現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「何あのクルマ?」の視線が突き刺さる! 「目立ちまくる」こと必至の2桁万円の「激レア」個性派クルマ4選

ここから本文です

「何あのクルマ?」の視線が突き刺さる! 「目立ちまくる」こと必至の2桁万円の「激レア」個性派クルマ4選

掲載 13
「何あのクルマ?」の視線が突き刺さる! 「目立ちまくる」こと必至の2桁万円の「激レア」個性派クルマ4選

 この記事をまとめると

■誰もが振り向くデザインのクルマをピックアップ

マニアすらも驚くレアっぷり! しかも安くてイケてる「脱定番」旧車4選

■目立つデザインながら二桁万円で手に入る魅力的なモデルを厳選

■これから相場が上がる可能性もあるので今がチャンスだ

 誰もが振り向く奇抜さながらお手頃に手に入るマシンを紹介

 新型コロナウイルスや半導体不足の影響もあり、新車の供給不足がもはや日常となっている昨今。その需要を満たすために中古車価格が上昇している。とくにレア度の高いネオヒスと呼ばれる1980~1990年代のモデルは軒並み価格が急上昇中だ。

 もはやネオヒス世代には、リーズナブルなモデルは皆無ともいえる。

 ならば狙い目は2000年代の中古車だろう。さすがに先進安全装備はまだついていない時代だが、SRSエアバッグやABSといった安全装備は増えてきた時代のモデルで、日常使いする際の安心感もある。

 とはいえ、2000年代のクルマはまだまだ街で見かけることも多く、没個性になりがちと思うかもしれない。

 いやいや、そうとは限らない。さほど古くなくとも個性をアピールするに十分なレアモデルはいくつも存在している。しかも価格的にもまだまだ手頃なのが魅力だ。そんな2000年代モデルのなかから二桁万円で手に入れることができる個性的なモデルを紹介しよう。

 個性的なモデルといえば、イタフラを連想する人も多いだろう。まず、フレンチカーからピックアップしたのは、2005年に本国デビューした「プジョー1007」だ。写真を見ても、どこか違和感を覚えないだろうか。ドアハンドルとレールの存在に気付けば、このクルマはスライドドアだけを備えたコンパクトハッチバックであることがわかる。

 かつて、日本ではスズキ・アルトにスライドドア仕様のハッチバックが存在していたので1007が初めてというわけではないが、全長3.7mというコンパクトなボディでスライドドアを開けて、前席・後席に乗り込むという導線はユニークそのもの。その後継モデルが出ていないということは市場に受け入れられなかった証左ともいえるが、だからこそ1007だけのチャームポイントとなっている。

 エンジンは、1.4リッターと1.6リッターでトランスミッションは5速AMT。多少クセはあるが、スタイリングのインパクトに比べれば、ずっとオーソドックスなメカニズムといえよう。そんな1007は新車時には300万円前後だったが、現在の中古車相場は40万円前後といったところで、手が出しやすい価格帯となっている。

 プジョーといえば、同門のシトロエンはさらに個性的なブランドというイメージが強い。1007と共通のパワートレインを積んだシトロエンC3プルリエルは、まさに期待以上にユニークかつオリジナリティの強い一台だ。

 その特徴はルーフまわりにある。一見すると大きく開くキャンバストップに見えるが、キャンバス部分を完全収納したフルオープンも可能。さらに、左右のアルミ製ピラーを取り外すと開放感あふれるスパイダー状態になる。このピラーは片側12kgもあって、その脱着作業はすべて人力によるためひとりで作業するのは至難の業だろう。

 さらに、取り外したピラー部分は車体に収納することはできないため、スパイダーモードで走行中に雨が降って来た場合は、あきらめて雨宿りをするか、急いでピラーを置いてあるガレージに戻る必要がある。その意味でもフルオープン状態にするハードルは世界一高いといえるかもしれない。

 それにしても、こうした変幻自在ぶりは「プルリエル(フランス語で複数の意)」というサブネームにふさわしい。

 これだけクセの強いモデルだけに販売台数も少なめで流通する中古車も少なめだが、だからといって希少価値から極端に値段が上がっているというわけではなく、75万円前後という常識的な相場を形成している。何かのきっかけでブームになると価格上昇は確実といえるレアモデルだけにいまが狙い目かもしれない。

 いまが狙い目! 国産の変わり種マシン

 さて、個性的なモデルは欧州車の専売特許というわけではない。日本独自の軽自動車カテゴリーにも、2000年代にはユニークなモデルが存在していた。

 たとえば、ダイハツ・ネイキッド。FFプラットフォームをベースにしたクロスオーバーSUVテイストという商品企画的には、現行ラインアップにあるタフトのルーツといえる存在だが、なによりユニークだったのは、その外観だ。

 ドアヒンジやバンパー、グリルなどを固定するネジ部をあえてむき出しにすることで着せ替えが簡単にできるという楽しみ方を提案していた。さらに、ドアパネルの形状は前後で共通(窓枠の形は異なる)としているのもユニークの極みといったところで、この外観に惚れてしまえば、ほかに選択肢はないというくらい指名買い系モデルだった。

 全高は1550mmと、いわゆる立体駐車場に対応するサイズで、トップグレードには直列3気筒ターボも用意したネイキッドは、新車価格は割高な印象もあったが、中古車相場は年式なりに落ち着いていて、いまなら30~40万円で見つけることができる。古臭さを感じない外観は、ノーマルで乗るもよし、コンセプト通りにカスタムを楽しむのもよしのマルチプレーヤー的モデルだ。

 ひそかに価格上昇の気配を感じさせる、いまのうちに手に入れておきたい2000年代のカルト的軽自動車がスズキ・ツインだろう。

 全長2735mmと軽自動車規格の3400mmを大幅に下まわるショートボディは、小まわり性能を最優先したシティコミューター的コンセプトから生まれたことを示す。シートも2シーターで、リヤはガラスハッチが開くのみで、ゲートを用意しない純粋な2ドアクーペとなっている。

 パワートレインはハイブリッドと純ガソリンエンジン仕様を用意していたが、いま中古車として流通しているのはほぼガソリンエンジン仕様といっていいだろう。相場観としては50万円前後で、新車価格が60~80万円程度だったことを思うと、プレミアムな価格になりつつあるといえる。とくにMT車はレアなため、コンディション次第では新車価格を超えてしまっていることもあるようだ。

 それでも、いまなら流通している台数も多く見つけやすい。2シーターというのはオーナーを選ぶが、セカンドカーとして置いておくにもスペースは最小限で済む。小さいことで個性を発揮できる稀有な存在で、通っぽく目立てること請け合いの一台だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【ヨーロッパ以外で初】本日から開催! アルピーヌA110RGTが「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」参戦
【ヨーロッパ以外で初】本日から開催! アルピーヌA110RGTが「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」参戦
AUTOCAR JAPAN
クルマ火災の救世主! イタリア発の次世代消火具「ファイヤーショーカスティック」は愛車を守る最強の味方だ。
クルマ火災の救世主! イタリア発の次世代消火具「ファイヤーショーカスティック」は愛車を守る最強の味方だ。
くるくら
今年は飛びませんように……ラスベガスGP、マンホール/水道管の蓋を舗装&補強。昨年とばっちりのサインツも「安全が何よりの願い」
今年は飛びませんように……ラスベガスGP、マンホール/水道管の蓋を舗装&補強。昨年とばっちりのサインツも「安全が何よりの願い」
motorsport.com 日本版
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
レスポンス
ルノー新型「5 Eテック」は約450万円から 英国仕様が発表、春に納車開始へ レトロな最新EV
ルノー新型「5 Eテック」は約450万円から 英国仕様が発表、春に納車開始へ レトロな最新EV
AUTOCAR JAPAN
レクサス新型「“和製”スーパーカー」に反響多数! V8×超美麗ボディに「いつ登場する!?」「憧れる」の声も! 噂の「LF“R”!?」に期待高まる
レクサス新型「“和製”スーパーカー」に反響多数! V8×超美麗ボディに「いつ登場する!?」「憧れる」の声も! 噂の「LF“R”!?」に期待高まる
くるまのニュース
通学向けに特化した専用設計 ヤマハ新型「PAS ULU」登場 バイクメーカーならではの設計が
通学向けに特化した専用設計 ヤマハ新型「PAS ULU」登場 バイクメーカーならではの設計が
バイクのニュース
いまさら聞けない「水素自動車」って何? メリット/デメリット、課題とは 普及は実現可能か
いまさら聞けない「水素自動車」って何? メリット/デメリット、課題とは 普及は実現可能か
AUTOCAR JAPAN
10年の休眠を経てシングルナンバーで路上復帰! 激レアいすゞ「ベレットGT」のファストバックに34年…2年がかりでリフレッシュ!!
10年の休眠を経てシングルナンバーで路上復帰! 激レアいすゞ「ベレットGT」のファストバックに34年…2年がかりでリフレッシュ!!
Auto Messe Web
ペダル踏み間違い時加速抑制装置、国連基準化 2025年6月義務化へ 日本発の技術が世界標準に
ペダル踏み間違い時加速抑制装置、国連基準化 2025年6月義務化へ 日本発の技術が世界標準に
日刊自動車新聞
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
レスポンス
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
くるまのニュース
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
日刊自動車新聞
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス

みんなのコメント

13件
  • シルバーのネイキッドに乗っていました。ハンドリングがどうとか解りませんが、室内は広くいい車でした。運転してた時や、駐車場に止めていた時に、他人の視線を感じたことはなかったですが。
  • 目立ちたかったらヒョンデ一択(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

98.8132.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.589.9万円

中古車を検索
ネイキッドの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

98.8132.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.589.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村