カワサキ ヴェルシス1000SE試乗インプレッション【電サスの進化で旅性能が底上げ】
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月15日
カワサキ ヴェルシス1000SE 概要
Z1000用がベースの水冷並列4気筒エンジンを採用。アルミ製フレームで前後輪17インチ径を履く、オンロード完全重視のツーリングアドベンチャーだ。日本向けは、前後セミアクティブサスペンションを搭載した上級仕様のSEのみ。ショーワのスカイフックテクノロジーを採用し、6軸IMUと連動させることで、路面からの入力を瞬時に処理してライダーに余計なピッチングやショックなどが伝わらないよう制御する。
’21 カワサキ ヴェルシス1000SE
◆主要諸元
―― 【’21 KAWASAKI VERSYS 1000SE】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1043cc 120ps/9000rpm 10.4kg-m/7500rpm ■車重257kg シート高820mm 21L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン)/ブルートゥース ●色:エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック ●価格:199万1000円
◆ライディングポジション
―― リヤのプリロードを1人乗りに設定した状態。このクラスのアドベンチャーとしては標準的なライディングポジションだ。[身長175cm/体重62kg]
◆エンジン
―― 【直4らしい上質なフィーリング】Z1000を基とする1043cc水冷並列4気筒は120psを発揮。ライディングモードはロード/スポーツ/レインの3種類で、それぞれでトラクションコントロールと電子制御サスペンションを統合制御する。2500rpm以上で正しく作動するクイックシフターは、シフトアップ/ダウンの両方に対応する。 [写真タップで拡大]
◆足まわり
―― ホイールは前後とも17インチで、ハンドリングの質はネイキッドに近い。ショーワ製のカートリッジ式φ43mm倒立式フォークを採用しており、左側のダイヤルでプリロードの調整が可能。 [写真タップで拡大]
―― 【国産初のスカイフック】新型SEは、宙から吊り下げられているかのように車体重心が仮想直線に沿って進む、スカイフックテクノロジーを採用した電子制御サスペンションが用いられる。※写真は海外仕様 [写真タップで拡大]
◆主要装備
―― 【クルーズコントロール標準】指針式回転計とフルカラーディスプレイを組み合わせた、スマホ接続可能なメーターを搭載。クルーズコントロールやクイックシフターも採用。※写真は海外仕様 [写真タップで拡大]
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