リトラクタブルヘッドライトとはなんだったのか?
リトラクタブルヘッドライトは未使用時に収納して空気抵抗を減らすことを目的にしたのです。当初はそうした機能的目的で使われましたが、そのうちにデザインの一部として使われるようになったことも否めません。アメリカで販売するクルマは規格品のシールドビームを使うことが義務付けられていたので、丸形の1灯もしくは2灯、角形の1灯もしくは2灯という縛りがあり、その縛りをクリアしつつ異なるデザインを成立させるにはリトラクタブルヘッドライトは都合のいいものでもありました。
国産車ではトヨタ2000GTが初採用となります。最後に使ったモデルはマツダRX-7で、明らかにスポーツカーで使われた方式である事がうかがえます。ただし前述のようにデザインありきで使われたのもあり、トヨタの小型車ターセルなどでも使われた事があります。
どのように展開するか?
もっとも多いタイプは後ろ側にヒンジがあって、前側が持ち上がるように展開します。ライト本体はボンネットと同色のカバーで格納されています。リトラクタブルヘッドライトといえばこのタイプを想像する人がほとんどでしょう。一方、ランボルギーニ・ミウラのようにむき出しのヘッドライトが前方に持ちがあるものもあります。ポルシェ928もむき出しでしたが、展開時は回転要素も組み合わさり、独特の動きをしました。ロータスエランのように縦方向の軸で回転するモデルも存在しました。
なぜなくなったか?
なくなった理由はさまざまでしょう。ひとつはアメリカでの規制が変わって、異型ヘッドライトも使えるようになったことで、ヘッドライトを隠す必要がなくなったことがあります。また、衝突時の安全性を考えると、ヘッドライトが展開している状態は危険な状態ともいえます。
機構的に複雑になるため、故障時の対応が難しいこと。寒冷地では凍り付いて動かなくなる可能性があることなどが上げられます。そうしたデメリットをあえて受け入れてまで作るよりも、もっとヘッドライトそのものをデザインしてしまった方がいいだろうという事です。
もし今後リトラクタブルヘッドライトを採用したモデルが復活するとしたら、安全上の要件をクリアする必要があるでしょう。もし、リトラクタブルヘッドライトのほうが安全性を確保できるとなったら復活するでしょうし、そうでなければ復活は難しいでしょう。車両前面の装備だけに、衝突時の安全性の問題クリアは非常に大きな問題です。でも、私個人の考えとしてはぜひ復活してほしいと思っています。スーパーカー世代のクルマ好きにとって、リトラクタブルヘッドライトとは神アイテムだからです。
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