スズキのインド法人を務めるマルチスズキは、2022年4月21日(木)にSUVのキャラクターも備えるコンパクトミニバンであるXL6のマイナーチェンジし発売した。
アジア向けモデルはちょっと大味なモデルが多いイメージがあるが、XL6はマイナーチェンジで「イマドキ」になったフェイスデザイン、そしてキャプテンシートの採用などイマドキのコンパクトSUVになっている。
スイフトベースの3列シート!! このSUV日本でも売れる!? マルチスズキの新型SUVが凄い
もちろん日本では手に入れることのできないクルマだが、スズキのDNAが流れる高級SUVをとくとご覧あれ!! 今回はXL6以外にも「大きなワゴンR」なども紹介しよう。特盛画像ギャラリーもお見逃しなく。
文:永田恵一/画像:マルチスズキ
■XL6はスイフトベースのSUV
インドにおいてスズキ車はスズキアリーナと上級車種を扱うネクサという2つのチャンネルで販売される。スズキアリーナには現行スイフトのプラットホームをストレッチしたイメージのコンパクトミニバンとなるエルティガがあるのだが、XL6はエルティガのネクサ版だ。
エルティガ 現行スイフトのプラットフォームをストレッチしたイメージのコンパクトミニバン
エルティガとXL6の違いとしては、
・グリルをはじめ、シルバーのパーツを多用し高級感を演出したエクステリア
・シート配列が「2人+3人掛けベンチシート+2人」で7人乗りのエルティガに対し、XL6は「2人+独立したキャプテンシート×2+2人」で6人乗り
・パワートレーンはエルティガが5速MT+CNG燃料を使う1.5リッター4気筒NAと、5速MT&6速AT+1.5リッター4気筒NAにオルタネーターを発展させたマイクロハイブリッドなのに対し、XL6は1.5リッターマイクロハイブリッドのみ
・XL6の全体的に充実した装備内容
といったことが挙げられる。このあたりを総合するとこの2台はカジュアルなエルティガとプチゴージャスXL6という棲み分けがされ、ランドクルーザーとそのレクサス版となるLXに似ているとも言えるかもしれない。
エルティガのネクサ版であるXL6
マイナーチェンジされたXL6は機能面の大きな変更こそないものの、内外装のグレードアップ、装備内容の充実などが行われ、質感、高級感を向上した。
インドでの価格はマイクロハイブリッド同士でエルティガ/83万5000ルピーから127万9000ルピー(約138万4000円から212万1000円)、XL6/112万9000ルピーから143万9000ルピー(約187万2000円から238万6000円)となる。
それぞれのボディサイズはエルティガ/全長4395mm×全幅1735mm×全高1690mm、XL6/同4445mm×1775mm×1755mmと日本でもほどよく、十分使えそうな3列目シートを持つ点も魅力だ。
それだけに安全装備をはじめとした日本市場への対応という課題はあるにせよ、エルティガかXL6を日本に導入する価値は、現在スズキは自社製3列シート車を日本で販売していないことも含め十分あるのではないだろうか。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント