取り付け方法によって違う!バイク用バッグの扱い
バイクはクルマと比べて積載能力が乏しい乗り物ですが、どうしても一定量以上の荷物を載せなければならないシーンに出会うこともたびたびあります。例えばキャンプツーリングに出向く際は数日分の着替えのほか、テントや寝袋なども用意する必要があり、荷物の量は非常に多くなります。
そんな時に活躍するのが、バイク用に設計されたシートバッグやサイドバッグ、パニアバッグなどです。
もともと積載スペースがほとんどないバイクでも、バイク用に設計されたバッグを使用することである程度荷物を積むことができるようになります。ただしそんなバッグの使い方を間違えると、知らず知らずのうちに道路交通法に違反してしまうことも。
主に気をつけなければならないのがバッグの大きさですが、大きさの基準はバイクに取り付けられたバッグが積載物であるか、あるいは積載装置であるかによって異なります。
バイクに取り付けられたバッグが積載物に該当するか、積載装置に該当するかは、バッグの種類や取り付けの方法によります。では、どのような取り付け方法だと積載物扱いになり、どのような取り付け方法だと積載装置扱いになるのでしょうか。
これについて知るためには、まず積載物と積載装置の定義について理解しておく必要があります。
積載物というのは、リアのシートや荷台に載せたり、メットインスペースに収納した荷物のことで、リュックサックや買い物袋などが含まれます。これらは通常、一時的にバイクに取り付けられ、目的地に到着すると取り外されます。
一方、積載装置は、バイクに固定されており、荷物を運ぶための専用の装置を指します。純正の荷台などがこれにあたりますが、サイドバッグやトップケースなども何らかの方法でバイクに固定されていれば、積載装置と見なされます。
これらは通常、ボルトやナット、組み込みなどによってバイクにしっかりと取り付けられ、頻繁に取り外されることはありません。
道路運送車両法において、自動車の荷台その他の物品積載装置は「堅ろうで、かつ、安全、確実に物品を積載できるもの」とされており、バイク用の積載装置について明確に規定されているわけではありません。
そのため積載装置を取り付ける際は、比較的自由にバッグやケースを選ぶことが可能です。ただし、一見積載装置のように見えるバッグでもバイクに固定されておらず、簡単に取り外すことのできる構造のものは積載装置と見なされません。積載装置と見なされなかったバッグは積載物に該当するため、積載制限などに注意する必要があります。
例えば、ベルトで簡単にとめられたシートバッグの場合、一見サイドバッグなどのような積載装置にも見えますが、積載物として扱われます。一方シートに挟むなどして、しっかりと取り付けられ、簡単には外せなくなっているサイドバッグは積載装置として扱われます。
バイクの積載装置に明確な基準がない一方、積載物に関しては、バイクに積むことができる重量やサイズに明確な制限があり、こうした制限を超えて積載することは道路交通法違反となります。
具体的には、積載物の長さは乗車装置や積載装置から30cm以内、幅は左右それぞれ15cm以内と定められています。これを超えてしまった場合、「積載物大きさ制限超過違反」にあてはまり、違反点数1点に加えて二輪車は反則金6000円、原付は反則金5000円の罰則が科せられます。
※ ※ ※
ちなみに、リュックサックを背負ってバイクに乗っている場合、そのリュックサックは装備品のひとつと見なされ、積載物や積載装置として扱われることはありません。積載スペースに余裕がない場合、無理のない範囲でリュックサックの利用を検討してみてもよいかもしれません。
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