車のニュース [2023.09.14 UP]
J.D.パワー 2023年日本自動車初期品質調査 ダイハツ・ホンダが総合1位
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関のJ.D. パワー ジャパン(東京都港区)は9月13日、「2023年 日本自動車初期品質調査(IQS)の結果を発表した。同調査は、新車購入者を対象に年1回実施され、今回で13回目となる。
2023年8月の新車販売台数ランキング トヨタ勢好調維持 アルファードは11位に
ダイハツ・レクサス昨年に続き首位 ホンダは2020年以来の総合1位
2023年 日本自動車初期品質調査(IQS) マスマーケットブランド(左図)、ラグジュアリーブランド(右図)
2023年調査の業界平均は151PP100で、2022年の138PP100に比べ13ポイント増加し、購入車両に対するユーザーの知覚品質は悪化。ランキング対象14ブランド中10ブランドが2022年を上回る不具合指摘数となった。
ランキング対象となった14ブランド中、最も不具合指摘が少なかったのはダイハツとホンダであった。(131PP100で同点)ダイハツは昨年に引き続き総合1位、ホンダは2020年以来の総合1位となる。
ラグジュアリーブランドセグメントではレクサス(147PP100)の不具合指摘が最も少ないという結果となった。
セグメント別ランキング トップ3モデル
前年比4.4ポイント増 インフォテインメントに課題
不具合指摘を聴取する9カテゴリー中、特にインフォテインメントの不具合指摘増が目立った(29.2PP100、対前年4.4ポイント増)。インフォテインメントは前年も最も不具合指摘の多いカテゴリーであり、改めてこの領域が大きな課題であることを浮き彫りにしている。
中でも、車載音声認識の不具合指摘(コマンドを認識しないことがよくある/分かりにくい/使いにくい)は、全項目中最も増加した項目で、特に「音声コマンドを認識しない/誤った認識をする」と回答した人は2022年の64%に対し、2023年は74%と増加しているという。
また、車載ナビゲーションシステムの不具合指摘( 分かりにくい/使いにくい)も、車載音声認識同様に、最も増加した項目のひとつで前年の2.9PP100に対し、3.6PP100となった。
登録車EVに比べ、軽EVは充電への不具合は少ないという結果に
EV関連項目の不具合指摘傾向をみると、航続距離が短すぎるという不具合指摘は、軽EV:5.3PP100、登録車EV:4.2PP100と、軽EVの方が不具合指摘は多い。
一方で充電の不具合については軽EV:0.7PP100、登録車EV:3.5PP100と、軽EVの方が少ない。
EVは航続距離の短さが普及阻害要因のひとつと考えられていたが、ユーザーの車両利用用途や運用環境次第では、充電トラブルの少なさが軽EVを所有する利点の一つと言えそうだと分析している。
調査概要
同調査は、新車購入後2~13ヶ月経過したユーザーを対象に、所有する自動車の不具合経験を9カテゴリー221項目について聴取し、自動車の初期品質に関するユーザー評価を明らかにする調査。
全ての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘数(Problems Per 100 vehicles = PP100)として集計され、スコアが低いほど不具合指摘が少ない(品質が高い)ことを示す。
※9カテゴリーは以下の通り
「外装」、「走行性能」、「装備品/コントロール/ディスプレイ(FCD)」、「運転支援」、「インフォテインメント」、「シート」、「空調」、「内装」、「パワートレイン」
■実施期間:2023年5月~6月
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:新車購入後2~13ヶ月経過したユーザー(18歳以上)
■調査回答者数:21,647
J.D. パワー 公式HP:
https://japan.jdpower.com/ja
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みんなのコメント
やっぱりな。
クルマもダメだが、推しが悪い。
悪いイメージしか残らない。