現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダ「サバンナRX-7」はグリーン! 車名とリンクするボディカラー5色:黄、赤、青、橙で何を思い浮かべる?

ここから本文です

マツダ「サバンナRX-7」はグリーン! 車名とリンクするボディカラー5色:黄、赤、青、橙で何を思い浮かべる?

掲載 31
マツダ「サバンナRX-7」はグリーン! 車名とリンクするボディカラー5色:黄、赤、青、橙で何を思い浮かべる?

イメージカラーが刷り込まれていたクルマを紹介

クルマのボディカラーは、ホワイト、ブラック、グレー、シルバーの4色だけで、全体の8割以上を占めるといわれている。多様化が叫ばれて久しいが、クルマのボディカラーを見ただけでも、多様化社会の実現にはまだまだ時間がかかりそう……。中古車ではなかなかボディカラーまでは選べないのだから、新車で買うときぐらい、自分好みの個性的なカラーを選んだ方が楽しいのに、と思うのは大きなお世話だろうか? そうした中、上記の4色以外のカラーがアイデンティティとなっていたクルマがある。ここではそうしたレアな車種にスポット当てて紹介していくことにしよう。

インパクトでかすぎて網膜に焼き付く! 「このクルマ見たらこの色」な国産車たち

黄色がイメージカラーだったクルマたち

スーパーカーなら黄色が似合うクルマも少なくないが、国産車となるとかなり車種が絞られてくるが皆無ではない。まず思い浮かぶのは、ホンダ「ビート」。ピニンファリーナが一枚噛んでいるといわれるデザインはいま見ても完成度が高く、その国産車離れしたフォルムには、「カーニバルイエロー」がよく似合う。血統的に、ホンダ「S660」もイエローがマッチする一台だ。

さらにダイハツ「コペン」の初代なども、イエローのイメージがあるクルマ。社内のデザインで、山本叔弘が担当。一番売れたのは、シルバーだったかもしれないが、インパクトがあったのは、初代も二代目もジョーヌイエロー。ちなみに「ジョーヌ」はフランス語で「黄色」の意味なので、「ジョーヌイエロー」は「黄色×黄色」だった。

もう一台は、スズキ「スイフト」。スズキの四輪車のワークスカラーはイエローで(バイクはブルー)、2002年に初代スイフトでJWRCに参戦しはじめたときも、イエローを採用。初代スイフトスポーツのイメージカラーもそのまま「ブリリアントイエロー」となった。2代目スイフトスポーツからは「チャンピオンイエロー」と呼ばれている。

緑色がイメージカラーだったクルマたち

グリーンはなかなか珍しいパターン。筆頭は、S13型日産「シルビア」のライムグリーン。グッドデザイン大賞を受賞し「アートフォース・シルビア」のキャッチフレーズが与えられた未来的なスタイルには、ライムグリーンツートンがよく似合った。

それから初代マツダ「RX-7」(SA22C)の「マッハグリーン」。同じく3代目「デミオ」の「スピリティッドグリーンメタリック」も、マツダ公認のイメージカラー。3代目「ルーチェ」もグリーンのイメージがあったし、マツダはグリーン好きのメーカーかもしれない。

青がイメージカラーだったクルマたち

国産車でブルー率が高いのは、圧倒的にスバル車。ラリーカーの「555カラー」が由来と思っている人がいるかもしれないが、そもそもスバルのコーポレートカラーはブルー。スバルのエンブレムにある六連星(むつらぼし)」は、おうし座の中にあるプレアデス星団のことで、エンブレムのブルーが、夜空の部分を表現している。

スバルは1990年代に入ると、「レガシィ」や「インプレッサ」でWRCに参戦。このときタバコブランドの「555」がメインスポンサーとなり、「555カラー」で参戦。WRCでの活躍がイメージアップとなり、2代目インプレッサから、「555カラー」を模した「WRブルー」が定番に。WRブルーに、ゴールドのホイールを組み合わせると、スバルのワークスカーっぽくなってカッコいい。

スバル車以外だと、R34型日産「スカイラインGT-R」の「ベイサイドブルー」もある。スカイラインGT-Rには、R33の期間限定車「LMリミテッド」(1996年のル・マン24時間レース参戦を記念車)の専用色だった「チャンピオンブルー」というカラーも。ちなみにR32GT-Rのイメージカラーは、ガングレーメタリックで決まり!

オレンジがイメージカラーだったクルマたち

オレンジ色のクルマは、今も昔も少ないが、日産「フェアレディZ」の初代(S30)というイメージが強い。というのもハコスカGT-RのS20エンジンを積んだ、フェアレディZ432Rのイメージカラーがオレンジだったからだ(サファリラリーで活躍したワークスZもオレンジ、ではなく赤+黒!?)。

RZ34のカスタマイズド エディションも、Z432R風のオレンジのカラーリングで話題になった。その他、初代ホンダ「シビック」のRSや、いすゞ「ベレットGT-R」などもオレンジ系のクルマと言って間違いない。

赤がイメージカラーだったクルマたち

赤いスポーツカーは、国産車でも珍しくない。例えば、ホンダ「NSX(NA1)とトヨタ「MR2」(SW20)という2台のミッドシップカーは、レッドがピッタリくるクルマだった。DR30型日産スカイラインの赤黒ツートンも懐かしい。

いまでは「ソウルレッド」がイメージカラーのマツダでは、最初のFFファミリア(5代目ファミリア)の「サンライズレッド」も大ヒットした一台だ。

こんな記事も読まれています

レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
カー・アンド・ドライバー
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
くるまのニュース
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
くるまのニュース
「トイレに行きたいのですが…駐めちゃダメ?」 高速にある「謎のバス停」 SNSでは「一般車が進入していた」の声も どんなルールなの?
「トイレに行きたいのですが…駐めちゃダメ?」 高速にある「謎のバス停」 SNSでは「一般車が進入していた」の声も どんなルールなの?
くるまのニュース
運賃交渉すれば“村八分”にされる? 荷主を過剰に気遣う中小運送の社長たち、本当に守るべきは誰なのか?
運賃交渉すれば“村八分”にされる? 荷主を過剰に気遣う中小運送の社長たち、本当に守るべきは誰なのか?
Merkmal
ホンダ「ADV160」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
ホンダ「ADV160」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
いやこれは凄いわ……[EV]の歴史に残る一台が韓国から出ている件
いやこれは凄いわ……[EV]の歴史に残る一台が韓国から出ている件
ベストカーWeb
軽自動車ってのが凄すぎる…! 世界に誇れる自動車と言えば[スズキ ジムニー]でしょ! 
軽自動車ってのが凄すぎる…! 世界に誇れる自動車と言えば[スズキ ジムニー]でしょ! 
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:突貫工事でリヤウイングを修正。マシン性能を出し切っての予選5番手にフェルスタッペンも満足
レッドブル&HRC密着:突貫工事でリヤウイングを修正。マシン性能を出し切っての予選5番手にフェルスタッペンも満足
AUTOSPORT web
ポールのラッセル「壁に接触、望みが消えたかと思った」マシンの速さについては「理由が分からない」/F1第22戦
ポールのラッセル「壁に接触、望みが消えたかと思った」マシンの速さについては「理由が分からない」/F1第22戦
AUTOSPORT web
次期デリカD5はこうなってほしい!! 唯一無二の価値を持つSUVミニバンへの期待
次期デリカD5はこうなってほしい!! 唯一無二の価値を持つSUVミニバンへの期待
ベストカーWeb
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
AUTOSPORT web
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
AUTOSPORT web
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
ベストカーWeb
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
AUTOSPORT web
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
AUTOCAR JAPAN
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

31件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村