パッと見て分かる価値観を強くアピールするFF系プラットフォームを採用したモデルたち。新型Bクラスもカッコ良く一新された。(Motor Magazine 2019年10月号より)
乗り心地重視で標準モデルを試乗
Aクラス、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、GLAの5車種で構成される「新世代のメルセデス・ベンツ」たち。これらFFプラットフォームを採用した一連のモデル群は、現代の時勢に応じた新たな価値観を備えたメルセデス・ベンツ像を提示してみせ、多くのユーザーに支持される成功作となっている。
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日本では2018年10月に4世代目となる新型への進化が発表されたAクラスに続き、2019年6月にBクラスのフルモデルチェンジが発表された。こちらは3世代目となるが、まず1.4L 直4ターボエンジン搭載のB180が7月からデリバリーを開始。上位モデルとなる2L 直4ディーゼルターボエンジン搭載のB200dは10月から納車が始まる予定となっている。
試乗車は乗り心地を重視して標準モデルのB180にした。17インチサイズのタイヤ&ホイールを装着するノーマルサスペンション仕様で全高は1565mm。パッケージオプション装着のB180 AMGラインだと18インチサイズのタイヤ&ホイールにスポーツコンフォートサスペンションという仕様で全高1550mmだが、快適さは標準車の方が上だろうと判断。
新鮮な感触の7速DCT
新型Bクラスのエクステリアは、従来型よりもはるかにカッコ良さが強調されている。スタイリッシュさを前面に出すAクラスのイメージを活かしながら広いキャビンスペースとラゲッジルームというBクラスの特徴がうまく実現されている。これは人気を呼びそうだ。
エンジンのアイドリング音は静か。走り出すと7速DCTのマイルドでヌルッとしたシフトチェンジ感が新鮮だ。市街地での乗り心地はごく普通で好ましい。路面の段差を越えた時の突き上げ感も小さい。これはランフラット型ではない通常タイヤを装着するメリットでもある。
全高があるBクラスなので車内空間にはAクラスのようなタイトさはなく、十分な快適さがある。それは後席でも同じで、これなら大人4人乗車での使い勝手にも文句は出ないだろう。荷室も十分に広い。
インパネまわりのデザインと使い勝手は、Aクラスのそれとほぼ同じ。タブレットを横に並べたような現代的な造形とその仕上げからも、見事なまでの新世代らしさというアピールが伝わってきた。(文:香高和仁)
■メルセデス・ベンツB180主要諸元
●全長×全幅×全高=4425×1795×1565mm
●ホイールベース=2730mm
●車両重量=1440kg
●エンジン= 直4DOHCターボ
●排気量=1331cc
●最高出力=136ps/5500rpm
●最大トルク=200Nm/1460-4000rpm
●駆動方式=FF
●トランスミッション=7速DCT
●車両価格(8%税込)=384万円
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