子どもの頃にトミカを買ってもらってクルマの車名を覚えた、という人も多いハズだ。小さな子どもにとってトミカは宝物。
しかし、このトミカは子ども向けのミニカーと侮るなかれ!! トミカは通常のカタログモデルとしてNo,1~No.120のモデルをラインナップするほか、No.121~150は『きかんしゃトーマス』やトレーラーなどロングタイプまで用意している。
モリゾウさんのサインまで忠実再現!! 子どもだけじゃもったいない……オトナも大満足のツウ好みなトミカ5選
車種の入れ替えなどもあるが、常時150車種のラインナップを誇っている。
そんななか、9月中旬からトヨタGRカローラ(No.52)が発売された。GRカローラと言えば、2023年8月に550台の再販が決定し、10月以降にデリバリーが開始される、そのタイミングを見計らったかのようなタイミングでの登場も戦略性を感じる。
本企画では、150台ある通常トミカの中からマニアックな車種にスポットを当てる!!
文:ベストカー編集部
写真:タカラトミー、西尾タクト
GRカローラRZ MORIZO EDITIONは初回限定!!
カタログモデルのGRカローラRZ
9月中旬から晴れて販売を開始したトミカのGRカローラだが、初回限定でMORIZO EDITIONがラインナップされるというから驚きだ。
トミカと言えば、箱に入る大きさに合わせているのが特徴で、まさに手のひらサイズ。通常モデルのRZはボディカラーがホワイト、初回限定のMORIZO EDITIONはガンメタとなっている。
MORIZO EDITIONは初回限定
MORIZO EDITIONはRZをベースに2シーター化、ルーフなどにCFRPを使うなど軽量化、クロスミッションの採用などが施されたその名のとおり豊田章男会長肝いりのスペシャルモデルだ。
トミカ版も2シーター化、リアワイパーの排除、フロントウィンドウのMORIZOサインなど特徴的な点をしっかり再現している。価格は550円(税込)だ。
フロントウィンドウのMORIZOサインも忠実に再現
ランボルギーニウラカンSTO(No.11)
ウラカンはガヤルドの後継車で、2013年に発表されたV10搭載のスーパースポーツカーで、これまでいろいろなタイプのモデルが市販されてきた。
そのなかで公道を走れるサーキットスペシャルのSTOを選ぶあたりが非常にマニアック。ライトブルーのボディカラーにブラックのルーフ、オレンジのアクセントカラーという実車のカラーリングも忠実に再現。
ウラカンをミニカー化するにあたりSTOを選ぶところがマニアック
ミツオカバディ(No.21)
ミツオカバディはトヨタRAV4をベースにアメリカンなフロントマスクを与えるなどして個性的SUVに仕上げたモデル。
バディはミツオカの企画力、デザイン力が光る一台だが、このモデルもトミカはラインナップしているのはさすが。
大人気ゆえかなりの納車待ちとなっているが、トミカならすぐに入手可能!!
アメリカンな雰囲気を忠実に再現
トヨタカムリスポーツ覆面パトロールカー(No.31)
2023年12月をもって日本向けモデルの生産が終了(北米では継続販売)するカムリ。そのカムリだが、トミカで商品化されているのは、覆面パトロールカー仕様というのがなんともマニアック。
ホワイトのボディのルーフに赤色灯が装着されている。お世話にはなりたくないが、トミカなら入手したくなる。
ルーフに赤色灯が装着されるだけで威厳が増す
ハマーH2リムジン(No.148)
ノーマルのハマー
トミカではハマーH2(No.15)をラインナップしているが、それをベースに超ロングボディのリムジンまで用意しているのが凄い。
ハマーH2のリムジンは市販されたモデルではなく、特別に作られたモデルなので街中で見かけることはほとんど皆無。それゆえその非日常感といったら強烈!!
ピンクのボディで、ルーフは脱着可能となっている。このマニアックさには脱帽!!
ロングリムジンの破壊力は抜群!!
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みんなのコメント
何ならぐっさん監修の職人車なんかは正にその層向けで思わず箱買いしてしまったほどだわ。