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レクサス、UXを一部改良。UX250hはハイブリッドシステムの刷新でUX300hに

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レクサス、UXを一部改良。UX250hはハイブリッドシステムの刷新でUX300hに

レクサスは2023年12月19日、コンパクトSUVのUXに一部改良を実施した。価格はハイブリッド車の「UX300h」が455万9000~565万7000円、電気自動車の「UX300e」が650万~705万円。

 
UXは2018年に発売。実質的にはハッチバックのCT200hの後継となるコンパクトSUVで、2022年7月にマイナーチェンジ(UX300eを除く)を行った。今回の一部改良のトピックはラインアップの再編成で、2L直4ガソリンエンジンを搭載した純ガソリン車のUX200が生産終了となった。これは、電動化を推進するレクサスの方針に沿ったものである。また、ハイブリッド車のUX250hについては、2L直4ハイブリッドシステムを次世代型に刷新し、システム出力を135kW(184馬力)→146kW(199馬力)に向上。電動車らしいリニアなレスポンスと伸びのある加速を実現し、車名を「UX300h」に改称した。なお、4WD車は、リヤモーターを5kW(7馬力)→30kW(41馬力)に出力をアップさせた。
 
電気自動車のUX300eは、2023年3月に航続距離を512kmに延長するなどの改良を行っているが、今回は駆動用電池クーラー/ヒーターを搭載することで、走行と急速充電を繰り返しても電池の上限温度に達しないように調節したり、外気温が下がる冬場などもよりすばやく満充電になるようにバッテリー温度を調整。高出力、高効率な充電システムとすることで、急速充電時間を約25%短縮し、より使い勝手を高めている。
 
走りの面では、ラジエターサポートブレースの追加やロアバック強化、サスペンション締め付けトルクを強化することで、ボディ剛性を向上。ライントレース制御やフラットボディ制御を織り込むことで、操縦安定性を強化している。また、ドライバーの意図に忠実な走りを実現するため、加速度センサーでドライバーの意図を読み取り、制動力と駆動力を制御。さらに、アクセルオフ時の減速度を高めることでアクセルペダルで車速コントロールをしやすくし、ブレーキ操作の負荷を軽減させている。静粛性も高めており、ルーフ減衰材を高減衰タイプに置き換え、ダッシュパネルやリヤホイールハウスなど適材適所に制振材を追加している。
 
先進安全装備では、レクサスセーフティシステム+をアップデート。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたセンサーによって、作動対象を拡大し、自動二輪車(昼)や自転車運転者(夜)が検知可能となった。また、交差点衝突回避支援(出会い頭車両)機能も新たに装備した。
 
室内は12.3インチ大型フル液晶メーターを新たに採用。シフトレバーはシフトポジションを電動で制御するエレクトロシフトマチックを導入し、センターコンソールパネルやシフトパネルなどに金属感のある色を採用して上質感や華やかさを追求した。使い勝手の面では、車内に非常時給電システム付きのアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)を新たに設定した。
 
価格は一部改良前に比べて一律20万円アップしている。
 
[バリエーションと価格]
〈FF・2L直4エンジン+モーター〉
UX300hバージョンL…539万2000円
UX300h Fスポーツ…524万1000円
UX300hバージョンC…480万3000円
UX300h…455万9000円
 
〈4WD・2L直4エンジン+モーター〉
UX300hバージョンL…565万7000円
UX300h Fスポーツ…550万6000円
UX300hバージョンC…506万8000円
UX300h…482万4000円
 
〈FF・モーター〉
UX300eバージョンL…705万円
UX300eバージョンC…650万円
 
〈文=ドライバーWeb編集部〉

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