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トヨタ、ヤリス(ヴィッツ)の新型を4月にNYで世界初披露 北米向けはデミオベース

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トヨタ、ヤリス(ヴィッツ)の新型を4月にNYで世界初披露 北米向けはデミオベース

米国トヨタは4月1日、新型「ヤリスハッチバック」をニューヨークモーターショー(4月17日~29日開催)で世界初披露すると発表した。

「ヤリス」は、トヨタがグローバルに展開するサブコンパクトハッチバック。日本では「ヴィッツ」の名で販売されている。米国では昨年、派生モデルの「ヤリスセダン」が「マツダ2(日本名:デミオ)セダン」ベースの新型にリプレイスされたが、今回ハッチバックについても新型の登場がアナウンスされた。

その成り立ちは、ヤリスセダンと同じくマツダ2をベースとするもので、米国市場の嗜好に合わせてヘキサゴングリルなどスポーティなルックスが与えられていることも同様だ。これにより、マツダ2と変わらぬ全体の造形にもかかわらず、迫力はグッと増している。

また、マルチメディア関連では「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応する7インチタッチスクリーンディスプレイが奢られ、セーフティデバイスも前方道路をスキャニングするプレ・コリジョン・セーフティシステムが標準となるなど、各種装備はアップデートされている。日本でもおなじみの従来型は2010年デビューだったから、ここは長足の進化を遂げたといえるだろう。

グレードは装備の違いで「LE」と「XLE」が用意されるが、パワーユニットはどちらも106馬力を発揮する1.5リッター直4で、スポーツモード付6速ATが組み合わせられる。遮音ウインドシールドや吸音材の追加によりノイズ対策も入念に施され、高い静粛性が期待できそうだ。

国内のヴィッツもそろそろ新型の登場が噂されるが、こちらは米国と違い完全新規開発となる模様。これを機に海外と同じヤリスへ改名されるとの見方もあるが、ヤリスハッチバックの例からも、現行形よりスポーティネスを押し出したモデルとなることは確実だろう。

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