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メルセデス・ベンツのコンパクト・ミニバンが進化──新型「シタン」登場!

掲載 更新 10
メルセデス・ベンツのコンパクト・ミニバンが進化──新型「シタン」登場!

8月25日、ダイムラーは、新型コンパクト・ミニバンのメルセデス・ベンツ「シタン」を発表した。

EV版も投入予定

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シタンは、ルノー「カングー」などとプラットフォームを共有する商用バンで、2012年に登場した。第2世代にフルモデルチェンジした新しいシタンも、初代とおなじくカングーとプラットフォームを共有する姉妹車だ。

フロントまわりはメルセデス専用デザインで、大型のフロントグリルとスリーポインテッドスターのエンブレムによってカングーとの差別化を図る。アルミホイールやテールゲートのエンブレムもメルセデス専用品だ。

標準ボディのサイズは全長×全幅×全高=4498×1832×1859mmで、ホイールベース2716mm。今後、全長を伸ばしたロングホイールベース・ヴァージョンも追加されるという。

車種は、リアシートを備えた乗用の「ツアラー」と、リアシートを省いた「パネルバン」の2種類。パネルバンのラゲッジルームは全長3050mmに達し、テールゲートは左右非対称の観音開きになる。リアドアは、いずれもスライド式だ。

新型シタンには、対話型インフィテインメントシステムの「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載。インパネ上部の7インチ・タッチスクリーンは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応する。スマートフォン用のワイヤレス充電機構やシートヒーター、ドライバーズシートの電動ランバーサポート機構、オートエアコン、ステアリング・ヒーターは一部グレードに標準またはオプション。

エンジンは出力特性の異なるディーゼルが3種類とガソリンが2種類。ディーゼルは1461cc直列4気筒ターボで、「108CDI」が75ps/3750rpmと230Nm/1750rpm、「110CDI」が95ps/3750rpmと260Nm/1750rpm、「112CDI」が116ps/3750rpmと270Nm/1750rpm。ガソリンは1332cc直列4気筒ターボで、「110」が102ps/4500rpmと200Nm/1500rpm、「113」が131ps/5000rpmと240Nm/1600rpmになる。

トランスミッションは6MTが標準で、112CDIと113では7DCTも選べる。駆動方式はFWDのみ。

2022年後半にはフルEV(電気自動車)の「eシタン」も投入される。75kW/245Nmを発揮するモーターを搭載し、満充電時の航続可能距離は約285kmをうたう。最高速度は130km/hに抑えられている。

衝突被害軽減ブレーキやブラインドスポットモニター、アダプティブ・クルーズ・コントロールなどの運転支援装備は標準またはオプション。リアカメラと超音波センサーを組み合わせた駐車支援システムも用意される。

新型シタンは2021年9月中旬から販売開始予定で、価格は約2万3800ユーロから。日本に導入されるかどうは決まっていない。

文・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

10件
  • 日本車だったら、200万クラスのバンかな。
  • 顔と体のデザインバランスが最悪。小ベンツを残価設定で買うような層が食い付きそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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