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トヨタ博物館 「Here’s a Small World! 小さなクルマの、大きな言い分」開催

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トヨタ博物館 「Here’s a Small World! 小さなクルマの、大きな言い分」開催

トヨタ博物館は2022年4月11日、新たな企画展「Here’s a Small World! 小さなクルマの、大きな言い分」を4月29日~7月18日まで開催すると発表した。

今回の企画展の狙いは、小型であることはカーボンニュートラルという社会課題の解決に寄与し、多様化する移動のニーズに応えやすいという点で、SDGsにも貢献すると考えられるため、国産車を中心に1950年代から現代までの個性豊かな小型車15台と、約60台のミニチュアカーで、小さなクルマの大きな存在意義を紹介し、これからのモビリティ発展の可能性を考えるうえでのヒントとなるということだ。

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日本の自動車メーカーは、戦前から日本の資源や道路事情に合わせたクルマを開発し、後にその技術が世界進出への足がかりとなり、現在の自動車大国の礎となっている。また、1949年に日本独自となる軽自動車規格が制定され、1955年に通商産業省(当時)が発令した「国民車育成要綱案」でも排気量は350~500ccの車両を想定していた。小さなボディに工夫を盛り込むことで安価な大衆車の量産につながり、高度経済成長期の1960年代後半には日本にマイカーブームの基盤となった。

スバル 360 K111(1959年)さらに1980年代に入ると国産車・輸入車ともに高級化、大型化が進む一方、日本の各メーカーはユニークなデザインや、操る楽しさを伝えるコンパクトカーを次々と発表し、根強いファンを獲得している。

展示会場ではこれらの歴史をベースに、昭和の軽自動車から令和の電気自動車まで、小型車がモビリティの発展に果たしてきた大きな意義と魅力を訴求している。

マツダ R360クーペ KRBB(1961年)展示は、1950年代から現代までの全長4m以下の実車両の約15台と、約60台の1/43スケールモデルで小型車の変遷を紹介している。

・トヨタ博物館:愛知県長久手市横道41-100
 https://toyota-automobile-museum.jp/
・開館時間:9:30~17:00 (入館受付は16:30まで)
・休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
・入場料:大人1200円 65歳以上700円 中高生600円 小学生400円

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みんなのコメント

4件
  • トヨタは、自社の車の展示に対しては、『RAV-FOUR(1989)』『WiLL Vi (2000)』『C+pod(2021)』の3台のみに絞っている。

    なぜこの企画の展示車としてトヨタ車の中で最もふさわしいであろう、カーオブザイヤーまで取った『iQ (2008)』を含めなかったのか、理解に苦しむ。

    あるいは、COTYの裏で行われたごにょごにょを蒸し返されたくないので、あえて展示から外したとか?!



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