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新型アウディA8/S8発売 フラッグシップサルーンが3年半ぶり大幅アップデート 詳細/価格

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新型アウディA8/S8発売 フラッグシップサルーンが3年半ぶり大幅アップデート 詳細/価格

3年半ぶり大幅アップデート

アウディ・ジャパンは、アウディのフラッグシップセダン「A8」に大幅なアップデートをおこない、全国のアウディ正規販売店を通じて7月に発売すると発表した。

【画像】御三家のフラッグシップサルーン【3モデルを比較】 全123枚

A8は、1994年のデビュー以来、常に「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」を具現してきたアウディのフラッグシップセダン。各世代ともにアウディの技術的ショーケースとしての役割を担ってきた。

今回、第4世代のフェイスリフトにより、フラグシップにふさわしい最新のデザインをはじめ、先進のテクノロジーとインテリジェントな機能の採用による、全面的なアップデートをおこなった。

価格(税込)は、A8が1190万円~1800万円。S8が2050万円。 

A8に「Sライン」が設定

新型A8はデザインを一新。

シングルフレームグリルは、底辺を広げることでより存在感が増しており、クロームインサートによってプレステージ性を高めた。

またサイドエアインテークも同様にクロームによって強調されており、6ライトのキャビンデザインやなだらかに傾斜するリアエンドなどにより、端正でエレガントなフォルムを実現。

彫刻的なデザインのフェンダーはオリジナル「クワトロ」を彷彿とさせる力強さを表現。

リアライトを LEDライトストリップで結ぶことで高級感を高めた。

新たに全モデルに標準装備されるマトリクスOLEDリアライトは、薄くて軽量でデザインの自由度が高く、消費電力の少ない有機発光ダイオード(OLED)を採用したもので、走行モードによりその表情を変えるとともに、後続車が2m以内に近づくとすべてのOLEDセグメントを点灯させることで車間距離を警告する機能を備えている。

また新たにスポーティなSライン・エクステリアをオプション設定。ブラックハニカムパターンのSライングリル、バンパー、20インチ専用ホイールにより、堂々たる印象になる。

新型 A8のインテリアは、開放的なラウンジをイメージした。

幅広さを強調するために水平基調のシンプルで上品なデザイン、エクステンデッドレザーやエスクテンデッドアルミニウムルックインテリアなど、素材のクオリティにこだわることで、上質で快適な室内空間を実現。

さらにSライン・インテリアプラスパッケージやアウディ・デザインセレクションといった、フラッグシップにふさわしい新たな選択肢を設定した。

パワートレインは?

新型A8には、3.0 TFSIと4.0 TFSIの2種類のパワートレインを設定。

3L V型6気筒3.0 TFSIエンジンは、過給方式にツインスクロールターボを採用。最高出力340ps、最大トルク51.0kg-mを発揮。

一方4L V型8気筒4.0 TFSIエンジンは、2基のツインスクロールターボを搭載した新エンジンで、最高出力460ps、最大トルク67.3kg-mを発揮します。

トランスミッションはいずれも8速ティプトロニックで、いずれも48V電源システムとマイルドハイブリッドを搭載。

このMHEVシステムはリチウムイオンバッテリーとベルト駆動式オルタネーター スターターにより、減速時には最大12kWの回生エネルギーをリチウムイオンバッテリーに送り込むことが可能。

コースティング時のエンジン完全停止に加えて、アイドリングストップの動作速度を22km/hへと高めたことにより、100km走行あたり最大0.7L(欧州値)の燃料を削減できる。

また、新型A8は、全モデルに機械式センターディファレンシャル搭載のクワトロ・フルタイム 四輪駆動システムを採用。

ボディパネルやフレーム部分にアルミニウムを採用する一方、 キャビンに熱間成型スチールコンポーネントとカーボンファイバーのパネルを採用。

ストラットタワーバーにはマグネシウムを採用。これにより高いボディ剛性と軽量化を両立した。

さらに、全車に快適な乗り心地とスポーティなハンドリングを両立するアダプティブエアサスペンションを標準装備。

従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブドライブアシストをはじめ、フロント、リア、サイドと全方位で事故を予防し、衝撃を軽減するアウディプレセンス360、駐車などの際に車両の前後だけでなくタイヤの周辺の状況を3Dビューにより確認し、ホイールが縁石などに接触してダメージを受けることを未然に防ぐカーブストーンアシストなど、最新のセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムも搭載される。

S8もアップデート

新型S8には、スーパースポーツモデルに匹敵する4L V8ツインターボの4.0 TFSIエンジンを搭載。

571ps/81.6kg-mという圧倒的なパワーを発揮する。48Vマイルドハイブリッドシステム、8速ティプトロニックを組み合わせることで高性能と高効率を両立。

高速では前輪と同じ向きに切ることでスムーズなレーンチェンジなどを実現するダイナミックオールホイールステアリング、高速コーナリング時に左右のリアホイール間で積極的にトルクを配分し、スポーティなハンドリングを実現するリアスポーツディファレンシャルを標準装備。

エクステリアは、専用デザインの前後バンパーやアルミニウムルックインサートにより精悍さを増したハニカムデザインのシングルフレームグリル、専用の点灯パターンを採用するOLEDリヤライトや4本出しの楕円エグゾーストフィニッシャー、5ダブルスポークスターデザインの21インチアルミホイールを採用して、パフォーマンスの高さを表現。

インテリアはブラックを基調としたもので、フルレザーパッケージやバルコナレザーの専用スポーツシートなどにより、スポーティさと上質さ両立。

エクステリアカラーには、S8ならびにSライン・エクステリアパッケージ専用となる、デイトナグレーパールエフェクトやウルトラブルーメタリックといった新色も設定。

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みんなのコメント

8件
  • A4と同じプラットフォームを使ってる時点で終わってる。
    だから売れないんだよ、A8。市場では完全にBMW、ベンツに追い出され廃盤寸前なのでは?という立ち位置のA8。
    このページ内に表示されるA8の中古車がどれも1000万以下で驚きの低価格。
  • ベントレーと同じプラットフォーム使えばSクラスに近づけたかもね。惜しい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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