現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クルマと自転車、一般家庭の保有率が高いのはどっち?

ここから本文です

クルマと自転車、一般家庭の保有率が高いのはどっち?

掲載 4
クルマと自転車、一般家庭の保有率が高いのはどっち?

徒歩と公共交通機関だけでは機動力に欠ける。そのため、多くの人の住まいには、自動車や自転車、バイクなど、何かしらの「乗り物」が常備されているはずだ。

そんな「自宅にある乗り物」に関する実態調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の15歳~59歳の男女を対象にして実施された。

プライベートの空間を確保できない人の選択肢!クルマを快適な仕事部屋にする4つのテクニック

1.自宅にある乗り物は「自動車」「自転車」がTOP2、「自転車」の保有率は10代でもっとも高い

レンタル・シェアリングのサービスを除き、自宅/家庭にある移動手段のための乗り物について聞いた。

全体のTOPは「自動車(自家用車)」で76%と圧倒的に多いことがわかる。年代で保有率に差がみられる。20代では6割台とやや低めで、女性と比べて男性のほうが低い割合だった。10代・30代では7割台だったが、10代は自分で所有というよりも家庭にある割合が高いと思われる。年代別で割合が高かったのは40~50代で8割超だった。

全体で次に多いのは「自転車(電動アシストなし)」で51%と半数超。年代別でもっとも保有率が高かったのは10代で7割弱。保有率が低かったのは30代で4割強だった。以降は「電動アシスト付き自転車」「原付・スクーター・ミニバイク」が1割前後で続いている。

「電動アシスト付き自転車」の保有率は男性よりも女性の割合が高く、30代女性をピークに40~50代女性もやや割合が高め。子どもを自転車に乗せて移動をする子育て世代に需要があるのかもしれない。

「原付・スクーター・ミニバイク」は割合が少ないものの、女性よりも男性の割合が高めだった。特に40代以上の男性では1割を超え、他の層よりも高い傾向がみられる。「バイク・大型バイク」は全体で1割弱だが、50代男性の割合がもっとも高く約1割だった。

2.ふだん 自転車に乗る目的は?「買い物のため」「通勤・通学などのため」が多い

前のトピックで自宅/家庭にある移動手段のための乗り物で「自転車 (電動アシストなし)」と回答する人の割合は全体で約5割、10代では7割弱と高い割合だった。

そこでレンタルやシェアリングサービスの自転車も含め、ふだん自転車に乗るかどうか、また乗る目的を平日・休日それぞれ聞いた(※)。

※仕事、プライベートなどの状況は問わず回答してもらった。

まず、ふだん自転車(レンタルやシェアリングサービスも含め) に乗っている人は全体で約6割と半数以上だった。男女別では女性が5割超で男性が約6割と、男性のほうがふだん自転車に乗っている人がやや多いこともわかった。年代別では、10代が7割超と他の年代に比べてふだん自転車に乗る割合がもっとも高くなっている。

平日に自転車に乗る目的について聞いたところ、全体で「通勤・通学などのため」「買い物のため」がTOP2となり、それぞれ2割台後半と高い割合だった。「通勤・通学などのため」は、10代で割合がもっとも高く5割超、次に20代で高く約3割だった。グラフにはないが、男女ともに年代があがるにつれて通勤や通学に自転車を使う割合が減少傾向にあった。

一方で「買い物のため」は、他の年代と比べ40~50代でやや割合が高く約3割。特に女性の40代以降で割合が高くなっていた。40~50代では、TOPが入れ替わり「買い物のため」がTOPとなっている。
また「送り迎えのため」は、30代女性の割合が高く1割超だった。

次に、休日に自転車に乗る目的について聞いたところ、全体で「買い物のため」が約3割と、圧倒的に割合が高くTOP。年代があがるにつれて割合も高くなり、40代以降では3割を超えている。

全体の2位以降は「遊びに出かけるため(公園などの目的地へ行くため)」「気分転換/リフレッシュのため」「運動/エクササイズのため」と続く。移動手段に限らず、気分転換や運動目的で自転車を利用しているようだ。「遊びに出かけるため」は若い年代の割合が高い傾向があり、10代では2割台後半だった。10代は平日でも同じ目的で自転車を利用する人の割合が、他の年代と比べて高くなっている。

また、男女の違いでは、「サイクリングのため」は男性の割合が高く、特に10~20代男性でやや割合が高めだった。そのほかにも女性と比べて男性では、平日は「気分転換/リフレッシュのため」、休日は「サイクリングのため」「運動/エクササイズのため」に自転車に乗る人の割合が高い傾向にあった。

<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年6月4日~2021年6月7日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある

出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

構成/こじへい

関連タグ

こんな記事も読まれています

新生『ディスカバリー』にも2025年モデル導入。装備見直しと350PSに向上のディーゼルMHEVへ統一
新生『ディスカバリー』にも2025年モデル導入。装備見直しと350PSに向上のディーゼルMHEVへ統一
AUTOSPORT web
スバル、“集大成”のBRZ CNF Conceptで富士24時間に参戦。各種最適化や新アイテム投入
スバル、“集大成”のBRZ CNF Conceptで富士24時間に参戦。各種最適化や新アイテム投入
AUTOSPORT web
ポルシェ911のレストアで“レストモッド” ブームを牽引する「シンガー」がコーンズと提携|Singer
ポルシェ911のレストアで“レストモッド” ブームを牽引する「シンガー」がコーンズと提携|Singer
OPENERS
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!?  4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
くるまのニュース
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
レスポンス
新しいジープ アベンジャー4xeが出た!──GQ新着カー
新しいジープ アベンジャー4xeが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
新型メルセデスAMGピュアスピードが鮮烈デビュー!──GQ新着カー
新型メルセデスAMGピュアスピードが鮮烈デビュー!──GQ新着カー
GQ JAPAN
JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
AUTOSPORT web
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
AUTOSPORT web
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
くるまのニュース
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
AUTOSPORT web
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
レスポンス
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
motorsport.com 日本版
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
くるまのニュース
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
マクラーレン、アイルトン・セナを称える…800馬力スーパーカーをカスタム
レスポンス
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
後席の広さで選ぶミッドサイズ以下の国内メーカーSUVランキングTOP10
@DIME
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
motorsport.com 日本版
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
Webモーターマガジン

みんなのコメント

4件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

514.0594.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
100 (セダン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

514.0594.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村