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シトロエン日本復活の鍵は“特別限定車”と“カフェ”にアリ!?

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シトロエン日本復活の鍵は“特別限定車”と“カフェ”にアリ!?

2019年6月10日、プジョー・シトロエン・ジャポン(以下、PCJ)は、コンパクト・カー「C3」の特別限定モデル「C3 × SAINT JAMES」の販売を開始した。

C3 × SAINT JAMESは、フランスのアパレルブランド「セントジェームス」とコラボレーションしたモデルだ。通常モデルにはないルーフのボーダーステッカーや、ボーダーでトリミングされたフロアマットなどが特徴である。価格は256万円だ。

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ちなみにC3は、PCJの屋台骨を支えている1台という。月販の平均台数は約200台をキープしているそうだ。なお、購入者のほとんどが上級グレード「SHINE」を選ぶとのこと。

また、定期的に設定される特別仕様車も人気だ。これまで、女性誌『ELLE』や、フランス人デザイナーのジャン・シャルル・ド・カステルバジャックとコラボレーションしたモデルも販売され、いずれも好評だった。

ちなみに、今回販売されるC3 × SAINT JAMESは日本独自のプロダクトである。

「シトロエンと親和性のあるブランドはなにか? と、考えた結果、セントジェームスになりました。シトロン、セントジェームス双方のフランス本社に話をしたところ、好意的に受け止められ、実現しました」と、述べるのはPCJでシトロエン・DSプロダクトマネジャーを務める水谷昌弘さんだ。

とはいえ、カタログ・モデルの販売が好調にもかかわらず、あえて特別仕様車を投入する理由とは? 水谷さんは「あいかわらず人気の高いC3ですが、定期的に限定車を投入することで話題を作り、さらに多くの人に注目してもらいたいからです」と、話す。

また、フランス本国との連携については、「各市場のニーズに応じ、限定車投入について、フレキシブルに(フランス本社は)対応してくれます」として、今後の特別仕様車については、「定期的に、企画・開発し、販売していきたいと考えています」と述べた。

シトロエンの攻勢は、特別仕様車にかぎらない。ディーラーの店舗も、リニューアルが進んでいる。そのひとつが、店舗内に新しく併設された「The Citroenist Cafe」だ。

カフェといっても、本格的なコーヒーを供するわけではない。居心地のよいカフェをイメージしたという店内で、来店客がお茶をのみつつ、気軽にシトロエンについて話せる場にしたという。供するコーヒーや紅茶は無料だ。

「よりシトロエンを身近に感じていただきたく、カフェを併設しました」と、話すのは、ディーラー開発を担当するグループマネジャーの神保潮氏。

インテリアはポップだ。テーブルや椅子などは、角ばったものではなく、丸みを帯びたプロダクトを使い“優しさ”を演出、壁紙もオレンジを使うなどカラフルだ。

カフェが併設されるのは現状、シトロエン中央(東京都中央区)のみであるものの、全国に48店舗あるディーラーは、カフェのコンセプトを取り入れた内外装へ、順次改装中であるという。現在、30店舗がすでに改装済みで、残り18店舗も改装を進めていくとのことだ。

C3の快進撃は、限定車&新店舗によって、今後も継続していきそうだ。

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