IMSA開幕戦デイトナ24時間レースはLMDh車両のデビュー戦となり、4メーカーが投入した新型車両が総合優勝を争った。優勝したのはメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の60号車アキュラARX-06だったが、60号車もトラブルに見舞われた薄氷の勝利だったようだ。
ポールシッターの60号車はレースを通じて上位をキープするシーンが多かったが、レースの比較的早い段階でトラブルに見舞われた。オイルシステムに燃料が浸透してしまったのだ。
■”新時代”最初の一歩! アキュラの60号車がデイトナ24時間を制す。キャデラックと激戦
このトラブルは、同じくアキュラARX-06を使うウェイン・テイラー・レーシングの10号車にも発生しており、非常に苦しい状況となった。
チームの創設者で共同オーナーのマイケル・シャンクは、レース開始から6時間が経過した200周目の頃から、ギヤボックスのオーバーヒートに悩まされることになったと明かした。
「我々のクルマは、一晩中ギヤボックスに問題を抱えていたんだ」
シャンクはそう優勝記者会見で語った。
「一晩中トラブルが起きていて、それを直すことができなかった。だから我々はブローするまで走らせることを決めたんだ。でもブローはしなかったし、スーパーラッキーだった」
「本当に深刻だったんだ。私の隣に座りモニターをしている者が、90℃と表示された(温度計測)テープを渡してきた。だからそれを見るのはもう止めたんだ。90℃だということは分かったからね」
「『行けるなら行こう』と考えた。ギヤボックスとフルードのレベルをメンテナンスし続けた。文字通り、レース中ずっと直そうとしていたんだ」
しかしドライバーたちは、ステアリングを握っていてもトラブルを感じなかったという。
エリオ・カストロネベスは、「ピットでタイムロスしていると聞かされ、ギヤボックスに何か問題があると言われるまで知らなかったんだ」と明かした。
「でも、その答えを知りたくなかったから聞かなかったし、ドライビング中もそれは頭になかった」
「チームの仕事は完璧だった。クルマの中では何も感じなかったよ」
トム・ブロンクビストは「幸い、コース上で走行しているときに影響が出るようなものではなかったので良かった」と話した。
「終盤にはバッテリーに小さな問題があった。ピットでエンジンを止めることができず、かけ続けなければならなかったから、それがいつも小さなストレスになっていたんだ」
ブロンクビストは、マシンの仕上がりが良かったことからレースを通じて自信を感じていたと話した。
「今日、そして今週ずっとマシンのおかげで僕の人生はずっと簡単になったよ。このマシンで初めて走った時、『ワオ、これは何かあるぞ』と思った。そして運転するたびに『僕たちは速い』と感じたんだ」
「僕たちは常に速かったから、みんなが駆け引きをしているんだと思っていたけれど、僕たちのクルマがいかに優れているかを証明してくれたと思う。このプロジェクトに参加したすべての人たちに、心から祝福を送りたい」
「正直なところ、キャデラック勢に対して優位に立っている自信はあった。リスタートもうまくいったから、後ろにいる彼に対して状況をうまくコントロールできる自信があったんだ」
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みんなのコメント
もちろんWEC全戦に参戦するようになるけど、これがホンダ本社にはキツいのかな?