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これが純内燃機関で駆動する最後のFタイプだ! ジャガースポーツカー75年の歴史を記念した2台の特別仕様車を追加して2024年モデルを発売

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これが純内燃機関で駆動する最後のFタイプだ! ジャガースポーツカー75年の歴史を記念した2台の特別仕様車を追加して2024年モデルを発売

 この記事をまとめると

■ジャガーFタイプの2024年モデルが発表された

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■スポーツカーが75年続いたことを記念した特別モデルを新たに設定

■内燃機関を搭載したスポーツカーはこのFタイプ2024年モデルが最後となる

 ジャガー製エンジンを楽しめる最後のスポーツカー

 日本では高級車メーカーとして有名なジャガーだが、長年に渡ってスポーツカーを作り続けてきたブランドでもある。現在は、2014年に登場したFタイプがその歴史を受け継いでいて、流麗なエクステリアは、名車「Eタイプ」を想起させるほどの美しさで人気を得ている。

 そんなFタイプの2024年モデルが発表され、受注を開始した。

 今回は、新たなグレードとして「Fタイプ75 P450 クーペ/コンバーチブル」と「FタイプR 75 P575 クーペ」を追加したのがトピックだ。これらモデルは、1948年に名車「XK120」というスポーツモデルが登場して以来、ジャガーのスポーツカーの歴史が75年目を迎えたという節目を記念して設定された。

 エクステリアは、フロントグリルの縁やボディサイドベント、ウィンドウモールなどがクロームからブラックに変わる「エクステリアブラックデザインパック」を装着してより引き締まったボディラインを強調。

「Fタイプ75 P450 クーペ/コンバーチブル」には、グロスブラックのR-ダイナミックフロントバンパーインサートと、グロスブラック仕上げの20インチアロイホイール「スタイル5102」が装着されることで、よりスポーティな見た目を手に入れた。

 一方、「FタイプR 75 P575 クーペ」には、グロスブラック/コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュの20インチアロイホイール「スタイル1066」が装着され、上品なイメージに仕上げられた。

 インテリアにも数々の特別なパーツを採用

 インテリアは、「Fタイプ75 P450 クーペ/コンバーチブル」と「FタイプR 75 P575 クーペ」共通で、エボニーウィンザーレザーにライトオイスターのステッチが入ったパフォーマンスシートと、エボニー×スエードのヘッドライニングがセットになった「インテリアブラックパック」が標準装備されている。

 スポーティなイメージを強調するアルミニウムのインストルメントパネルとメタルのトレッドプレートには、クーペのボディラインが描かれており、ジャガーのスポーツカーの歴史を感じさせる演出が施された。

 そのほかのグレードでは、外装色にジオラグリーンを新たに設定したり、「Fタイプ Rダイナミック」にグロススパークルシルバー仕立ての20インチアロイホイールを標準装備したり、ディテールに小変更を受けている。

 ジャガーFタイプの価格は、300馬力の2リッター直4を搭載する「Rダイナミック P300 クーペ」が1043万円、450馬力の5リッターV8を搭載する「75 P450 クーペ」と「75 P450 コンバーチブル」がそれぞれ1589万円、1833万円。575馬力の5リッターV8を搭載するフラッグシップの「R 75 P575 クーペ」が1790万円となっている。

 75年の歴史を受け継いできた純然たるガソリンスポーツカーとして高い完成度を誇るクルマに仕上がっているジャガーFタイプ2024年モデル。ご存知の通りジャガーは、2025年にEVブランドとして生まれ変わることを宣言している。ジャガーの内燃機関スポーツカーの有終の美を飾るにふさわしい歴史的な一台といえるだろう。

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みんなのコメント

7件
  • さすがジャガー、息を飲むほど美しい。
    躍動感と気品が他のメーカーとは違う。
  • このところ「最後のガソリンエンジン」的な記事をよく目にします。確かに化石燃料での内燃機関はこの先減ると思いますが、EVはインフラの整備が追いつかず電力供給の問題もある。トヨタがやってる水素エンジンとか、ガソリン以外の燃料を使う内燃機関の研究はまだまだ続くと思います。私は内燃機関の仕組みは歴史的にも偉大な発明であり、まだまだ可能性を秘めていると信じています。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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