ボンネットを開けても、目に入るのは黒で覆われた樹脂カバー。かつてと比べ、各種揃えた工具の出番は確かに減っている。それでも、出番が減るどころか使用頻度も高まっている工具もある。
その筆頭がソケットレンチだろう。ちょっとしたクルマの整備にそして工作に、締めて緩める作業には何かと関わる必須工具。ヘビーユーザーはもちろん、ビギナーほどにその傾向は顕著だ。
10年ぶりに進化した最新ラチェットハンドルを軸にしたセット
垂涎の高級工具、10年ぶりのモデルチェンジ 手が届くネプロス、最新作!
そのソケットレンチ界隈で、ここ最近ちょっとしたニュースがあった。国産工具を代表するKTCのプレミアムブランド「ネプロス」の9.5sq.ラチェットハンドルが10年ぶりにリニューアルされたのだ!
90枚にも達するドライブギアの枚数はそのままに、より軽量にそしてコンパクトに洗練された最新モデルは、高い機動力と作業性を生んでくれる。小型のヘッドは狭い場所でも干渉しにくく自由度が増し、徹底した肉抜き処理によって得られた軽量化によって必要動作も軽くなる。
片開きのメタルケースもネプロス製で、所有感も満たしてくれる。サイズは455×190×60mmで、ツール入りの総重量は3.9kg。荷室に積んでおいても場所を取らないサイズ感も魅力だ。入り組み点数26点(ケース付き)で標準小売価格は8万6130円(税込)。外からは見えないものの、ハンドル部分は中空構造になっているという。その軽量度合は従来モデルに比べて10%にも達するというから驚きだ。その分、小軽量型化の制約を受けるものの、関連部品に掛かる応力を分散させることにより、強度は維持できている点にも注目したい。
小型軽量化を推進しつつ精緻さを増した充実の作業
実際に手に取って使ってみれば、その恩恵はすぐに分かる。カチカチと節度ある感触は信頼に足るものだ。また、小型軽量が推進されたとはいえ、重量バランスもより洗練されたようにも思える。
この9.5sq.ラチェットハンドルを軸に、主だった関連ツールを一式揃えたセットこそ、一点豪華な今の選択として、是非推したい。
ハンドルに掛けた力はエクステンションバーやユニバーサルジョイントを介し、ソケットにまで正確に伝わってこそナンボである。確かに値は張るものの、一生モノと思えば納得もできる。今後の使用頻度を考えれば、コスパそのものも高いと言えるかもしれない。
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みんなのコメント
しかも又貸し又貸しで無くされたこともあるし、
聞いてもあの人に貸した知らない、、あの人に貸した知らない
借りたら責任持って返して欲しい
それ以来
いい工具は、現場に持っていかない
プライベート用に、自分の車イジリだけで使う
無くされるからなぁ、、