現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マセラティがGTチャンピオンシップに復帰! 「GT2」がサーキットで初のテスト走行を実施

ここから本文です

マセラティがGTチャンピオンシップに復帰! 「GT2」がサーキットで初のテスト走行を実施

掲載
マセラティがGTチャンピオンシップに復帰! 「GT2」がサーキットで初のテスト走行を実施

2023年3月7日、マセラティは、アウトドローモ・ヴァラーノ・デ・メレガリ(サーキット)で、マセラティのレース復帰を象徴するハイパフォーマンスモデル、「GT2」プロトタイプのサーキット走行を初めて行った。

フラッグシップ スポーツ「MC20」をベースに開発
マセラティは、2000年代前半にFIA GT選手権で活躍した名車「MC12」を彷彿とさせる最新モデル「GT2」を開発し、エキサイティングなGTチャンピオンシップへ再び舞い戻る準備をしている。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

2023年のABB FIAフォーミュラE 世界選手権への参戦を2022年末に発表し、そしてブランドを軌道に乗せる戦略の一環としてFIA GT選手権への参戦も決定して、マセラティは新たな一歩を踏み出した。GT2は、マセラティのフラッグシップ スポーツである「MC20」をベースに、同社のエンジニアとチェントロ スティーレ(スタイルセンター)マセラティが共同で企画・デザインし、ブランドらしい審美的な品質基準を保証する。パワーユニットには、630psを発生するMC20のネットゥーノ V6エンジンを継承し、より高いレベルへと進化させた。

特筆すべきは、F1エンジンをベースに特許を取得した全く新しいマセラティ ツインコンバスチョン(MTC)技術、優れたパワー/ウエイト レシオを実現する超軽量カーボンファイバー製セントラルモノコックや軽量フルコンポジットボディワークで、空力特性を極限まで引き出すことで、垂直荷重を向上させながら、同時に空気抵抗の面でも最高のパフォーマンスを得ることができる。

また、空力負荷の正しいバランスを調整する開発においては、多くの注意が払われ、フロントスプリッターや調整可能のリアウイングとの相乗効果を高めるために特別に、フロアパネルが開発された。フロアパネルは、高いねじれ剛性と曲げ剛性を持ち、最適な部品交換ができるよう、クイックリリースで取り外し可能なボディワークを備えている。

サーキットでもマセラティらしいラグジュアリーな魅力は忘れない
ドライビング アシスタンスは全自動で、すべてのサスペンションはレーシングコンポーネントとなり、前後に調整可能なショックアブソーバーとアンチロールバーが装備される予定だ。6速シーケンシャル レーシングギアボックスは、電動ロータリーギアシフトアクチュエーター付きステアリングホイール パドルシフトでも操作可能で、アドレナリンを放出するような感覚を呼び起こす。

アルカンターラで縁取られたカーボンファイバー製のダッシュボードと統合された、10インチのダッシュボードディスプレイのデータ収集システムが、近未来的なキャビンを実現する。また、オプションのマセラティ コルセ専用塗装とカラーリング(ブルー インフィニート)がボディワークを彩る。

このマセラティ GT2は、ヨーロッパGT選手権に参加するスポーツチームやジェントルマンドライバーのために、マセラティが生産する50台のうちの1台となる。マセラティでは、ハンドリング、快適性、パフォーマンスなど、ジェントルマンドライバーにとって理想的な製品開発に注力したという。

マセラティ GT2は、今回のシェイクダウンを皮切りに、2023年6月末にベルギーで開催される2023年 ファナテック GT2 ヨーロッパシリーズの第4ステージ、スパ・フランコルシャン 24時間レースへの参戦に向けて、テストが繰り返されていく。

[ アルバム : マセラティ GT2 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
サーキットも普段使いも!クラシカルなフルバケット「ジータIVクラシック」発表 ブリッド
グーネット
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
メガーヌ R.S.のように旋回? 新型ルノー・ラファールへ試乗 ドイツ銘柄からの顧客獲得へ期待
AUTOCAR JAPAN
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
竹岡圭さん「XCRスプリントカップ北海道」参戦!三菱&トーヨータイヤがサポート
グーネット
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
シンプルデザインで車内にマッチ タテ・ヨコ回転OKの車載スマホホルダー シズカウィル
グーネット
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
アウディの充電施設、2か月で600名利用 新料金プランでサービス提供開始 東京・紀尾井町
グーネット
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
WECの“カスタマー締め出し”にポルシェが警告。10メーカー参戦の2025年、残枠はわずかに『2』か
AUTOSPORT web
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
V8×MT×FR採用! 新型「スポーティセダン」初公開! “青感”高めた「豪華内装」が超カッコイイ「CT5-V ブラックウイング ル・モンストルE」アメリカに登場
くるまのニュース
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
マクラーレン 初のEVスーパーカー計画、現在の技術では達成困難 「支援」要請
AUTOCAR JAPAN
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
駐車の際の「前向き」「後ろ向き」問題…日本での正解をお教えします! 米国で「前向き」が多いのは防犯上の理由もありました
Auto Messe Web
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
ハースが「文句なし」のダブル入賞。ペレスを抜き返したヒュルケンベルグが今季ベスト6位/F1第11戦
AUTOSPORT web
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
【最長/最深トンネル爆走】 ベントレー新型コンチネンタルGTスピード オープンのGTCも同時発表
AUTOCAR JAPAN
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
『ビースト』という名のスクールバス!? 90名乗車でEV航続241km、米国で納車開始
レスポンス
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
復活するIGTC鈴鹿が『1000km』&控えめなエントリー目標である理由「長距離に慣れているチームがほとんどない」
AUTOSPORT web
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
新型「4WDスポーツ車」初公開! レトロな「丸目」に超ハイパワー「V型8気筒エンジン」搭載! “日本専用”の特別なベントレーに衝撃の声!
くるまのニュース
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
デコトラの命ともいえる電飾! LEDが台頭するもいまだ電球派もいる理由とは?
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol42. 石野真子さん(後編)
愛車の履歴書──Vol42. 石野真子さん(後編)
GQ JAPAN
イクリプスがカーナビ「AVN」のLSシリーズ2024年モデルを発売
イクリプスがカーナビ「AVN」のLSシリーズ2024年モデルを発売
レスポンス
ヒョンデが近々WECハイパーカークラスに参入目指す? LMDh車両開発を準備中との噂
ヒョンデが近々WECハイパーカークラスに参入目指す? LMDh車両開発を準備中との噂
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2995.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2298.03950.0万円

中古車を検索
MC20の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2995.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2298.03950.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村