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ジムニー乗り必見! アルパインが提案するハイレベルなオーディオシステム登場

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ジムニー乗り必見! アルパインが提案するハイレベルなオーディオシステム登場

登場以来安定して高い人気を誇るスズキ『ジムニー/ジムニーシエラ』に向けて、アルパインが車種専用設計のアイテム群を発表した。カーナビ、スピーカー、デジタルミラーを専用プロダクトとしたので注目した。

レジャービークルの人気車種としてすっかり定着しているジムニー/ジムニーシエラ。特に現行モデルのJB64/JB74となってからはオフロードマニア以外にも、ライトユーザー&女性ユーザーを含めて幅広い需要が広がるモデルだ。そんなジムニーに対してアルパインがカーナビなどの専用プロダクトを発表した。“専用”たる所以はジムニーユーザーに対して詳細なリサーチを行った上で、ジムニー乗りが欲しいと思っている装備を開発した点にある。

アルパインが専用ラギッドデザイン採用10型大画面カーナビ「ビッグX」・音が降り注ぐ「メティオサウンド」・ドラレコ搭載デジタルミラーなど『ジムニー/ジムニーシエラ』専用新製品を発表

まずはジムニー専用デザインのBIG Xだ。10型の大画面を搭載しているモデルだが、特徴はそれだけではない。ジムニーはフロントウインドウが比較的小型であり、大きな画面がダッシュ上に飛び出していると視界を遮ってしまう。そんな懸念を持つジムニーユーザーが多かったことを受けて、アルパインでは10型大画面を備えながら、視界は純正並みをクリアすることを目標に設計を開始。

その結果カーナビ取り付け部の下部にある純正パネル部分を使って専用キーを下方向に設置することに成功。10型大画面を備えながらも画面はダッシュ上に大きく飛び出すことがなく純正ナビに匹敵する視界の広さを確保した。大画面カーナビを早くからラインアップするアルパインだが、車種の特性を考えた新しいタイプの専用設計が施されたモデルとなったのも新しい試みだろう。

さらにデザイン面でもジムニーをイメージさせる専用設計が施される。テーマとなったのはラギッドデザイン、ゴツゴツ感のある無骨なデザインはオフやアウトドアを走りのステージとするジムニーにはピッタリ。

代表的なポイントはディスプレイ部の四隅に施されたボルトの埋め込み処理だ。しかもありがちな化粧ボルトを配置したのではなく、本物のヘキサゴンボルト(M5サイズ)を用いたスクリューデザインとしているのも見どころとなった。またキーなどのイルミには赤方向に振ったアンバー色を採用。これはジムニーの純正内装イルミに限りなく近づけたカラーリングであり、取り付けた際のインテリアの統一感も高い。

次に注目なのはジムニー専用の10型デジタルミラーだ。カーナビのところでジムニーのフロントウインドウの狭さを紹介したが、デジタルミラーも大型化するとフロントウインドウの視界を制限してしまう。そこでジムニー専用のアームを設計。こちらはデジタルミラーを従来モデルから上方に25mm、奥に25mm移動させて取り付けることができる構造だ。デジタルミラーがよりガラス面に近づくことになり視界の確保も十分。さらに奥に移動することで視線の移動も少なくなるのも使い勝手の上では魅力となった。

ジムニー専用設計のもうひとつの目玉となったのがメティオサウンドと呼ばれるサウンドシステムだ。ジムニーの純正はドアにフルレンジスピーカーが取り付けられているだけ。そこで不足する高域や低域をカバーするために設計されたのがこのシステムだ。

天井部分に5cmスピーカーを埋め込み設置、ここから中高域の音をダイレクトにリスナーに届けることができる。さらにドアの純正スピーカーは10cmのコアキシャルスピーカーだが、同じ位置に専用バッフルを使って16.5cmのウーハーユニットを取り付ける。これで一気に低音~高音までのワイドレンジな再生が可能になり、迫力いっぱいのサウンドが楽しめるようになるのだ。

その他にもセンタークラスター下部の空きスペースにジムニー専用HDMI/USBビルトインを用意。こちらもアンバー色のイルミを搭載するなど、徹底した専用設計が施されるのも注目だ。

このようにカーナビ、スピーカー、デジタルミラーなど、ジムニーユーザーのニーズを的確にくみ取った商品群を発表したアルパイン。ジムニー/ジムニーシエラをより快適に&デザイン性豊かにグレードアップするには見逃せないパーツ群となった。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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