車・スバル360誕生60周年を記念し、60周年特別記念車「レヴォーグ 1.6GT EyeSight Smart Edition」を発売する。ベース車となる1.6GTからの変更点として、ダークメッキ×ブラック塗装のフロントグリル、ブラックベゼルのヘッドライト、クリスタルブラックのドアミラーカバー、17インチブラック塗装×切削のアルミホイールなどのブラックパーツを各所に配することで、全体が引き締まったスポーティな装いに仕上げた。
ボディカラーは、クリスタルホワイト・パール/クリスタルブラック・シリカ/ピュアレッド/ラピスブルー・パールの4色の設定。なお、ベース車に装備されていたウェルカムライティングの設定はないようだ。
インテリアは、アルミフットペダルを装着することで、エクステリアともにスポーティな要素を取り入れている。また、スーパーUVカット&撥水加工フロントガラスは装備されない。そのほか、アイサイトセイフティプラス(ESP)はスマートリヤビューカメラを除き、使用頻度の高い先進安全装備をしっかりと装備しながらも、ベース車の283万円より10万円お得な273万円が車両本体価格になる。
GT-Sグレードより手ごろな価格ながら、ベース車よりスポーツテイストと充実の安全装備を追加。まさにかゆいところに手が届く、かなりお買い得グレードであること間違いなしだろう。 ※掲載写真はすべて従来モデルです。
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