筆者のウッカリ事例を他山の石に、安全で楽しいサーキット走行を
プライベーターであるチューニング好きにはひとつやふたつ、やらかしてしまったことはあるかも? 筆者が過去にやらかした「ヒヤリハット」事件を恥ずかしながらご紹介。ぜひご覧の皆さまには参考にしていただき、こんな事件が起きないことを願うばかりであります。
サーキット帰りに異音や振動! ドライバーを秒でブルーにさせる症状の正体とは
※写真はすべてイメージです。
その1:ホイールナット締め忘れ事件
あれは「AE86」でのこと。家を出てバイパスを走行中、あちこちからガタガタと音が。だんだん露骨に音も振動も大きくなっていくことに不安を覚えて路肩に止まってみる。とくに変な様子はないが、ホイールナットを指で回してみると、なんとクルクル回るのである……。
そういえば前日にタイヤを外して何かしたような気がするが、でもトルクレンチで締めた気もする。でも、事実として今ここでナットは緩んでいるのである。締めるほかにないのである。いやでも、絶対締めた記憶があるから、塀で囲まれたわが家の庭の駐車場に、深夜に誰か入ってきてホイールナットを4輪とも緩めたのかもしれない……と思ったが、わざわざそんなことするほど恨まれてる記憶もない。というか、そんなことより、とにかくどうにか締めないと動けない。
そんなときに限って、十字レンチがない。というか、そもそもいつも十字レンチを積んでいるわけではなかった。車載工具のレンチのサイズとスポーツホイールナットのサイズは変わってしまっていて使えず。
たまたま車内から出てきた工具でとりあえず締めて、速やかにゆっくりと家に帰ったのでした。それからつねに車内には十字レンチを積んでいくように心がけております。
その2:180SXでベルト切れ事件
「180SX」のタービン交換により360psが完成して、意気揚々と走行会に参加。コースインからタイヤを2周ほど温め、いざタイムアタック! 最終コーナーを飛び出し、1コーナー、2ヘアピンとクリア。2ヘアピンもうまくいき、最終コーナーに飛び込んだ。
その瞬間「ステアリングロックが掛かった?」と思うほど、強烈なステアリングの重さになった。このままでは飛び出してしまうと気合いでハンドルを切り、なんとかホームストレートに戻ってきたと思っていたら、ボンネットから湯気が見えるのである! 後付けの水温計を見ると130℃だか140℃だか、こちらの意識が遠のくような温度を指しているのだった。
ボンネットを開けてみると、そこには真っ黒いサキイカのようなものが大量に詰まっている。何が起きたかと言うと、タイミングチェーンだからと何もしていなかったせいで、無交換だったウォーターポンプの軸がまず折れた。そこから外れたベルトが絡まってサキイカ状態になってエンジンルームに散乱。パワステポンプが作動しなくなってハンドルが急激に重くなり、ウォーターポンプ停止でエンジンは瞬時にオーバーヒートしたのだった。
もちろんレスキューを呼んで帰ることになり、後日、ウォーターポンプとベルト交換でエンジンは復活した。とくに冷却水が減るようなこともなかったが、あわやエンジンブローの重大な事態だった。タイミングチェーンのクルマでもウォーターポンプとファンベルトは交換しましょう。
その3:シートレールがロックしていなかった事件
筑波サーキット・コース1000での走行会に参加したときのこと。当時の愛車「180SX」は絶好調。4点式ベルトを締めてコースイン。ピットロードから加速しながら合流するところでフル加速! その瞬間にシートが最後端までスライド! フルスライドしてしまうと、足の短い自分にはブレーキペダルがギリギリ届く距離に。なんとか1コーナー手前で減速して、事なきを得た。
原因は4点式ベルトを締めて、いつもより少し前にシートポジションを変更したとき、しっかりとロックが噛んで居なかったことが原因。シートスライドしたあとは、わざとシートをゆすって「ガチャン」とシートレールがロックしたことを確認することが必要だったのだ。
その4:どこかに行ったシガープラグがブレーキに挟まった事件
これまた「AE86」で走行会に参加したときのこと。そういえば、最近シガーソケットのプラグ(タバコに火を付ける方)が行方不明だけど、どっかで落としたのかなぁ~と思っていた。
コースに入って数周。1コーナーでブレーキを踏むと、ブレーキペダルが少し利いたところから奥に入っていかない! 危な~い! と、なんとかコースアウトギリギリで1コーナーをクリア。そのままトロトロとピットに帰ってみると、行方不明になっていたシガーソケットのプラグがしっかりとブレーキペダルの奥に挟まっているのでした。
皆さま、いまどきはシガーソケットのプラグは付いてないかもしれません。もし付いているおクルマでサーキットを走るときは、思わぬGで抜けて、ペダルに挟まってえらいことになることがあるので、走行前は外しておきましょう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
中古車バブル崩壊……その時あなたは何を買う!? 絶版国産[スポーツカー]ほしいランキング
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
クルマのヘッドライト「何時に点灯」させればいい? 「オートライト義務化」されるも過信はNG! 「秋冬の早め点灯」大事な理由とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
いつ事故を起こすかわからない。
怖いよな