ポルシェは2018年6月9日、純粋な電気自動車を表現するため、現在“ミッションE”と呼ばれているコンセプトスタディモデルの正式名称が、「Taycan(タイカン)」に決定したことを発表した。この名称は、1952年以来、ポルシェ クレストの中心にある跳ね馬のイメージに基づいていて、「生気あふれる若馬」を意味する。
ちなみにポルシェのモデル名は、多くの場合その特徴との具体的なつながりを持っている。
「ボクスター」はボクサーエンジンとロードスターデザインを組み合わせたもの。「カイエン」は刺激を意味し、ケイマンは鋭敏と俊敏性、そして「パナメーラ」は標準的なグランツーリスモを超えて、かつてのカレラ・パナメリカーナのような長距離レースで優勝する性能を持つことを表している。「マカン」は、柔軟性、パワー、魅力、およびダイナミクスの意味を含むインドネシア語の「虎」に由来する。
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今回、ミッションEの車名として採用されたこの東洋的な名称は、ポルシェ初のフル電動スポーツカーが、ブランドのスピリットを供えていることを表しているそうだ。また、この名称は「ポルシェ スポーツカー70周年」のセレモニーの一環として発表された。
ーーポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメは、
「ポルシェの新しい電動スポーツカーはパワフルで高い信頼性を備えます。長距離を確実に走行することが可能で、まさに自由を象徴する車です」
と説明している。
タイカンは、600PS(440kW)を超えるシステム最高出力を発生する2基の永久磁石シンクロナス・モーター(PSM)を備え、0-100km/h加速タイムは3.5秒以下。0-200km/h加速タイムは12秒を下回る。
こうしたパフォーマンスに加え、電気自動車では前例のない連続的な出力レベルも実現されている。つまり、性能を損なうことなく幾度ものジャンプスタートを連続して行なうことが可能で、航続距離は500km以上(NEDC:新欧州サイクル)におよぶとされている。
ポルシェは、2022年までに、当初計画の2倍に相当する、60億ユーロを超えるE-モビリティへの投資を計画している。追加された30億ユーロのうち、約5億ユーロがタイカンの派生モデルの開発に利用され、既存のモデルレンジの電化とハイブリッド化には約10億ユーロ、生産拠点の拡張には数億ユーロが投資される。さらに、新しいテクノロジー、充電インフラおよびスマートモビリティには、約7億ユーロが投資される予定とのことだ。
ツッフェンハウゼンのポルシェ本社では、新しい塗装工場、タイカン専用の組み立てエリア、塗装済みボディとドライブユニットを最終組み立てエリアに輸送する、コンベアブリッジが現在建設されている。エレクトリックドライブを製造するために既存のエンジン工場が拡張され、ボディ工場も増設される。
また、ヴァイザッハ開発センターへの投資も予定されている。タイカンの生産は、ツッフェンハウゼンだけで約1,200の新たな雇用を創出している。
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