昨年限りでMotoGPから引退したバレンティーノ・ロッシは、今季はTeam WRTの一員としてGTワールド・チャレンジ・ヨーロッパにフル参戦。そのデビュー戦となった開幕戦イモラ・ラウンドでは、セーフティカー走行中にロッシがピットストップでミスを犯したため、17位でのフィニッシュとなった。
ロッシはTeam WRTのドライバーとして、フレデリック・ベルビシュ、ニコ・ミュラーと組んで46号車アウディR8 LMS evo II GT3をドライブした。予選では15番手と下位に沈んだ46号車は、第1ドライバーをミュラーが務めた。ミュラーは終始14番手をキープし、31周目にピットイン。ここでマシンに乗り込んだのがロッシだった。
【動画】ロッシのピット”ミス”は2時間22分頃!|GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ開幕戦イモラ決勝レース
ロッシがコクピットに収まると、サーキットに詰めかけた地元イタリアの観客からは声援が上がった。
しかしレースが折り返し地点を迎えた直後、97号車アストンマーチン ヴァンテー時GT3がコースオフしてストップ。これによりフルコースイエローとなり、後にセーフティカーが出動する形となった。
このタイミングで各車が2回目のドライバー交代を行なうべくピットイン。ピットレーンは大混雑となった。ロッシもこのタイミングでピットインしたが、直前を走るマシンがボックスに走行ラインを変えた際に自身のピットボックスを見失ってしまい、通り過ぎてしまう。クルーが必死に合図を送るも、時すでに遅し……ロッシはもう1周追加で走行をしなければならなくなった。
これによって46号車はポジションを落としてしまい、最終的に17位でのフィニッシュとなった。
「とても良い週末だった。僕らはたくさん働いたし、僕は全ての瞬間を楽しんだ」
ロッシはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「レースでは力強く走ることができ、トップ10でフィニッシュすることができたかもしれない。でも残念ながらピットストップでミスがあった。このことから、学ばなきゃいけない」
「GTのレースでは、どんどん変わっていくこと、そして情報が非常に多い。これに対処しなければいけない。それは、みなさんが経験と呼ぶモノだと思う」
チーム代表のヴィンセント・フォッセは、ロッシのデビュー戦について次のように語った。
「46号車は非常に良いレースをした。全ての注目は、明らかにバレンティーノに向けられていた」
そうフォッセ代表は語る。
「彼はとても良い仕事をし、ミスはなかった。ペースも良かった。ピットストップの問題は、彼の責任ではない。それは我々が分析しなければならないことだが、全車がほぼ同時にピットレーンに入った時には、起きる可能性のあることだ」
なおこのレースを優勝したのは、ロッシと同じTeam WRTの32号車(デリス・ヴァンスール、ケルヴィン・ヴァン・デル・リンデ、チャールズ・ウェールツ組)。根本悠生もドライブした563号車Vincenzo Sospiri Racingは総合24位(シルバーカップ6位)、富田竜一郎がドライブした33号車Team WRTはリタイアに終わった。
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