現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 栄光のトップは意外にも「セダン」! 現役「スバルおたく」が選ぶ「歴代レガシィ」勝手にベスト6

ここから本文です

栄光のトップは意外にも「セダン」! 現役「スバルおたく」が選ぶ「歴代レガシィ」勝手にベスト6

掲載 18
栄光のトップは意外にも「セダン」! 現役「スバルおたく」が選ぶ「歴代レガシィ」勝手にベスト6

4世代のレガシィを乗り継いだ元オーナーがベストモデルを選出!

 スバル車のフラッグシップとして君臨してきたレガシィ。名車として誉れ高く世代ごとにファンが多いそんなレガシィも、つい先日7代目にあたるレガシィとしてアウトバックのニューモデルが発表されたばかり。何を隠そう筆者も初代レガシィに憧れ、2代目/3代目/4代目/5代目のレガシィを乗り継いできた。今回は歴代モデルのなかから、独断と偏見で選んだベスト6を紹介したい。

「あえてスバル車の隣に駐車」「悩んだら青を選ぶ」!「スバリスト」のあるあるエピソード6選

第6位:SIシャーシの採用でGT性能も備えたSUV

【BS型レガシィアウトバックX-BREAK】

 先代モデルにあたるBS型レガシィアウトバック。SIシャーシと呼ばれる旧世代のシャーシながら、その熟成度から新世代プラットフォーム「Subaru Global Plat Form=SGP」にも引けを取らない剛性感をもつ。さらに、最上級グレード「Limited」に装備される専用ダンパー「スタブレックスライド」が特別仕様車のX-BREAK(車両自体がLimitedベース)にも採用され、しなやかで上質な乗り心地を自体していた。 北米仕様のクロスバータイプのルーフレールは、新型アウトバックのLimited EXにも採用されているものと同じ。専用アルミホイールやフロントグリルと合わせて、エクステリアをよりワイルドな印象としつつ、実用性も兼ね備えている。 もちろん6代目ならではの室内空間の広さも相まって、グランドツーリング性能を存分に堪能できる一台であった。

第5位:2L DOHC NAエンジン×ビルシュタイン製ダンパー採用の希少モデル

【BP型レガシィツーリングワゴン/BL型レガシィB4 2.0R spec.B】

 レガシィといえば、5代目まではターボモデルが主力とされてきたが、隠れた名車としてぜひ推したいのがBP/BL型(4代目)に設定された2.0R spec.Bだ。名機として名高いEJ20エンジンの素のポテンシャルを味わえる希少なモデルには、2L DOHC NAエンジンを搭載。2.0R自体は登場時から設定されていたのだが、ビルシュタイン製ダンパーを組み合わせた2.0R spec.Bは、E型と呼ばれる2007年モデルにのみ設定されていたレアグレード。 とくにBP/BL最終型となるF型(2008年モデル)には、2.0L DOHC NAモデルのラインアップがなくなったため貴重な存在。5速MT仕様はワゴンでも1400kgを切る軽量な車重により、軽快な走りが魅力であった。

第4位:2Lモデルとして国産車初の280psを達成したスポーツワゴン

【BG型レガシィツーリングワゴンGT-B】

 歴代スバル車でもっとも人気を博した、2代目レガシィツーリングワゴン。その後期型に設定されたGT-Bは、2Lクラスで国産車初の280psをマークしたモデルとして多くのクルマ好きの注目を集めた。 その後のレガシィの代名詞となったビルシュタイン製ダンパーが装備されており、当時としては大径の17インチアルミホイールも採用。パワフルなエンジンに、スポーティな足まわりの組み合わせがワゴンらしからぬ走りを見せつけた。当時はウインタースポーツからサーキットまで、幅広く楽しめる万能マシンとして大ヒット。街なかにピュアホワイトのGT-Bが溢れていたほどで、女子ウケもかなりよかった。

第3位:2.5Lターボの専用エンジンを搭載したファン垂涎のSモデル

【BP/BL型S402】

 レガシィベースのSTIコンプリートモデルとして登場したS402は、パワーユニットを専用の2.5L DOHCターボとすることで、スペック以上のゆとりある走りが特徴だった。 STIが手掛けたシャーシチューニングは、歴代レガシィでも最高レベルのしなやかさ。専用のフロントフェンダーなどエクステリアからも、標準車とは異なるオーラを感じさせた。 フラッグシップモデルのレガシィをベースにしたスポーツプレミアムモデルとして現在でも人気が高く、アクセルを踏み込んでステアリングを切れば、紛れもないSTIコンプリートカーとしての高いポテンシャルを発揮する。その一方、日常領域で流しているだけでも、ベースモデルとは異なるゆったりとした余裕を感じられる珠玉のモデルであった。

第2位:WRCでも活躍!「RA」の称号が与えられた受注生産の特別モデル

【BC型レガシィセダン RSタイプRA】

 初代登場時に、10万kmの世界速度記録という偉業を成し遂げたレガシィは、WRCをはじめとしたモータースポーツの世界でも、インプレッサWRX登場まではその役をセダンが担っていた。なかでもRSタイプRAは、初代レガシィのコンペティションモデルであるRSタイプRをベースに、エンジン内部のポート研磨やバランス取り、強化コンロッドやメタル鍛造ピストンなどの専用パーツを組み込み、シャーシ系も専用サスペンションが奢られていた。 また、STIの手によりさらに磨きがかけられ、RAの名称には「Record Attempt」(記録への挑戦)という意味が込められ、現行モデルでも競技ベース車両やSTI限定車など、特別なモデルにRAという称号が与えられている。車種こそレガシィだが、その血統はWRXシリーズにも受け継がれており、スバルのスポーツモデルを語るうえで欠かせない存在だ。

第1位:セダンだけに設定されたレガシィ初のSシリーズとしてハイスペックを誇った

【BES型レガシィS401 STi Version】

 レガシィ初のSシリーズとして登場したS401は、ベースモデルのBE5型という型式に対し、BES型という専用型式が与えられた。セダンボディのみの設定だが、レガシィシリーズ初の6速MT、ブレンボキャリパー搭載車として話題になった。 バランス取りが施された専用のEJ20ターボエンジンは滑らかに吹き上がり、どの回転域でも扱いやすいセッティングでありながら、最高出力293ps/最大トルク35.0kg-mとベースモデルを圧倒的に凌駕するスペックを誇っていた。  歴代スバル車のなかでも不等長エキゾースト/6速MT/5ナンバーサイズという組み合わせが、意外にもS401だけという条件的にも貴重な存在だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
くるまのニュース
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
バイクのニュース
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
AUTOSPORT web
アルファロメオ、日本初導入となる『ジュリア』左ハンドル車のカスタマイズプログラムを実施
アルファロメオ、日本初導入となる『ジュリア』左ハンドル車のカスタマイズプログラムを実施
AUTOSPORT web
【1970年代国産GTカーに思いを馳せて】光岡自動車からM55の市販バージョンが登場!
【1970年代国産GTカーに思いを馳せて】光岡自動車からM55の市販バージョンが登場!
AUTOCAR JAPAN
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、SUV版のテスト車両を生産開始
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、SUV版のテスト車両を生産開始
レスポンス
排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
ベストカーWeb
[2000年]代[軽スポーツ]に注目!? 流通量豊富なスズキ[アルトターボRS]に中古で乗る!!
[2000年]代[軽スポーツ]に注目!? 流通量豊富なスズキ[アルトターボRS]に中古で乗る!!
ベストカーWeb
旧車ベンツW111型「220SE」をデイリーに楽しむ!「羽根ベン」と呼ばれる理由は当時の米国の流行に乗ったデザインにありました
旧車ベンツW111型「220SE」をデイリーに楽しむ!「羽根ベン」と呼ばれる理由は当時の米国の流行に乗ったデザインにありました
Auto Messe Web
交換のたびに「ちょっと余る」エンジンオイル! コツコツためて使っても問題ない?
交換のたびに「ちょっと余る」エンジンオイル! コツコツためて使っても問題ない?
WEB CARTOP
【F1メカ解説】レッドブルがラスベガスで見せた”荒療治”。大きすぎた空気抵抗に対処すべく、サーキットでリヤウイングを削る苦肉の策
【F1メカ解説】レッドブルがラスベガスで見せた”荒療治”。大きすぎた空気抵抗に対処すべく、サーキットでリヤウイングを削る苦肉の策
motorsport.com 日本版
ライダーを重視した先進装備を多数搭載。新型『トライアンフ・タイガースポーツ660』発表
ライダーを重視した先進装備を多数搭載。新型『トライアンフ・タイガースポーツ660』発表
AUTOSPORT web
F1メディア委員会、故意のフェイクニュースの監視と取り締まりを検討
F1メディア委員会、故意のフェイクニュースの監視と取り締まりを検討
AUTOSPORT web
アルパイン2025年モデル発表 車種専用モデルさらに拡充 ナビもディスプレイオーディオも充実
アルパイン2025年モデル発表 車種専用モデルさらに拡充 ナビもディスプレイオーディオも充実
AUTOCAR JAPAN
「6リッターV12エンジンで6段MT」乗れるのは2人!?  衝撃の激レア英国車デビュー!
「6リッターV12エンジンで6段MT」乗れるのは2人!? 衝撃の激レア英国車デビュー!
乗りものニュース
トヨタの「超凄いヤリス」登場! 1.6L直列3気筒ターボ搭載!? 公道でアクセル“ベタ踏み”!? 爆速で駆け抜けるRally2の現状は
トヨタの「超凄いヤリス」登場! 1.6L直列3気筒ターボ搭載!? 公道でアクセル“ベタ踏み”!? 爆速で駆け抜けるRally2の現状は
くるまのニュース
[15秒でニュース]アウディ『R8』生産終了…17年の歴史に幕を下ろす
[15秒でニュース]アウディ『R8』生産終了…17年の歴史に幕を下ろす
レスポンス
ヒョンデ、新型高級SUV「アイオニック9」でレンジローバーに対抗 過去最大のEVがデビュー
ヒョンデ、新型高級SUV「アイオニック9」でレンジローバーに対抗 過去最大のEVがデビュー
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

18件
  • スバルの記事を書くのに「スバルおたく」って。
    今はもうスバリストとは言わないのかな?
  • BD,BLE.BSと乗ってきたがBSが一番眠たい車
    貧パワーとCVTでこんなんなら別にスバルでなくて良いと思った一台です
    次はスバルは買わないでしょう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.5276.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.0238.0万円

中古車を検索
レガシィの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.5276.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.0238.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村