新型BMW M4がKithとコラボした限定を設定。スペシャルなBMWマークにも注目

独BMWは10月23日、新型「M4コンペティションクーペ」にライフスタイルブランド「Kith（キス）」とコラボした限定車「M4コンペティション×KITH」を設定し、同日から本国で予約受付を開始した。

9月に発表されたばかりのハイパフォーマンスモデル、M4コンペティションクーペに、早くも限定車登場のニュースだ。150台のみが生産されるM4コンペティション×KITHは、NY発のライフスタイルブランドKithによる特別な内外装が特徴。M GmbHは今春、モダンアーティスト「FUTURA 2000」と組んで「M2 BY FUTURA 2000」をリリースしており、ここにきてアートやファッションとの融合を積極的に進めている。

M4コンペティション×KITHに設定されるボディカラーは「フローズンブラック」、「フローズンダークシルバー」、「フローズンブリリアントホワイト」のマット塗装3色。この黒、銀、白は名車E30型「Ｍ3」の人気カラーで、ヒストリックな色味をマット仕上げでコンテンポラリーに仕立てている。なお、デザインスタディはE30 M3のシナバーレッドに仕上げられたが、残念ながら当限定車にシナバーレッドは設定はされないようだ。

何より驚かされるのは、メーカーのアイコンでもあるBMWマークがKithとのコラボ仕様に変更されていることで、周囲をブルーとレッドでトリミングされたバッジは、相互のリスペクトを端的に表している。

もう一つのハイライトは、オプションで用意されるカーボンファイバー製ルーフのデザイン。M GmbHのイメージカラーを添えたビッグなKithブランドロゴは、直接カーボンファイバーに織り込まれ、エクスクルーシブな印象を強めている。また、インテリアの、「Kith」レタリング入りＭカーボンバケットシートもオーナーの所有欲をくすぐるアイテムだ。

Kith創設者のロニー・ファイグは、祖父がE21型「320i」およびE30型「M3」を所有していた経験から自身も熱烈なBMWファンになったといい、今回のコラボにもブランドへのオマージュがいたる所に見て取れる。M4コンペティション×KITHのデリバリーは来年夏とのことだ。

Comments

リアはかっこいいのに顔が致命的にブサイク。

ブラックアウトによるメガ豚鼻隠しに目が行きがちだが、
あまりにガキっぽくてダサい内装にも要注目である。