■R32世代で最高の保存状態?
日産「スカイラインGT-R(R32)VスペックII N1」が海外のオークションに出品され、2023年12月に18万ドル(約2600万円)で落札されました。これについてSNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
【画像】ほぼ新車! これが出品された「スカイラインGT-R VスペックII N1」です。写真を見る(26枚)
スカイラインGT-R VスペックIIは、1994年に登場したスポーツカーです。
その前の1989年に登場したベースのR32は、スポーツカーブームを引き起こした一台ともいえ、現在でも高い人気を誇っています。
当時国内最強の280馬力を発揮する2.6リッター直列6気筒RB26DETTツインターボエンジンを搭載。駆動方式は、前後輪に自在に駆動力を配分する電子制御トルクスプリット4WDシステム「アテーサE-TS」を採用していました。
サスペンションは新開発の4輪マルチリンク方式とし、セダンから派生したスポーツカーとしては世界トップクラスの運動性能を実現しています。
今回、英オークションサイト「Collecting Cars」に出品されたのは、「スカイラインGT-R VスペックII N1」です。N1耐久レース(現在のスーパー耐久)を意識し、走行性能を強化しています。当時日本でわずか63台が販売されたといいます。
パワートレインは、RB26DETTエンジンと5速MTを組み合わせています。
オークションサイトによると、このクルマは日本の販売店の車庫で、新車時から保管されていたといいます。そのため一度も登録されておらず、走行距離もわずか10km。サイトでは「おそらくR32世代の中で最も保存状態の良い個体の一つ」と紹介されています。
ボディはホワイトで、写真を見ても車外・車内とも使用感のない「ほぼ新車」のような極めて良好な状態であることがうかがえます。
今回の競売では104回の入札があり、18万米ドル(約2600万円)で落札されました。
SNSでは「値段が高いですね」という意見がある一方、「適正価格だと思います」といった投稿も。
また、「最近の高騰具合をみると安い気が」「相場考えると思いのほか安いねぇ」「30年間の保管料が2000万円と考えたら、安いのかもしれない」など、落札価格に言及する投稿が多くありました。
また、ほとんど使われていないとしても30年が経過していることから「ゴムやプラスチックは経年劣化してるだろうなぁ」と予想する人もいました。
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みんなのコメント
投資目的だろうな。。
欲しいと思う人がいて、売買が成立するなら妥当なんだわ。
美術品、絵画、腕時計…、投機目的の何が悪いの?、買えない買わない奴は口出しする権利はないのさ