現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 300馬力超えは反則だろ! 初期型オーナーが新型と徹底比較!! 新型GRヤリスの8速ATはもはや”神のシフト”ってマジ!? 

ここから本文です

300馬力超えは反則だろ! 初期型オーナーが新型と徹底比較!! 新型GRヤリスの8速ATはもはや”神のシフト”ってマジ!? 

掲載 57
300馬力超えは反則だろ! 初期型オーナーが新型と徹底比較!! 新型GRヤリスの8速ATはもはや”神のシフト”ってマジ!? 

 東京オートサロンで公開され、発売間近となっている進化版GRヤリスはエクステリアを一見したところでは一般なマイナーチェンジレベルの変更だが、インテリアをはじめとした機能面の改良はマイナーチェンジとは言えないほど多岐に渡る。ここでは初期型GRヤリスオーナーの筆者が嫉妬するほどに感じる進化版GRヤリスに盛り込まれた変更や装備をピックアップしてみた。

文:永田恵一╱写真:ベストカー編集部、トヨタ

300馬力超えは反則だろ! 初期型オーナーが新型と徹底比較!! 新型GRヤリスの8速ATはもはや”神のシフト”ってマジ!? 

■もう人間超えちゃいました!? 8速ATはプロを超えてるスピード感

手に取りやすい位置にある

 まず、大前提としてGRヤリスはマイナーチェンジ前のモデルとして軽いスポーツ走行をする程度の筆者は大満足しており、多くのユーザーにとって素晴らしいクルマと断言できる。しかし、進化版GRヤリスを見てしまうとうらやましいのは事実で、一番うらやましいのが進化版GRヤリスの目玉となるGR-DATと呼ばれる8速ATだ。

 スーパー耐久や全日本ラリーといったモータースポーツを通じて開発されたGR-DATは、まずMTが6速なのに対し、8速のクロスレシオということにより走行シーンに応じた適切なギアを選ぶことが可能となっている。さらにATのハード面ではDCT並みの変速スピードを実現しているのに加え、ソフトウェアも、サーキットのようなスポーツ走行にもDレンジのまま対応できるものになっているという。

 つまり、MTが速さで、シフトミスもないGR-DATに勝つというのはプロドライバーでも絶望的ということである。そのため進化版GRヤリスを買うなら、趣味性の高いスポーツモデルに対し矛盾するようだが、「クラッチによるワザを使いたい」、「どうしてもMTが欲しい」というこだわりがない限りGR-DATを選ぶべきだろう。

 またGRヤリスを主に4WDということもあり全天候型のGTカーとして使っている筆者個人も、もう1台MTの現行BRZがあるのと、40代中盤になりさすがにMT2台は「ちょっと」と思いつつあることもあり、楽で速いGR-DATのGRヤリスには強い魅力を感じている。

■着座位置とダッシュボードも下がってメーターも液晶化って本当にマイチェンなの!? 

90sのスポーツモデルのようなスパルタンな雰囲気を感じるデザイン

 2番目にうらやましいのが着座位置が25mm下げられたことだ。というのもマイナーチェンジ前のGRヤリスはスポーツモデルとしてはなぜか着座位置が高すぎ、筆者はスポーツモデルらしい雰囲気を損なっていることが最大の不満だった。

 それが着座位置だけでなくダッシュボードの高さも下げられ(しかもマイナーチェンジでだ!)、スポーツモデルらしい高揚感も高まっている点には嫉妬してしまう。

 3番目にうらやましいのがメーターだ。マイナーチェンジのGRヤリスのメーターはヤリスの廉価グレードのアナログメーターを基本しており、それはそれでスパルタンな雰囲気で悪くなかった。

 しかし、問題はブーストや油温といった各種の情報表示が非常に小さく、走行中チラッと見る際にほとんど見えなかった(笑)。

 それが進化版GRヤリスではGRカローラ同様の液晶メーターとなり、視認性が劇的に向上しただけでなく、表示される情報が増えた上に温度は数字で表示されるようになり、追加メーターを加える必要がなくなったのは本当にうらやましい。

■フロントバンパーの分割形状化にオーバー300PSってもう走るしかない!!

この車は飾って嬉しいコレクションじゃないハズ!! その性能を使い切ってみたい

 4番目は一体型から分割形状となったフロントバンパーだ。これは損傷が当たり前のラリーの現場からのフィードバックで、修復の際の作業性の向上と費用が抑えられた。筆者はクローズドされた雪道でスポーツ走行をした際にバンパーを壊し、結構なお金が掛かっただけに「最初からやってほしかった」と感じている。

 最後はGRカローラのモリゾウエディション同様に272馬力&37.7kgmから304馬力&40.8kgと10%以上強力になったエンジンだ。GRヤリスはマイナーチェンジ前でも十二分な動力性能だったが、特に中間トルクが太くなっていることはスポーツ走行の際もシフトダウンの必要性が減るなど、より楽に速く走れるに違いない。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE

みんなのコメント

57件
  • big********
    テンロク300馬力越え。
    ジェミニの180馬力に驚いていたオジサンには、もう想像つかない。
  • yen********
    独身だったら考えたかもしれないけど、結婚したら無理だ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349.0533.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

225.01280.0万円

中古車を検索
GRヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349.0533.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

225.01280.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村