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テスラが新型「モデル 3」を受注開始!「オートシフト」を搭載か、航続距離は700km超えもあるか!?

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テスラが新型「モデル 3」を受注開始!「オートシフト」を搭載か、航続距離は700km超えもあるか!?

テスラは9月1日、「モデル 3」のマイナーチェンジ版の受注を開始した。内外装デザインにも大幅に手が加えられた。その詳細をみていく。

パフォーマンスグレードはなし

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今回発表された新型「モデル3」のグレードは、RWDとロングレンジの2つで、価格とスペックは下記の通りだ。納車は今年の12月以降を予定している。

RWD 563.1万円、航続距離513km(WLTP)、0-100km/h加速6.1秒、最高速201km

ロングレンジ(AWD) 651.9万円、航続距離629km(WLTP)、0-100km/h加速4.4秒、最高速201km

現行型で航続距離605km(WLTC)、0-100km/h加速3.3秒、最高速261kmだったパフォーマンスグレードの発表はなかったので、今後の展開を待ちたい。

ついにレバーも無くなった

BEV(バッテリー電気自動車)専業メーカーとして、これまでの自動車会社によるクルマ作りの固定観念のないテスラは、スイッチ類を“断捨離”し、驚くほどシンプルなインテリアを創り出してきた。

そしてその発想はついにステアリングコラムから左右に1本づつあったレバーさえも無くしてしまった。そしてレバーが持っていた機能、ウインカー、ワイパー、ライト、ACC(アダプティブクルーズコントロール)はステアリングホイールのスポーク部に移されている。

写真からは読み取れなかったシフトコントロールについてテスラ担当者に確認したところ、モデル Sと同様の「オートシフト」を含む下記の3種類が予定されているが、まだ日本仕様がどうなるかは決まっていないそうだ。

「オートシフト」:乗車後、シートベルトを着用してブレーキを踏むと、カメラが周囲を認識し、D or Rが自動で選択される。 「タッチスクリーン」:タッチスクリーン上に表示されるPRNDを押す。 「PRNDボタン」:天井部に表示されるPRNDボタンをタップする。

シフトレバーを無くすどころか、車両が判断することでシフト操作からもドライバーを解放するテスラの考え方には脱帽だ。

ドアトリムとダッシュボードの連続性のあるデザインも新しくなり、現行のそれと比べると、よりダッシュボードの奥に弧を描くような自然なラインになっている。この変更により広々感を得つつも、スッキリとした見た目になった。アンビエントライトもその効果をより強くすることに一役買っている。

前席のシートベンチレーションと後席用の8インチタッチスクリーンも新設された。

さらに空力を突き詰めたデザイン

「空力性能を最大化するエクステリアデザイン」とリリースで謳われている通り、前後のバンパーとライトのデザインも変更された。

フロントバンパーは、中央部に少し丸みを持ったデザインから、左右の両端にまで渡る3本の線が走るデザインへと大きく変わった。これによりワイド感と低重心感が強まっている。3本の一番上のラインは、それより上の風をボンネットへ、下の風はボディサイドへ流しているように見える。ライト関係はヘッドライトユニットにまとめられた。

リヤは下部のブラックの部分が、リフレクターの高さまで上がっている。最下部もディフューザーのように中央部が持ち上がっている。テールランプは新デザインだが、トランクの“ダックテール”具合は変わっているようには見えない。T型のテスラマークは「TESLA」の文字に変わった。

航続距離700km超えなるか?

現行モデル 3のWLTCモードの航続距離は、RWDが565kmで、ロングレンジが689kmだ。前述のように今回の新型は空力性能の向上が図られているので、RWDが600km台、ロングレンジが700km台の航続距離に入るのか、WLTCモード値の発表が待たれる。

15分で282km分をチャージできる充電性能もあれば、ロングドライブも全く苦にならないだろう。

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