■bZシリーズ第1弾はSUVの「bZ4X」
2022年4月12日にトヨタは、新たなEV戦略のbZシリーズ第一弾モデルとなる新型「bZ4X」を正式発表し、同年5月12日から発売します。
【画像】未来っぽいトヨタ新SUV登場! 新型「bZ4X」ボンネットの中身はどうなってる?(20枚)
日本においては、BEVに対するユーザーの不安解消と、電池の全数管理と3R推進によるCN(カーボンニュートラル)への貢献を目指し、全数がリース販売されることになります。
なお、個人ユーザーには、長く・安心して利用でき、かつ利用期間を通してユーザーに寄り添ったサービスを提供することを目的とし、サブスク「KINTO」で提供。
法人ユーザーへは、全国のトヨタレンタリース店ならびにトヨタモビリティサービス(東京地区)からのリースで提供されます。
国内販売事業本部 本部長 佐藤康彦氏はKINTOでの販売について、「いままでの売り方を変えたいと考えており、KINTOを通じてアップデートやサービスなど提案していきたいと思います。もちろんリアルの販売店でもケアなどをしっかりやっていきます」とコメントしています。
まずは5月12日より第1期として3000台分の申込み受け付けを開始し、その後秋口に第2期、以降順次お申し込みを受け付け、初年度は5000台分の生産・販売を予定しています。
契約順に生産手配をおこない、第1期申し込み受付分は2022年12月までに納車されることになります。
さらにトヨタは充電インフラの拡充にも取り組むとしており、今後のBEV普及進度を踏まえつつ、2025年を目途に全国のトヨタ販売店に急速充電器を設置していく計画です。
まず2022年は、BEVの需要が高い地域を中心に順次設置を進めていくとしています。
新型bZ4Xは「Z」のワングレードとなり、FWDと4WDが用意されます。さらに18インチタイヤまたは20インチタイヤ、標準ルーフとパノラマムーンルーフがパッケージとして設定されます。
参考価格(消費税込)は、FWDが600万円、4WDが650万円です。
※ ※ ※
bZシリーズは、持続可能な社会の実現に向けての課題のひとつであるCO2排出量削減に貢献するべく開発されたBEVシリーズです。
中国・米国・欧州・日本など、BEVの需要や再生可能エネルギーによる電力供給が多い地域において、2025年までに7車種が導入されます。
その第1弾となる新型bZ4XはSUVタイプのモデルで、コンセプトは「Activity Hub」。乗員全員が楽しい時間や空間を共有できる、ワクワク感のあるクルマを目指したといいます。
スバルと共同開発したBEV専用プラットフォーム「e-TNGA」をトヨタ初採用、低重心・高剛性化により、魅力のある走りを実現。
スバルの4WD技術「X-MODE」を4WD車にトヨタ初採用するとともに、X-MODEの新たな機能として「Grip-Control」を搭載。
モーター駆動の特性を活かすことで、日常ユースからライトオフロード以上の走行まで対応できる高い走破性を可能にしました。
さらに、まったく新しいクルマでありながら、安心して使えるBEV性能を備え、走行時の省エネ性能向上と実用的な航続距離を確保。
空力性能の追求やボディ・ユニットの軽量化に加え、走行以外の消費エネルギー、とくに冬場の暖房による消費電力を減らすため、ヒートポンプ式エアコンやシートヒーター、ステアリングヒーター、前席乗員足元の輻射ヒーター(トヨタ初)といった装備を搭載しています。
電費性能は128Wh/km、一充電当たりの走行距離(WTLCモード)はFWD車が559km、4WD車が540kmとなります。
なお、充電は世界各地域の高出力充電に対応。DC急速充電では150kWに対応、30分で充電量80%まで充電することが可能です。
そのほか、日本仕様ではアウトドアや災害などの緊急時に、給電器を接続し、大出力の電力を住宅や家電に供給可能なDC外部給電機能(V2H/V2L)を搭載。
家庭用太陽光発電と併用し、日中は太陽光発電で家に電気を供給、余剰電力は給電器を通じて車両を充電、また夜間は車両にためた電気を自宅用の電力として使うことも可能です。
加えて「ルーフソーラーパネル」を設定。1年間で走行距離1800km(社内試算値)に相当する発電量を生成し、航続可能距離に貢献するほか、充電スタンドがない駐車場などでも充電可能なほか、災害時など緊急時でも太陽光で充電することができます。
従来車から乗り換えても、ほかのトヨタ車同様、安心して安全に乗れる性能にこだわり、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指しました。
■新型bZ4XってどんなEV?
新型bZ4XはBEVの斬新さとSUVの迫力を表現したスタイリングを採用。「Hi-Tech and Emotion」というデザインテーマのもと、BEVの先進感とクルマ本来の美しさを融合した造形にチャレンジし、先進的なスリークさとSUVらしい力強さを両立したスタイリングを目指しました。
内装は、メーターの見やすさを重視したコックピットを実現。メーターをステアリングホイールの上側を通して見えるように配置した「トップマウントメーター」をトヨタ初採用しました。
また、ステアバイワイヤシステムと異形ステアリングホイールを組み合わせたワンモーショングリップをトヨタとして初めて装着。まずは中国市場に投入し、その他市場向けに順次装着車が設定される予定です。
さらに、最新のインフォテインメントシステムとして、クラウド上の地図情報を活用し、交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビを採用。充実した音声認識機能やOTA(Over the Air・無線通信)によるソフトウェアアップデート、スマートフォンによるデジタルキーなども備わります。
予防安全性能も充実しており、最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載。ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大により、各機能の性能向上や一般道での支援を行う新機能を追加したほか、高度運転支援技術「アドバンスト パーク(リモート機能付き)」を装備しました。
※ ※ ※
●新型bZ4X(日本仕様)の諸元表
【ボディサイズ(パッケージ)】
・全長:4690mm
・全幅:1860mm
・全高:1650mm(アンテナ)
・ホイールベース:2850mm
・室内長:1940mm
・室内幅:1515mm
・室内高:1145mm-1160mm
・車両重量:1920kg~2005kg
・最小回転半径:5.7m
【走行性能】
・最大出力(フロントモーター):150kW(2WD)/80kW(4WD)
・最大出力(リヤモーター):80kW(4WD)
・最大出力(システム):150kW(2WD)/160kW(4WD)
・動力用主電池:リチウムイオン電池
・総電圧:355V
・総電力:71.4kWh
・一充電走行距離(WLTCモード):559km(2WD)/540km(4WD)
・加速性能(0-100km/h):8.4秒(2WD)/7.7秒(4WD)
【充電性能】
・AC充電器最大出力:6.6kW
・DC充電最大出力:最大150kW
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「新型セレナ」発売に反響多数! 「待ってました」「魅力的」 超スゴい「高性能4WD」&地上高アップの「イーフォース」追加へ! 待望の「性能向上モデル」14日発売
「娘友達を乗せたらベルト未着用で捕まりました。ママ達は笑うだけで謝りません。不快です」投稿に回答殺到!?「感じ悪い」「でも貴女は命を預かってる」大激論に…悪いのは誰なのか
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
レクサス新型「エレガント」発表! 最安価な「“5人乗り”コンパクトSUV」! 全長4.1m級の“最小レクサス“「LBX」が販売店でも話題に
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
クルマの希望ナンバー「358」なぜ人気? 意味が分かれば「1031(天才!)」かも!? 語呂合せじゃない「謎の数字」の由来とは?
「ハコスカ」にAT車があった!? 3台の日産GC10型「スカイライン」を乗り継いできたオーナーは、なぜ懐かしの「RSワタナベ」を選んだ?
EVが内燃車に追いつく日! 2026年、所有コストが同等に――バッテリー急落&中古拡大が生む大転換点とは?
【何が起きている?】日産が開発する“新型コンパクトミニバン”が遅れる理由。計画中止の噂も
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
これシリーズなんだ。
イラネ