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新型レクサスRZ450e発売開始へ!

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新型レクサスRZ450e発売開始へ!

発売を記念した特別仕様車も設定へ。

「DIRECT4」で爽快な走りを!

新型レクサスUXに注目!

3月30日、レクサスは、BEV(バッテリー式電気自動車)専用モデル「RZ450e」の日本仕様を発表した。

新型RZ450eは、レクサス初のBEV専用モデルだ。新開発の「e-TNGA」プラットフォームを採用。サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リヤにトレーリングアーム式ダブルウィッシュボーン。レクサス初採用の「周波数感応アブソーバーFRDII」によって、路面入力の周波数に応じて伸び側ストロークの減衰力を変化させ、乗り心地を損わずに高い操縦安定性を提供する。

モーターはフロントが150kW/266Nmで、リヤが80kW/169Nm。総電力は71.4kWhに達する。満充電時の航続可能距離は494kmで、急速充電規格はCHAdeMOだ。

駆動方式は、四輪駆動力システム「DIRECT4」を搭載、駆動力配分制御は、車輪速センサー、加速度センサー、舵角センサーなどの情報を用いて、前輪:後輪=100:0~0:100の間で制御する。

ブレーキシステムには、前後独立油圧制御により前後回生協調が可能な新加圧ユニットを採用。回生エネルギーの高効率化により航続距離の伸長に寄与する。ドライバーのブレーキ操作量に応じた前後輪の制動力配分を最適化し、安定した車両姿勢を実現する。ブレーキペダルパッドには人間工学に基づきデザイン。踏み変え/踏み込み操作のしやすさを追求した。

レクサスらしい音作りにもこだわったという。モーター音が乗員へ心地よく響くよう、音色や音響伝達特性に工夫を施した。静粛面では、床下バッテリーに遮音壁としての機能を持たせたほか、ボンネット部にフードシールを設置し風流の乱れによるノイズを除去する。

シンプルでクリーンなインテリアエクステリアは全長4805mm、全幅1895mm、全高1635mmでホイールベースは2850mm。大径タイヤを四隅に配置し、リヤタイヤをワイドトレッド化した前後異径タイヤ採用による低重心なスタンスによって走りの良さを表現する。タイヤサイズは18インチないしは20インチ。

グリル開口部は、内燃機関の冷却用構造を必要としないBEVの特徴を活かした新デザイン「スピンドルボディ」を採用。立体的なフロントフェンダーやフロントバンパーなど目をひく。リヤまわりでは新型「NX」から続く一文字リヤコンビネーションランプを採用。レクサスのブランドロゴも新デザインとした。

エクステリアカラーは、「イーサーメタリック」や「ソニックカッパー」などを含む全6色を設定。さらに、ボンネットやルーフがソリッドブラックとなるバイトーンカラー仕様も設定した。

インテリアは、人工皮革「ウルトラスエード」や木目調パネルなどの非天然素材を使い、環境にも配慮。ロングホイールベース化によって、カップルディスタンスは1000mmを確保した。

室内の開放感を高めるパノラマルーフは、床下へのバッテリー搭載に伴う床面上昇により、乗員のヘッドクリアランスが圧縮されるのを避けるためサンシェードを廃止。シェードレス化にあわせ、遮熱・断熱や紫外線を99%カットする「Low-Eガラス」を使う。さらに、レクサス初の調光機能もある。

センターコンソール前方にはおくだけ充電トレイを設置したほか、インパネ下部に充電用USBコネクタ(Type-C)を2個、通信用USBコネクタ(Type-C)を1個用意。センターコンソール後部には充電用USBコネクタ(Type-C)に加え、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)、HDMI端子(1個)もある。

センターディスプレイには大型の14インチタッチパネルを採用。多くの機能をディスプレイ内に集約した。シフトセレクターはレクサス初のダイヤルタイプをコンソールに配置。ワンアクションのスマートなシフト操作を実現した。

インテリアカラーは水色を基調とした「オラージュ」、タンカラーの「ヘーゼル」、ブラックのモノトーン「グレースケール」、3つの配色から選べる。世界初の「陰影イルミネーション」も搭載。ドアの開閉時、ドアトリムオーナメントに投影された光の陰影が変化する仕組みだ。

ラゲッジルームは通常時の容量は522リッターで、9.5インチのゴルフバッグを3個積める。スーツケースなら110リッターと97リッターのサイズをそれぞれひとつずつ積める。サイドにはアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)も設置。合計3つのLEDランプによって夜間時の使い勝手を高める。

先進の予防安全技術「Lexus Safety System +」も搭載。衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートなどを含む。オプションで装着可能なドライバーモニターは脇見運転などを検知し、より早いタイミングで車線逸脱などを抑制する。

RZ発売を記念した特別仕様車“First Edition”は、全国500台限定。エクステリアでは“First Edition”専用配色としたバイトーンのボディカラーやブラック塗装ホイールが特徴。インテリアでは、ステアリングホイールに専用の印字を、センターコンソール部には特別仕様車であることをしめすプレートが付く。インテリアカラーは通常設定にはないオラージュとブラックのコンビネーションとなる。

新型RZ450eは“Version L”のモノグレードで880万円。特別仕様車“First Edition”は940万円だ。

文と編集・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

6件
  • 海外メーカーのEV発表のときはEVは環境に悪いだの
    リチウム足りないだの、遠距離は無理だの言うのになぜかレクサスのときは静かだね
    忖度してるのがバレバレだよ
  • 買うつもりだったのだが、やっぱりステアリングが普通のヤツしかない。
    なので、とりあえず買わない。
    待つ。
    が、そんなに待ってらんないんだよなぁ…。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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