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ヤマハ新型=2代目XMAX詳細解説「6年ぶりのモデルチェンジで大胆にデザインを刷新!スマホ連携でメーターにナビ表示が可能に」

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ヤマハ新型=2代目XMAX詳細解説「6年ぶりのモデルチェンジで大胆にデザインを刷新!スマホ連携でメーターにナビ表示が可能に」

ヤマハのスポーツスクーター「MAXシリーズ」の中核を担うXMAX

スポーティな走りと高い機能性を兼ね備えた250ccスクーター、ヤマハ XMAXがモデルチェンジし2代目に。2023年10月2日から71万5000円で発売となっています。

【画像19点】ヤマハ新型XMAXの全車体色、新機能を写真で解説

従来型=初代XMAXは2017年に発売。ヤマハはスポーティなスクーターを「MAXシリーズ」というブランドとしていますが、国内ではTMAX(初代は500cc、現在は560cc)、NMAX(125ccと155cc)に続くMAXシリーズ第3のモデルとしてデビューしました。

ここでちょっと補足。厳密に「初代XMAX」と言うと、2006年に海外専用車として登場したモデルになります。2017年に第4世代へとモデルチェンジしたタイミングで、日本での販売が初めて行われました。海外向けモデルを踏まえると、この新型XMAXは通算5世代目と言えます。

ヤマハ新型XMAXのデザイン「X字型のライトを採用」

さて、6年ぶりにモデルチェンジが行われたXMAXですが、大きく変わったポイントはデザインとメーターです。
ヘッドライト/テールライトともにXをモチーフにしたデザインとし、よりスポーティな印象に。ヤマハによると、車両全体は「荒々しく美しい雪山の山肌をイメージしながら、ダイナミックな走りを躍動感たっぷりに視覚化」したデザインだといいます。

MAXシリーズの共通アイコンとなっているブーメラン形状のサイドカバーですが、新型XMAXでも新たなボディに合わせたデザインで継承されています。

ヤマハ新型XMAXのメーター「スマートフォン連携でナビ表示が可能に」

次にメーターですが、上限2段の液晶モニターを採用。従来型はアナログ式回転計と速度計のオーソドックスな2眼タイプでしたが、新型では一気に印象が変わりました。
上側の3.2インチモノクロ液晶には速度計、燃料計、オド/トリップなど、走行に必要な情報を表示。
下側の4.2インチフルカラー液晶はスマートフォンと連携させることを前提としたものと言えます。専用アプリ「Y-Connect」を介した連携では、電話やメールの着信や、車両情報、現在地周辺の天気などを表示可能。
が、最も注目したいのはナビ機能!
別途「Garmin StreetCross」というアプリが必要となりますが、ルート案内・目的地到着時間・目的地周囲の天気情報などを表示することができるのです。

ヤマハ新型XMAXの走行性能「エンジン&車体は従来型から継承で、スポーティな走りはそのままに」

OHC4バルブの249cc水冷単気筒は従来型から継承で、動力性能・環境性能ともに優れた「BLUE CORE」エンジン。最高出力23ps/7000rpm、最大トルク2.4kgm/5500rpmの性能も従来型と同値です。

フレーム・足まわりも従来型から継承ですが、XMAXの大きな特徴といえるのが車体。軽量かつ高剛性なフレームに、スポーツバイク同様にハンドルクラウンまで繋がったフロントフォークを組み合わせることで、スクーターでありながらスポーティな走りを可能としているのです。
そのうえで、新型XMAXでは前後ブレーキのレバーストロークを増やし操作感を向上、よりキビキビとした走りが味わえることでしょう。

トラクションコントロール、前後ABSも引き続き採用されています。

新型XMAXの機能性&快適性「スクリーンを改良、シート下収納は新形状に」

従来型も低・高の2段階で高さ調節が可能なスクリーンを装備していましたが、新型ではスクリーンサポートを新設計し、高さ調整にあわせてスクリーンサポートも一緒に移動する構造となりました。これにより、スクリーン下部からの走行風が低減され、快適性が高められています。

シートも新設計で、シート高は795mmと従来型と同値ですが、シート前方をスリム化して足着き性の改善が図られています。
シート下収納はフルフェイスヘルメットが2個収められるスペースを確保。シート形状の変更に対し収納スペースを犠牲にしないため、トランクはスペース効率を改めた新形状となっています。

ヤマハ XMAX主要諸元

【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク単気筒OHC4バルブ ボア×ストローク:70.0mm×64.9mm 総排気量:249cc 最高出力:17kW(23ps)/7000rpm 最大トルク:24Nm(2.4kgm)/5500rpm 燃料タンク容量:13L 変速機:Vベルト式無段変速

【寸法・重量】
全長:2180 全幅:795 全高1410 ホイールベース:1540 シート高:795(各mm) 車両重量:181kg タイヤサイズ:F120/70-15 R140/70-14

【車体色】
マットブルー、マットダークグリーン、マットダークグレー、レッド

【価格】
71万5000円

まとめ●モーサイ編集部・上野 写真●ヤマハ/八重洲出版

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みんなのコメント

2件
  • ユアン
    71万から。。
    EVかと思ったわ
    ETCくらい標準で付けてほしい価格ですな。。
  • xxc********
    より精悍な外見になり、改良点も多く魅力的だがいつの間にか250ccスクーターも高額になったものだな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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