日産自動車は2021年8月18日9時、(ニューヨーク現地時間:8月17日20時)に新型Zの北米モデル(日本仕様はフェアレディZ)をニューヨークの特別イベントで公開した。
まずは北米モデルをお披露目。気になる国内モデルは・・・
今回発表されたのは、北米仕様として生産されるプロダクトモデルということになり、現地での発売は2022年春を予定しているという。北米仕様のグレードは「スポーツ」と「パフォーマンス」の2グレードが用意され、これに加えて240台の限定生産となる「プロトスペック」も販売される。車両価格は4万ドル前後(日本円で約440万円)前後からに設定されている。
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パワーユニットはすでに紹介したとおり当初の発表とおり、400hp(405ps)を発生する3L V6ツインターボのVR30DDTTエンジンを搭載する。組み合わせられるトランスミッションは、6速MTと新開発のパドルシフト付きの9速ATの2種類。
また「プロトスペック」には、専用の黄色いブレーキキャリパー(Zロゴ付)、ブロンズカラーのアルミホイール、黄色がアクセントの本革シートと、黄色のステッチをインテリアの随所に採用した。なお、国内のモデル「フェアレディZ」に関しては、この冬に発表ということで、2021年度内(2021年末から2022年3月)での発表となる予定だ。
気になる新型Z(フェアレディZ)の型式は「Z34」
ちなみに、従来型で「Z34」と呼ばれていた型式は、新型で「Z35」になるのではないか、というウワサもあった。しかし、実はこの新型「Z」、型式は「Z34」のまま。
聞くところによれば、「実は届け出の書類上はZ34らしいです。確かにプラットフォームそのものはFR-Lのままですが、内外装からユニットまで80%以上の部分を新規に開発しているので、実質はフルモデルチェンジなのですが・・・」(関係者談)という。
かつての初代S30時代、モデル末期の1976年に「S31」という型式も存在した。ただあれは、年次改良の排出ガス規制にともない、キャブレターからインジェクションへの変更、日産独自の低エミッション技術のNAPS搭載など大幅な改良を施した際に新型式を取得したという経緯があった。あれからすれば、今回も新規のエンジン搭載で、モデルとしては紛うことなき、フルモデルチェンジといって良いようなモノなのだが…。
まぁ、現行のV37型スカイラインの400Rのエンジンと同じということを見れば、型式が同じというのも納得は行くが…。
ここら辺は「フルモデルチェンジ」とは謳えないのも日産自動車としては痛し痒しだろう。だが、型式はあくまで「型式」にすぎず、グプタCOOもスピーチの冒頭で、新型Zを明確に「7代目」と呼んでいた。日本国内モデルに関しては、仕様も含めまだ検討の余地がありそうだが、「プロトスペック」や「NISMO Z」などの投入も期待したい。
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継続生産車にすることで、新法規対応を回避しているのかな?