後輪駆動にこだわってきたあのBMW M社が最近4WD化を進めている。自然吸気からターボへ、後輪駆動から4WDへ、新型M3はどこに行こうとしているのか。(Motor Magazine 2019年1月号より)
その行方が注目される新型BMW M3
BMW M社は1972年の創立以来、これまで半世紀近くにわたる豊富なレースにおける経験と成果から後輪駆動に固執してきた。それはまず軽量であること、かつクリアなステアリングフィールでオーバーステアでも自在にコントロールできることに価値を置いてきたからだ。
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ところが新型M5に見られるように、このところ、急速に4WD化が始まっている。ますます増大するパワーに対して、後輪だけではトラクションを無駄なく路面に伝えることが難しくなってきており、その一方で、技術革新により前後のトルク配分をダイナミックに行うことができるようになったからだ。
そこで気になるのが2019年に登場すると言われる新型M3(G80)。M社の伝統あるコアモデルだけにその行方には誰もが注視しているはずだ。なにしろM3はM社、そしてBMWのドライビングスピリット「駆けぬける歓び」のシンボルであり、スポーツセダンのお手本として世界中のメーカーが競って追従するモデルでもあるからだ。
搭載されるエンジンは3L直列6気筒ツインターボと基本的に従来と変わらないが、最高出力は現在コンペティションパッケージで得られている450psが標準となり、将来のアップグレードパッケージではおそらく500psが約束されるだろう。
そしてこの大パワーを的確に路面に伝えるために、やはりxDrive 4WDとなる。もちろん4WDとはいえ後輪駆動重視タイプで、100%トルクをリアに伝えることも可能であるという。
もうひとつ、注目されるのはM8クーペ。M社にはメルセデスAMG GTやポルシェ911に対抗できるラクジュアリースポーツが存在していなかったが、ようやく変化の時が訪れる。こちらも駆動方式はFRではなく4WDだ。
M8クーペのプロトタイプの同乗試乗する機会があったが、Mダイナミックモードを選ぶと、xDriveでありながら、コーナーの出口でコントロールされた後輪が緩やかに外へ向かうのがわかる。さらに2WDモードを選択すると、純粋に後輪駆動としても楽しめる。これこそMチューニングの真髄だ。
BMW M社は、4WD化を進めても、その「駆けぬける歓び」という価値にこだわり続けている。(文:木村好宏)
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